tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

PVアクセスランキング にほんブログ村

Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  51.





【『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  50.』のエピローグ】


大河原家の使用人頭で在る 『ばあや』に、“助けられた。”と、思って居た滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、其の後の大河原家の使用人頭で在る 『ばあや』からの一言に、実は、驚愕して居たのだ。



実の事を言うと、大河原家の使用人頭で在る 『ばあや』という人物は、大河原家の使用人頭で在り乍ら、滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長の幼少期から青年期に掛けての教育係と言っても過言じゃ無い程の位置付け…だったのだ。


だからだったのだ。
此の時の大河原家の使用人頭で在る 『ばあや』という人物は、例え、現在の自身の雇い主で在る 大河原社長の前だったとしても、つくしに言えた言葉…だったのだ。


何故なら…。
更に、実の事を言うと、滋の幼少期から現在に於いても、また、現在のつくしにとっても、大河原家の使用人頭で在る 『ばあや』という人物は、滋 と つくし姉妹の教育係と言っても過言じゃ無い状況…だったのだ。


だからだったのだ。
此の時の大河原家の使用人頭で在る 『ばあや』という人物は、つくしの現状を把握した上で、司 と つくしの事も知って居た事から、つくしを窘める事も出来て居たという訳…だったのだ。



だからこそ…。
此の時の大河原家の使用人頭で在る 『ばあや』は、ダイニングルームに移動した後の現在の自身の雇い主で在る 大河原社長にも言って除けて居たという訳…だったのだ。


「つくしお嬢様が、お部屋に戻られたからと言って、ホッと為さって居る様では、まだまだ
 で御座いますね。
 其処で、旦那様に申し伝えます。
 実は、先程から、奥様 と 滋お嬢様が、旦那様の自室にて、お待ち兼で御座いますよ。
 旦那様がお戻りに成られましたら、“連絡して頂戴‼”と、奥様より、申し受けて折りまし
 た。
 きっと、つくしお嬢様の件だとは思いますが…。」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、自室に戻る事を躊躇って居たのだった。


だが、此の時の大河原家の使用人頭で在る 『ばあや』は、現在の自身の雇い主で在る 大河原社長のそんな心理を見抜いた事で、更に、言って除けるのだった。


「もし、旦那様が、此の場を逃げたいと思ったとしても、“其れは、致し方無い事だろ
 う。”と、此のばあやにも思うには思いますよ。
 ですが、今回の事で、もし、旦那様が、此の場を逃げられたとしたら、返って、ご家族と
 の仲は、悪く成る一方かと…ばあやは思いますよ。
 ですから、ばあやには、今回の事で、旦那様が逃げない方が賢明だと思いますが…。
 なので、何時(いつ)迄も、ウジウジして居らっしゃらずに、しっかり為さって、更に、
 決意を固めて、奥様 と 滋お嬢様の所に向かい為さいませ。」と…。


だからだったのだ。
此の時の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、大河原家の使用人頭で在る 『ばあや』の言う通りに、自身の妻で在る 大河原夫人 と 自身の娘で在る 滋の下に向かう事にしたのだった。


だからだったのだ。
ディナーを終えたばかりの滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、足取りが重い中、仕方無いとでも言いた気に、足を前に運んで居たのだった。



そして、自身の自室のドアを開けた滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、目の前の光景に、実は、また、ドアを閉めたく成って居た程…だったのだ。


何故なら…。
滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長が観た此の時の目の前の光景とは…。
ソファに座ったままの自身の妻で在る 大河原夫人 と ソファに座って、腕組みをした状態のまま、自身を睨み付けて来る自身の娘で在る 滋の姿が見えたから…だったのだ。


だが、其の後、自身の娘で在る 滋からの手招きが見えたので、仕方無く、自身の自室に入った滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長…だったのだ。


其処での滋の第一声とは…こういうモノ…だったのだ。


「パパ…(大河原グループでの)あの記者会見は、何なのよ⁉」と…。


云わば…。
此の時の滋の音色は、怒りに満ちた音色…だったのだ。


だからだったのだ。
此の時の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、そう言って来た滋に言い返すのだった。


「滋は、何、言ってるんだ⁉
 私は、滋にも確認した筈だろ?
 其れに了承したのは、滋の方じゃ無かったのか?
 だからこそ、私は、動いたんだが…。」と…。


だが、滋は、滋で、自身の父親で在る 大河原社長に言い返すのだった。


「はぁ~??
 私が了承したのは、司の件だけよね⁉
 私は、つくしの件に関して、了承したつもりは無いわよ。
 其れに、司 と つくしが婚約して居た事さえも知らなかったし…。
 何が如何成って、こう成ったのよ?」と…。


だからだったのだ。
此の時の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、つくしに話しした話と同じ内容の話を、滋にも話しして聞かせて居たのだ。



だからだったのだろう。
自身の夫で在る 大河原社長 と 自身の娘で在る 滋の話しを、傍で聞いて居た此の時の滋 と つくし姉妹の母親で在る 大河原夫人は、自身の夫で在る 大河原社長に訊き始めるのだった。


「あなた…まさか、あの話をつくしに話ししたんですの?
 で、あなたが此処に居ると言う事は、其の時のつくしからは、何の反論の言葉も無かった
 という訳ですの?
 其れ共、つくしは、其の話を了承したという訳ですの?」と…。


だからだったのだ。
此の時の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、飄々と、自身の妻で在る 大河原夫人に言って除けるのだった。


「丁度、其処に、ばあやが現れて、事無きを得た。
 云わば、ばあやがつくしを窘めてくれた。
 だから、つくしからは、反論の言葉も、了承の言葉も、何も無かった。」と…。



だからだったのだ。
此の時の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長からのそんな話しを聞いて居た滋 と つくし姉妹の母親で在る 大河原夫人にしても、滋にしても、それぞれが、それぞれで、其の後のつくしの様子を心配して居たのだ。


此の時の滋 と つくし姉妹の母親で在る 大河原夫人は…と、云えば…。
其の時の自身の娘と成った つくしの思いを予想したかの様に、思って居たのだった。


“つくしが、此の事で、将来、負担に思わなければ良いんだけど…。
 大河原家の娘に成ったばかりに、つくしは、可哀想に…。”と…。


そして、滋…と、云えば…。
其の後のつくしが、如何思って居るのか?
心配して居たのだ。


だからこそ…。
此の時の滋は、“後で、つくしの部屋に行って、話しを聞いて上げなきゃ…。”と、考えて居たのだった。



だが、此の時の滋は、後悔して居た事も有ったのだ。
何故、此の時の滋が後悔して居たとのかというと…。


実は、態々、自社(大河原グループ)の大会議室にて、TV局 及び 雑誌社等の色々な方面の各社の記者達を呼び出し、其の各社の記者達に話しして居た自身の父親で在る 大河原社長の話しの内容を、自身の妹と成った つくしに話ししてしまった事…だったのだ。
勿論、此の時の滋は、つくしにも話しした其の話の内容を、自身の母親で在る 大河原夫人にも話ししてしまって居たのだが…。



【其の時の滋から、つくしに話しした話の内容とは…。


 「ちょっと、つくし…聞いてよ!
  パパったら…さ。
  会社(大河原グループ)の大会議室に記者さん達を呼び出して、“つくしには婚約者が
  居る。”って、発表してしまったのよ。
  実は、其のつくしの婚約相手が、F4の後一人のメンバーなのよ。
  って、言うのか?
  もしかして、つくしは、もう、パパから、其の話しを聞いて知って居たとか?」と…。


 其処で、つくしは、自身の姉と成った 滋に、反対に、訊き始めるのだった。


 「はぁ~??
  私に婚約者…⁉
  しかも、其の私の婚約者は、私が、此れ迄に、一度も会った事の無い男性で、しかも、
  F4の後一人のメンバーだと言うの?
  其の件に関して、私自身、パパから、一切、何も聞いて無いわよ。
  其れって、如何いう意味?」と…。


 勿論、此の時の滋には、此の件に関して、何も返答出来る状況に無かったのだった。


 だからだったのかも知れない。
 其処で、そんな話しを自身の姉と成った 滋から聞いた其の後のつくしは、密かに、考え
 て居たのだった。


 “後で、其の件に関して、パパに訊かなきゃ…。”と…。


 だからこそ…。
 此の時のつくしは、大河原邸のエントランスホールにて、自身の父親と成った 大河原社
 長の帰りを待ち構えて居たという訳…だったのだ。】



だからだったのだ。
其の時の自身の妹と成った つくしの顔の表情を思い出して居た此の時の滋は、自身の父親で在る 大河原社長に、訊き始めるのだった。


「もし、つくしが司の事を思い出したら、パパは、如何するつもりなのよ⁉
 今回のパパは、最低だわ。
 道明寺家の顔色を窺う為に、司 と つくしの事を公表してんじゃ無いわよ?」と…。


勿論、此の時の滋の顔付きは、怒り顔で、しかも、顔を真っ赤にさせて、怒って居たのだった。



だが、此の時の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、十分に考慮した上で、滋に話しして了承を得て、行動に移したのだ。


なのに、此の時の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長にとって、言い訳等するつもりも無いのだが、其れでも、自身の娘で在る 滋から言われたそんな話しは、言い掛かりとしか言い様が無かったのだ。


だからこそ…。
此の時の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、自身の娘で在る 滋に言えた言葉…だったのだ。


「私は、道明寺家の顔色を窺って居る訳では無い。
 寧ろ、こうした方が良いと判断したからこそ、公表に踏み切った。
 だが、公表する前に、先ずは、ママ と 滋 と つくしに、話しの詳細を伝えて置くべ
 きだったと、今では、後悔してるよ。
 だが、滋からの了承が得られた事で、すっかり、其の件については、頭に無かった。
 其れは、事実だ。
 其処は、悪かった。」と、最後には、謝りを入れ乍ら…。



だからだったのだ。
其の後のつくしが如何出て来るのか?
家族で相談した結果、家族で、つくしの事を注視し乍らも、つくしの様子を見て行く事にしたのだった。

×

非ログインユーザーとして返信する