tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  45.




【『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  19.』 と 『Close to you~お前の傍
 に~…<つかつく>  44.』のエピローグ】


滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長より、つくしが企画を立てた大河原グループのプロジェクトについて、話しを聞いてしまった司は、偶然にも、其の日の滋が自身の執務室に居るという事で、滋に文句を言う為に、滋の執務室に向かうのだった。


そして、滋の執務室に入った此の時の司は、入る成り、普段の声質よりも、更に、1トーン低めの声で、滋を怒鳴り付けて居たのだった。


「大河原(グループ)のプロジェクト(つくしの企画)の件…。
 俺にも、話しを聞かせて貰おうか?」と…。


だからだったのだ。
此の時の滋は、そんな司の声質を聞いた事から、一歩、後ろに後退しそうに成って居たのだが、其れでも、気丈に、司に向かうのだった。


「何の事よ⁉」と…。


其処で、此の時の司は、滋からのそんな物言いを聞いた事で、更に、1トーン低めの声で、滋を怒鳴り付けて居たのだった。


「お前等の父親から聞いたんだわ。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の滋には、司から逃げる事が出来ない事を悟った事で、“もう、司から逃げても仕方ない。”と、覚悟を決めるのだった。


「だ・か・ら…。
 司がNYに渡米する際に、私は、言って置いた筈…よね?
 “4年後、例え、パパが許しても、私は、絶対、司を許さないんだから…。”って…。
 だからこそ、司には言わなかったの。
 此の事は、パパも知って居た筈…何だけど?」と…。



実は、滋は、安心して居たのだ。


“パパは、つくしに関して、私と同じ思いで居てくれて居る筈…だし…。
 パパの事だから…。
 空気を読んで、司に話しし無い様にしてくれるよね。
 きっと、パパは、司をつくしに近付かない様にしてくれるよね。”と、思い乍ら…。


だが、其の自身の父親で在る 大河原社長は、司に話ししてしまって居たのだ。


だからだったのだ。
此の時の滋は、そんな自身の父親で在る 大河原社長に対して、呆れて居たのだ。
実は、其の上で、此の時の滋は、そんな自身の父親で在る 大河原社長に対して、思って居たのだった。


“パパが司に話しするだ何て…。
 呆れて、物も言えないわよ。
 まさかと思うけど…。
 パパは、態と、司に言った訳じゃ無いわよね。”と、疑いを持ち乍ら…。



其処で、滋がそう思って居た時…だったのだ。
此の時の司は、其れでも、滋に言って除けるのだった。


「滋は、俺のつくしに対する想いを知ってるよな?
 なのに…よ。
 何で、俺だけ外して、大河原(グループ)のプロジェクト(つくしの企画)を進めてんだ
 よ⁉
 其れに、お前が許す許さねぇんじゃねぇんだよ。
 俺には、つくしが必要…何だよ。
 其の為に、俺は、NYで頑張って来たんだわ。
 分かったんなら、大河原(グループ)のプロジェクト(つくしの企画)について、俺にも
 話しを聞かせろ‼」と…。


だからだったのだ。
此の時の滋は、そんな風に、自身に言って来た司に対して、更に、反論する様な言葉を言って除けるのだった。


「私から、此のプロジェクトに関して、言う訳無いでしょ!
 其れに、此のプロジェクト会議の場所は、大河原邸なの。
 司が此のプロジェクトに参加するという事は、司も、大河原邸に来るという事でしょ!
 だから、司が此のプロジェクトに参加して貰う事は、私は、反対なの。
 其れに、私は、つくしの姉なの。
 今の私は、つくしの姉として、妹で在る つくしを守る義務が有るの。
 だから、司には、此のプロジェクトに参加して貰いたく無いの。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の司は、そんな風に、自身に言って来た滋に対して、懇願するかの様に、言い始めるのだった。
勿論、司の声質は、怒鳴り気味には変わり無かったのだが…。


「兎に角、俺は、つくしと、其のプロジェクトを熟してぇんだよ。
 だから…よ。
 俺にも、其の大河原(グループ)のプロジェクト(つくしの企画)について、教えてくれ
 ても良いだろ‼」と…。


だが、滋は、滋で、そんな風に、自身に言って来た司に対して、更に、言って除けるのだった。


「司には、絶対に、言わない‼」と…。



だからだったのかも知れない。
此の時の滋は、其の上で、つくしの現状について、話しし始めるのだった。
そして、更に、其の上で、此の時の滋は、司に言って除けるのだった。


「だから…さ。
 もし、つくしが司と会った事で、過去の記憶の全てを思い出せば、其の後のつくしが如何
 言う行動に出るか位…。
 此れ迄、つくしの『今』を見て来なかった司でも、分かるでしょ!
 だからこそ、私は、“司には、絶対に、言わない‼”って、言ったの。
 其れに、F3達に訊いても、無駄だから…ね。
 “絶対に、此の事は、他言無用でお願いするわよ。
  勿論、司にも…ね。”って、伝えて有るから…。
 だから、F3達も、司には、教えないと、思うわよ。」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、そう言って来た滋に、怒り狂うのだった。


「滋…お前なぁ~。
 俺がどんなにお前に頼んでも、俺がどんな事をしても、お前は、俺に教えねぇつもりか?
 其れで、此の俺が、“分かった。”と、言って、引き下がるとでも思うのか?
 返って、引き下がる訳ねぇだろ?
 俺が、つくしの過去の全ての記憶を取り戻させる前提で、お前は、俺に物を言って来る
 が…俺にとっても、つくしが過去の全ての記憶を取り戻すと言う事は、致命傷…何だわ。
 そんな事が分かってて、此の俺が、つくしの過去の全ての記憶を取り戻させると、思って
 んのか?
 其れは、返って、逆だろ?
 今の大河原家にとっても、此の件が致命傷だと言うのなら、此の俺にとっても、此の件は
 致命傷だっつーの‼
 滋さん…よ。
 良~く、覚えて置くんだな‼」と…。
「………」


だからだったのだろう。
此の時の滋は、其処迄、司から言われた事で、其れ以上の言葉が出て来なかったのだ。



だからだったのかも知れない。
此の時の司は、黙ったままの滋に、尚も、言って除けるのだった。


「という訳だから…よ。
 滋から教えて貰えねぇのなら、直接、あいつ等に訊くわ。」と、捨て台詞を吐くかの様に…。


だからだったのだろう。
此の時の滋は、“仕方無いわね。”と、思い乍らも、つくしの企画について、司に話ししたのだった。


だからだったのかも知れない。
此の時の司は、滋から詳細を聞いた事で、其の後、滋の執務室を出たのだった。



そして、其の後の司は、リムジンに乗り込んだ後…。
あきらに連絡を入れるのだった。


「類 と 総二郎に伝えて置いてくれ‼
 “大河原(グループ)のプロジェクト(つくしの企画)について、お前等に話しが有
  る。”と…。」と…。


だからだったのだろう。
此の時のあきらは、仕方なく、了承するのだった。


そして、あきらからの連絡を受けた類 と 総二郎は、司からの指示に寄り、東京メープルのF4ラウンジに集まったという訳…だったのだ。



そして、其の後の滋は、あきらからの連絡に寄り、司が、つくしの企画についての進行具合も含めて、全てを知った事を知るのだった。




PS.


実は、其の後の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、思って居たのだった。


“司君に話しした事は、返って、良かったんじゃないだろうか?”と…。


勿論、自身の娘で在る 滋からは、かなり、文句を言われたのだが…。



そして、あの後(司との話しの後)の滋は、勿論、そんな自身の父親で在る 大河原社長に対して、文句を言って居たのだ。


「何で、パパは、司に言っちゃうかな?
 パパも、つくしに対しては、私と同じ思いだと思って居たのに…。
 司には、黙って置くべきだったでしょ!」と…。


云わば…。
此の時の滋は、自身の父親で在る 大河原社長に言って置かなかった事を後悔して居たのだ。



勿論、もし、其の時の滋が、自身の父親で在る 大河原社長に伝えて置くべき話しが有ったとする成らば、其れは、こう言うべき…だったのだろう。


「司には、内密でお願いするわね。
 例え、司が日本に帰国して帰って来たとしても、まだ、司には言わないで…ね。」と…。


勿論、今と成っては、滋自身、後悔しても遅いのだが…。

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