tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  48.




実は、此の時の司は、まだ、現在のつくしから認識して貰えて居なかった事も有り…。
また、此の時のつくしは、まだ、大河原家の娘として、世間に公表されて居なかった事も有ったので…。
司にしても、つくしにしても、大河原グループとしてのプロジェクト発表記者会見の場に臨む事は、滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長からの許しが得られて居なかったのだ。


だからだったのだ。
此の時の司は、仕方無く、F3&滋に、大河原グループとしてのプロジェクト発表記者会見の後の事を託して居たのだ。


云わば…。
大河原グループとしてのプロジェクト発表記者会見の場に臨む事が出来無かった此の時の司は、仕方無く、プロジェクトに関しての詳細等の発表について、F3&滋に託して居たという訳…だったのだ。
勿論、此の時の司にとっては、無念だったのだが…。


という訳で、つくしが企画したという此の大河原グループのプロジェクトは、漸く、本格的に、世間の目にお披露目出来て居たのだった。



だが、つくしが企画したという此の大河原グループのプロジェクトに関して、漸く、世間の目にお披露目出来たにも関わらず、此の時の司にとっては、すっきりという感じでは無かったのだ。


云わば…。
つくしが企画したという此の大河原グループのプロジェクトが、漸く、始動する事に成ったにも関わらず、司自身、晴れ晴れとした気持ちには成れて居なかったのだ。



だからだったのかも知れない。
此の時の司は、滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長に直談判する事にしたのだった。


何故なら…。
此の時の司は、考えて居たから…だったのだ。


“此のままだと、俺は、何時(いつ)迄経っても、つくしとの今後は、ねぇに等しいよ
 な。”と…。


なので、此の時の司は、滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長と会って、直談判する事にしたという訳…だったのだ。


「大河原社長にお願いが御座います。
 如何言う形でも良いので、つくしさんと再会出来る様に、取り計らって貰えないでしょう
 か?」と…。



だが、実は、此の時の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、悩んで居たのだ。


何故なら…。
未だに、自身の娘と成った『つくし』についても、世間の目にお披露目出来て居ない状況…だったのだ。


其れなのに、先に、司をつくしに会わせるという事は、其れ成りに、リスクが高いと云えたのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、実は、悩んで居たという訳…だったのだ。



其れに、滋と約束して居た訳では無いにしても、自身の娘で在る 滋に確認せずに、一度、コトを動かしてしまった事が有ったのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、思って居たのだった。


“一度成らず二度迄も、同じ様な事を繰り返せば、滋からの反発は、かなりのモノだろ
 う。”と…。


という訳で、此の時の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、そんな風に、自身に懇願して来た司に言って除けるのだった。


「司君の気持ちは、私も、理解出来る。
 だが、つくしも、未だ、大河原家の娘だと、世間の目にお披露目出来て居ない状況…何だ
 よ。
 だからこそ、此の件に関しては、司君も焦らず、もう少し、待って貰えるかい?」と…。



だが、此の時の司にとっては、此のままだと、不利な状況だと云えたのだ。
其れが証拠に、司自身、大河原グループとしてのプロジェクト発表記者会見の場に臨む事が出来無かったのだから…。


という寄りも、司自身、例え、途中からでは有ったとしても、実際に、つくしが企画したという此の大河原グループのプロジェクトの参画者として、F3と共に、参加して居たにも関わらず、大河原グループとしてのプロジェクト発表記者会見の場に臨む事が出来無かったのだ。


と言う事は、世間の目からしても、此の司の状況自体、不利な立場に成る事は、免れないと云えたのだ。



だからだったのだ。
滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長から、例え、「焦るな‼」と、司自身、言われたとしても、此の時の司は、焦ってしまって居たのだ。


云わば…。
此の時の司が焦ってしまって居たとしても、其れは、致し方無いと云えたのだ。


何故なら…。
例え、途中からでは有ったとしても、司が、此のつくしが企画したという大河原グループのプロジェクトに参加してからというモノ…プロジェクトの進歩状況に違いが出る程…だったのだ。


云わば…。
司が、此のつくしが企画したという大河原グループのプロジェクトに参加してからの進歩状況は、早まって居たのだ。


流石は、『司』と云った処…だったのだ。


所謂、此の時の司は、カリスマ性だけでは無く、プロジェクトの進行役(ファシリテーター)としても、申し分ない活躍…だったのだ。


なのに…だ。
此の時の司自身、大河原グループとしてのプロジェクト発表記者会見の場に臨む事が出来無かったのだ。



だからだったのだろう。
実は、此の時の問題は、司が大河原グループとしてのプロジェクト発表記者会見の場に臨む事が出来無かったというだけに留まらなかったのだ。


何故なら…。
此のつくしが企画したという大河原グループのプロジェクトの参画者として、また、企業として、花沢物産 花沢類 と 美作商事 美作あきらの名が、名を連ねて居たのだ。


ましてや、企業では無いのだが、西門流 次期家元 西門総二郎…迄もが、参画者として、名を連ねて居たのだ。


其れなのに…だ。
此処迄、類 と 総二郎 と あきらと共に、参画して来たと言っても過言じゃ無い司が、参画者として名を連ねて居なかったのだ。


云わば…。
司がメンバーの一人として、此れ迄、つくしが企画したという大河原グループのプロジェクトに参加して来た訳なので、参画者の一人として、司の名が、名を連ねて居ないと成れば、「如何言う意味…何だ⁉」と、『道明寺HD』の企業として、訊きたく成っても、致し方無いと云えたのだ。



だからだったのだろう。
司だけでは無く、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓…迄もが、口を挟み始めたのだ。


「大河原社長にお伺い致しますわ。
 私(わたくし)は、息子からの話しを聞いて、御社(大河原グループ)の大河原社長のお
 立場も、お気持ちも理解出来ますわ。
 ですが、(つくしが企画したという)此の御社(大河原グループ)のプロジェクトには、
 私(わたくし)共の息子も、参画者の一人として、プロジェクトに参加致して参りまし
 た。
 実は、本来でしたら、私(わたくし)共の息子が担当すべき弊社(道明寺HD)の其の他
 のプロジェクトに関しまして、私(わたくし)共の息子は、弊社(道明寺HD)の社員に
 引継ぎをして迄、此の御社(大河原グループ)のプロジェクトに参加致して参りました。
 ですのに、先日の御社(大河原グループ)のプロジェクト発表記者会見の際、私(わたく
 し)共の息子は、参画者の一人として、其の場に同席する事も許されず、参画者としての
 企業名も名を連ねて居なかったというでは有りませんか?
 私(わたくし)共の息子も、他の参画者と同様に、同じ時間だけ、同じ様に時間を割いて
 参りました。
 ですので、此の点に関しまして、お伺い致したいと存じますわ。」と、恩着せがましく…。



其処で、此の時の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、そんな風に、自身にお伺いを立てて来た司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に、言い訳の様に話しし始めるのだった。


「其の件に関しまして、既に、承知致して折ります。
 道明寺社長がそう仰りたい気持ちも、私自身、理解出来ます。
 ですが、未だ、大河原家の娘として、つくしを世間に公表して折りません。
 そう言う所から、今回は、私共の一存で、御社(道明寺HD)の参画の件について、公表
 には至りませんでした。
 勿論、事前に、道明寺社長にご相談し無かった件に関しては、“其方(大河原グループ)
 の落ち度だ。”と、申されれば、“其れは、そう言う事だろう。”と、認めざるを得ません。
 其の件に関しては、お詫びを申さねば成らないでしょう。
 ですが、つくしの件が解決された暁には、必ず、御社(道明寺HD)の参画の件につい
 ても、公表するつもりで居ります。
 ですので、此の件に関しては、もう暫く、お時間を戴けますか?」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、更に、滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長に訊くのだった。


「其れは、何時(いつ)迄、お待ちしたら、宜しかったでしょうか?
 プロジェクトが始動してしまってからだと、中々、公表し兼ねます。
 其れに、後付けかの様に、訂正を入れるのも、“今更…だ。”と、取られ兼ねない。
 でしたら、先日、御社(大河原グループ)のプロジェクト発表記者会見が終了したばかり
 ですし、訂正し易い時期に、訂正して置くべきかと思いますが…。
 其の件に関して、何卒、宜しくお願い致しますわ。」と…。


勿論、此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、必死で、滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長に懇願して居たつもり…だったのだが…。
此の時の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長からして視れば、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの強要の様にも感じられて居たのだった。



実は、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自社(道明寺HD)の重役達に報告して居た事が有ったのだ。


「現在、副社長(司)は、大河原グループのプロジェクトを中心に動いてもらって居ます。
 今後の副社長(司)は、大河原グループのプロジェクトにも参画して行く予定です。
 ですので、其の件に関して、承知して置いて下さい。」と…。


だというのに、此の時点に於いての司は、今回のつくしが企画したという大河原グループのプロジェクトの参画者の一人として名を連ねて居ないだけでは無く、『道明寺HD』の企業としても、名を連ねて居ないという事に成るのだ。


だからだったのだ。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、大手を振って、自社(道明寺HD)の重役達に報告したにも関わらず、当の司本人は、“大河原グループから、相手にもされて居ないのか?”と、道明寺HDの重役達から投げ掛けられる程…だったのだ。


だからこそ…。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、必死で、滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長に懇願して居たという訳…だったのだ。


云わば…。
司本人の事だけでは無く、企業(道明寺HD) vs.企業(大河原グループ)の状態だと云えたのだ。


所謂、企業(=自社)を預かる社長の立場として言えば…。
個人的な言い分は、寧ろ、横に置いた状態で話しし無ければ成らない状況だと云えたのだ。


実は、其処迄、話しがややこしい状況に成って居たのだ。



実は、此の時の滋としては、元々、両家の親達…。
所謂、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓…迄もが、滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長からの此の話しに入って来るとは思っても居らず、こんな風に、話しがややこしく成るとは、想定外…だったのだ。


だからだったのだ。
自身の父親で在る 大河原社長から、此の話しを聞いた時の滋は、唯々、“はぁ~??”と、驚愕して居た程…だったのだ。


だからだったのかも知れない。
実は、自身の父親で在る 大河原社長から、此の話しを聞かされた時の滋は、“仕方無いのかも知れない。”と、自身の父親で在る 大河原社長の言い分に、諦めて、承諾するしか無かったのだった。



勿論、此の話しも、其の後、滋から、優紀 と 桜子に話しされて居たのだった。

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