tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

PVアクセスランキング にほんブログ村

Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  52.




<此の二次小説『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  52.』の中に出て来る一
 部の言葉の中に、不快に思われるやも知れない言葉が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



【『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  51.』のエピローグ】


実は、其の後、更に、滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長が、自身の娘と成った つくしに話ししたという司との婚約話の全ての内容 や 道明寺家との食事会についての話に関して、滋 と つくし姉妹の母親で在る 大河原夫人 と 滋は、滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長から聞いたのだった。


其の上で、其の話の内容を、全て、知ったつくしが、今後、如何出て来るのか?
其の後、滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長 と 滋 と つくし姉妹の母親で在る 大河原夫人 と 滋との間で相談した結果、家族で、つくしの様子を注視して見て行く事にしたのだった。



【其の時の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長 と 滋 と つくし姉妹の母親
 で在る 大河原夫人 と 滋との間で相談した話しの内容とは…。】


先ずは、滋から話しを切り出したのだった。


「さっきも、パパに訊いたけど…さ。
 もし、つくしが、パパからそんな話しを聞いて、司との事を思い出したら、パパは、如何
 するつもりだったのよ?」と…。


だからだったのかも知れない。
そんな風に、自身の娘で在る 滋から話しを切り出された此の時の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、其の事自体、度外視して、自身の娘と成った つくしに話しして居た事に気が付いたのだった。


実は、滋が大河原家の娘として産まれた来た当時、“折角、娘が産まれたのだから、今後、私達の代で、再び、道明寺家との繋がりを復活させたい。”と、滋が成長するに連れて、密かに、そんな風に、考え始めて居た此の当時の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長にとって、大河原家の娘として、つくしを迎え入れられた事を喜んで居たのだった。
実は、其のお陰で、再び、道明寺家との繋がりを持てるかも知れないのだから…。



実は、本来の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、『娘』では無く、『息子』が欲しかったのだ。


だからこそ…。
自身の娘の名に、『滋』と、名付けた位…だったのだから…。


ところが、自身の娘で在る 滋が、どんどん成長するに連れて、可愛さが増し、何時(いつ)しか、自身の娘で在る 滋の幸せを優先する様に成って居たのだった。


だからこそ…。
本来の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、自身の娘で在る 滋が好きに成った相手と幸せに成ってくれる事を望む様に成って居たのだ。


勿論、滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、自身の娘で在る 滋が好きに成った相手との幸せが、其の後、潰えた事に、ショックを引き起こして居た事は、事実…だったのだ。


ところが、其の話をぶち壊したと聞かされて居たつくしが、其の後の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長の下に現れたのだ。
しかも、降って湧いて来たかの様な話し…だったのだ。


実は、『つくし』という娘の心根が、『綺麗な娘(こ)』…何だと気が付いた此の時の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、何時(いつ)しか、つくしを、本当の自身の実の娘かの様に、受け止めて居たのだった。


だからこそ、此の時の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長が、“再び、道明寺家との繋がりを持てるかも知れない。”と、もし、考えたとしても、其れは、致し方無いと云えたのだった。



だが、其の自身の考え方は、滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長の身勝手な独り善がりの考え方だった事に気が付いたのだった。


だからだったのかも知れない。
中々、返答の言葉を口に出す事が出来ずに居た滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長…だったのだ。


だが、何時(いつ)迄も、黙ったままという訳にはいかないので、取り敢えず、言葉を口にし始めたのだった。


「そうだな。
 パパは、ちょっと、其の事を忘れて居たのかも知れないな。
 つくしは、もう、すっかり、パパ と ママの娘だよ。
 だからこそ、忘れてしまって居たのかも知れんな。」と、詫びる様な口振りで…。



其処で、滋 と つくし姉妹の母親で在る 大河原夫人は、つくしの将来を悲観するかの様に、先程、思って居た事を、呟くかの様に、話しし始めるのだった。


「つくしが、此の事で、将来、負担に思わなければ良いんだけど…。
 大河原家の娘に成ったばかりに、つくしは、可哀想に…。」と…。


だからだったのだろう。
滋は、そんな風に、悲観的に成って居る自身の母親で在る 大河原夫人に言って除けるのだった。


「つくしは、救われたと思うわよ。
 元々、司 と つくしは、付き合って居た訳だし…。
 あのままだったとしたら、司 と つくしの将来は無かったと思うもの。
 勿論、道明寺のおば様に寄って、其の司のお相手は選ばれて居たと思うし…。
 パパの話し振りを聞いて居たら、無理矢理にでも、司 と 私がくっ付けられて居たかも
 知れない。
 だとしたら、其れに拘った全ての人間が不幸に成って居たと思う。
 というのか?
 其れに拘った全ての人間には、幸せは無かったと思うの。
 ましてや、もし、其の後に、今のつくしが、過去の記憶を取り戻したとしたら、尚更の事
 でしょ!
 でも、今のつくしは、大河原家の娘でしょ!
 だったら、結局、司 と つくしは、こう成る運命に有ったという訳でしょ!
 言う成れば、司 と つくしは、結ばれる運命に有るって言う意味でしょ!
 そう言う事を、『合縁奇縁(あいえんきえん)』って言うのよね⁉
 正しく(まさしく)、司 と つくしは、そう言う事でしょ!
 だからこそ、今のつくしは、救われたと思うわよ。
 だから、決して、つくしは、不幸…何かじゃ無いわよ。
 其れに、決して、つくしは、可哀想でも無いわよ。
 今のつくしは、司に会った事が無いから、不安なだけよ。
 今のつくしも、司と会えば、絶対、司を好きに成るわよ。
 其れは、私が保証する。
 でも、一番怖い事は、今のつくしが、過去の自分自身を思い出す事なのよ。
 其の事をすっかり忘れてしまったパパは、つくしに言っちゃったのよね?
 パパは、何で、つくしに言っちゃうかな?」と…。


其処で、滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、そんな風に、自身に言って来た自身の娘で在る 滋に詫びを入れ乍ら、話しするのだった。


「そうだな。
 其の事については、本当に、悪かった。
 だが、つくしは、私の娘同然…何だよ。
 だから、今のパパは、すっかり、忘れて居たんだろうな。」と、言い訳するかの様に…。


だからだったのだ。
其処で、滋は、自身の父親で在る 大河原社長に言って除けるのだった。


「終わってしまった事は仕方無いわよね?
 だから、取り敢えず、今後の事を相談しましょ!
 今後のつくしは、司と再会する事に成るわ。
 と言う事は、如何言う理由が有ったにせよ。
 司には、口を滑らせない様にさせないといけないのよ。
 其処は、パパの方から、司に約束させて!
 勿論、道明寺のおば様にも、パパの方から此の話しはして置いて欲しいの。
 念押しするかの様に…。
 そうじゃ無いと、私は、道明寺との食事会は、絶対に、反対だから…ね。」と…。


だからだったのだ。
此の時の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、自身の娘で在る 滋と約束するのだった。


「分かった。
 私の方から、つくしの件について、道明寺社長 と 司君に伝えて置こう。
 其処で、つくしの事だが…。
 家族で、つくしの様子を注視して見て行こうと思う。
 ママも、滋も、其のつもりで居て欲しいが、如何だろうか?」と…。


だからだったのだろう。
滋 と つくし姉妹の母親で在る 大河原夫人 と 滋は、それぞれ、滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長と約束するのだった。
勿論、此の時の滋は、自身の父親で在る 大河原社長に、嫌味を言う事は忘れて居なかったのだが…。


「ええ、其のつもりですわ。」


「勿論、私も其のつもりよ。
 でも、私は、パパが、一番、心配…何だけど…?」と…。


だからだったのだ。
此の時の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、自身にそう言って来た自身の娘で在る 滋に言い返すかの如く、言って除けるのだった。


「此れで、パパは、もう、忘れないよ。
 だから、滋は、パパのする事を心配し無くも良い。」と…。



だが、此の日の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、精彩を欠いて居たのだった。


何故なら…。
自身の娘で在る 滋からだけでは無く、自身の娘と成った つくしからも、悪態を突かれる始末…だったのだから…。


云わば…。
此の日の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、終始、苦笑い状態…だった事は言うまでも無かったのだった。



そして、翌朝の滋は、自身の妹と成った つくしの自室に向かうのだった。


何故なら…。
つくしが、昨夜の自身達の父親で在る 大河原社長からのそんな話しを聞いて、つくし自身、如何思ったのか?
此の時の滋は、気に成って居たから…だったのだ。


だからこそ…。
仕事に向かう前に、自身の妹と成った つくしの自室に向かって居たという訳…だったのだ。


其処で、つくしは、自身の自室のドアをノックして、「入るわよ。」と、言って、入って来た自身の姉と成った 滋に驚愕するのだった。


「如何したの、お姉様…⁉
 こんなに朝早く…。」と…。


だからだったのだ。
此の時の滋は、自身の妹と成った つくしに訊き始めるのだった。


「仕事に行く前に、“つくしに訊いて置きたい。”と、思って…ね。
 で、つくしは、昨夜、パパから聞いたのよね?
 F4の後一人のメンバーとの婚約話…。」と…。


其処で、そんな風に、自身の姉と成った 滋から聞かれた此の時のつくしは、素直に、返答の言葉を口にするのだった。


「ええ、まあ…ね。
 お互い、同時にお断りされたそうだけど、元々は、お姉様が其のF4の後一人のメンバーの
 婚約者…だったという話しも…ね。
 あっ、そうだ。
 丁度、良かったわ。
 お姉様に訊きたい事が有ったのよ。
 其のお姉様が言う私の婚約者…。
 所謂、F4の後一人のメンバーって、如何言う男性(ひと)…?」と、訊き出す様に…。


だからだったのだ。
良く、英徳高校時代のつくしが口にして居た言葉を思い出し、此の時の滋は、言ってしまったのだ。


「そうだね。
 道明寺司という男は、『俺様で、横柄で、傲慢で、我が儘』な男って、処かな?」と…。


だが、実は、此の時の滋は、其れ以外にも、付け加えそうに成って居たのだ。


「(道明寺司という男は)つくしが傍に居ないと何も出来無い様な男…。」と…。


何故なら…。
つくしの記憶が有るか? or 無いか?…では、司の態度が、全然、違う事を、滋自身、知って居たから…だったのだ。
勿論、此の時の言葉は、自身の喉の奥に引っ込めた滋…だったのだが…。



だからだったのだろう。
此の時の滋は、実は、後に成って、“しまった。”と、後悔して居たのだった。


ところが、此の時のつくしは、例え、自身の姉と成った 滋からそんな話しを聞いたとしても、過去の記憶を取り戻す事は無かったのだ。


だからだったのだろう。
其の後の滋は、自身の父親で在る 大河原社長に、あれ程、きつく、言ってしまった手前、実は、ホッとして居たのだった。



だが、実は、此の時のつくしは、自身の姉と成った 滋からのそんな話しを聞いて、思って居たのだった。


“其の道明寺司さんって云う方は、全く、良い所が無い方なのだろうか?”と…。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、不安にも成って居たのだった。


“そう言う方が、私の婚約者って…。
 此の先、大丈夫なのだろうか?”と…。



だが、勿論、此の時のつくしは、そう思って居た事は事実…だったのだが…。
実は、自身の父親と成った 大河原社長から、道明寺家 と 大河原家に纏わる(まつわる)話しを聞いた事で、既に、決意を固めて居たのだった。


勿論、大河原家の使用人頭で在る 『ばあや』から窘められて居たからでは無いのだが…。
という寄りも、其れはまるで、過去の記憶の無い現在のつくしに、過去の記憶が顔を出したかの様…だったのだ。


所謂、此の時のつくしの様子を見た者成らば、きっと、思って居た事だろう。


“まるで、過去の記憶が蘇った様…だ。”と…。


云わば…。
今のつくしは、自分自身の事より、人の事…。
所謂、“今後の大河原家の為に成るなら…。”と、自分自身を犠牲にする覚悟が出来て居たという訳…だったのだ。


というのか?
現在のつくしの頭の中には、司が、自分自身の運命の相手で在るという事を知らないのだから、そんな風に、つくしが考えて居たとしても、仕方無い話しでは在るのだが…。



だからだったのかも知れない。
此の時のつくしは、其の後に訪れるで在ろう 道明寺家の面々との食事会の日迄、不安一杯の中、日々を過ごす事と成るのだった。

×

非ログインユーザーとして返信する