tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

PVアクセスランキング にほんブログ村

Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  42.





【『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  40.』 と 『Close to you~お前の傍
 に~…<つかつく>  41.』のエピローグ 
 <滋 と つくし姉妹 と F3との打ち合わせの場での出来事>】


滋 と つくし姉妹 と F3との打ち合わせは、実は、つくしの企画では在るのだが、終始、滋自身が主導権を握るかの如く、話しを推し進めて居たのだった。


勿論、F3は、つくしの企画について、事前に、滋から聞いて居たのだ。


だからだったのだ。
滋からの打ち合わせの話しは、終始、重複して居たのだ。


だが、此の時のF3にとっても、其の件に関して、気が付いて居るにも関わらず、滋に突っ込む事が出来なかったのだ。


何故なら…。
事前に、滋 と F3が会って居た事は、つくしには、内密の話し…だったからなのだ。


だからこそ…。
此の時のF3は、終始、大人しく、滋からのそんな打ち合わせの話しを聞くしか無かったのだった。


勿論、此の時のF3は、初めて、滋から話しを聞いた日の様に、滋からのそんな打ち合わせの話しに相槌を打ったり、更には、感動したり、驚愕したり、また、つくしの企画について、つくしを褒めたりし乍ら、態とらしく、滋から話しを聞いて居たのだ。


所謂、此の時のF3は、演技をして魅せて居たのだ。


だが、類だけは、其れこそ、重複して居るそんな話しを聞く事自体、面倒臭く成り、終い(しまい)には、眠たく成って来た事も有り、欠伸をし乍ら、ソファに寝転び始めたのだ。



だからだったのだろう。
此の時のF3のそんな演技に関して、全く、気が付いて居ないつくし…だったのだが、此の時のそんな類の行動には、つくし自身、驚愕するやら、呆れるやら…。
実は、此の時のつくしは、そんな類の行動に、溜息もの…だったのだ。


だからだったのだ。
実は、此の時のつくしは、心の声という溜息を、思わず、「はぁ~。」と、声に出して迄、発してしまう程…だったのだ。



だが、此の時の類は、そんなつくしの態度にも、飄々として居たのだ。


何故なら…。
此の時の類には、分かって居たのだ。
つくしが溜息を出してしまうだろう事を…。
其れに、英徳高校時代のつくしは、何時(いつ)も、そんな感じ…だったのだから…。



だが、人が話しをして居るにも関わらず、「眠たい‼」からと言って、ソファに寝転がって寝て居るそんな類を、初めて(現在のつくしにとっては、『初めて』と、成る。)見た此の時のつくしにとっては、呆れて、溜息を吐いて居たのだった。


ところが、此の時のつくしは、此の場(打ち合わせの場)の周りを見て居て、もっと、驚愕するのだった。


何故なら…。
此の時のそんな類の行動を観て居る筈なのに、観て居ない振りをして居るかの様に、此の場に居る総二郎 と あきら  と (自身の姉と成った)滋は、一切、驚愕する事も無く、呆れる事も無く、飄々と、話しを進めて居たのだ。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、此の場(打ち合わせの場)の周りを見て居て、もっと、驚愕して居たという訳…だったのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時のつくしは、何故か、悟って居たのだった。


“もしかしたら、此の人(類)は、何時(いつ)も、そう言う感じなのかも知れない。
 だからこそ、誰も、驚愕して居ないし、呆れて見て居る様子も無いのかも…。”と…。



だからだったのだ。
此の時のつくしは、何気に、他の二人(総二郎とあきら)の様子も見て居たのだ。


“もしかしたら、他の此の二人(総二郎とあきら)にも、そう言う所が有るんじゃ無いのか
 なぁ~?
 だとしたら、他の此の二人(総二郎とあきら)の様子も見て行った方が良いのかも知れな
 い。”と…。


だからだったのだろう。
其の後のつくしは、大河原邸にて行われる打ち合わせの時に、何時(いつ)も、そんなF3の様子を見続けて居たのだった。



実は、そんなつくしの様子に気が付いて居た者が居たのだ。


そうなのだった。
其れは、類…だったのだ。


だが、此の時の類は、其の事に関しても、敢えて、誰にも言わなかったのだ。


何故なら…。
現在のつくしが、如何出て来るのか?
此の時の類には、全く、分からなかったからなのだ。


だが、其の後の類は、現在のつくしのそんな様子を見続ける事にして居たのだった。



【『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  41.』のエピローグ 
 <つくしの疑問>】


つくしは、疑問に思って居たのだ。


何故なら…。
自身の姉と成った 滋から紹介されたF4のメンバーは、F4のリーダーで在る 司を除いた類 と 総二郎 と  あきらの3人(F3)だけ…だったのだ。


要は、此の時のつくしが自身の姉と成った 滋から紹介されたF4のメンバーは、「後の一人は、今は、NYに居るから、今日は、3人を紹介するわね。」と、いう理由で、F3だけだったという訳…なのだ。



だが、実は、其の事自体、此の時のつくしには、不思議で仕方無かったのだ。


何故なら…。
此の時のつくしが疑問に思って居た事を、自身の頭の中で考えて居たから…だったのだ。


“同じF4のメンバーだと言うのなら、名前だけでも教えてくれても良いのに…。
 何故、お姉様にしても、後の一人と同じF4のメンバーだという他の3人にしても、同じF4
 のメンバーの後の一人の名前を教えてくれないんだろうか⁉”と…。


だからだったのかも知れない。
F3との打ち合わせが済んで、其の後のF3が大河原邸を後にした直後のつくしは、自身の姉と成った 滋に訊き始めるのだった。


「お姉様に訊きたいんだけど…。
 私にも、F4のメンバーの後の一人が、現在、NYに居る事は、分かったわ。
 でも…ね。
 私は、悟ったのよ。
 今日、お会いした他の3人が、此れだけ、有名な企業の後継者 や 次期家元だと言うの
 なら、後の一人も、有名な企業の後継者じゃ無いの?
 だったら、例え、其のF4のメンバーの後の一人が、今日は居なくても…。
 後の一人が、何方の企業の後継者の方なのか?
 其れ位は、教えてくれても良かったんじゃ無いの?」と…。



だが、何方にしても、此の時点に於いての滋は、自身の妹と成った つくしに司を紹介する気等、毛頭無かったのだ。


所謂、此の時点に於いての滋は、自身の妹と成った つくしに対して、司を紹介する事自体、スルーする気満々…だったのだ。


だからだったのだろう。
不意打ちに、そんな風に、自身の妹と成った つくしから訊かれた此の時の滋は、一瞬、何と返答すれば良いのか?
分からなかった程…だったのだ。


だが、実は、此の時の滋が、思わず、自身の妹と成った つくしに返答したそんな言葉は、後々の滋本人も、そんな風に、言ってしまった事を後悔する様な言葉…だったのだ。


「そいつは、まだ、当分、日本に帰国して帰って来る事は無いと思うから…。
 そいつが日本に帰国して帰って来たら、つくしにも、そいつの事を教えて上げるね。」と…。



だからだったのだ。
此の時のつくしは、自身の姉と成った 滋からのそんな返答の言葉を聞いて、更に、思って居たのだった。


“お姉様は、其のF4のメンバーの後の一人の方(司)の事を、『そいつ』と、言って居た
 し…他の3人の方々とも、かなり、親しそうだったし…。
 本当に、私がお姉様に紹介した方達なのだろうか?
 もしかしたら、本当は、其のF4のメンバーの後の一人の方(司)とお姉様は、相当、親し
 い仲なのかも知れない。
 だから、お姉様は、私に紹介したくないのかも知れない。
 だとしたら、お姉様は、其のF4のメンバーの後の一人の方(司)を、私に紹介する訳無い
 わよね。”と…。


実は、此の時のつくしは、自身の姉と成った 滋からのそんな返答の言葉を聞いて、司 と  (自身の姉と成った)滋の仲を誤解してしまったのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、其れ以上、其の事に関して、自身の姉と成った 滋に訊く事を止めたのだった。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、そんな風に、誤解した事で、自身の姉と成った 滋に返答するのだった。


「うん、分かった。」と…。



だからだったのだろう。
自身の妹と成った つくしが、そんな風に、思って居るとは考えても視なかった其の後の滋は、此の件に関しても、勿論、優紀 と 桜子に報告して置くのだった。


そして、更に、其の後の滋は、此の件に関して、F3にも、報告して置くのだった。

×

非ログインユーザーとして返信する