tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  61.




滋にとっては、等々と言うべきか?
道明寺家 と 大河原家との食事会の日の朝と成ったのだった。


だからこそ、当然では有るのだが、此の日の為に、NYからは、司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓…。
そして、LAからは、司の姉で在る 椿が、それぞれ、日本に帰国して帰って来たのだった。


という訳で、此の日の司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓、そして、椿 と 司姉弟は、大河原邸に向かって居たのだった。



実は、司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓、そして、椿 と 司姉弟が大河原邸に到着した際に、(大河原邸の)エントランスホールにて、道明寺家の面々を迎え入れて居た大河原家の使用人頭で在る 『ばあや』は、先ずは、道明寺家の面々に挨拶を交わして居たのだった。


「お初にお目に掛かります。
 当 大河原邸にて、長らく、使用人頭を務めて居ります『ばあや』と申します。
 道明寺家の使用人頭で在る タマさんとは、好意にして頂いて居ります。
 以後、お見知り置きを…。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の司は、大河原家の使用人頭で在る 『ばあや』からのそんな挨拶の言葉を聞いた事で、密かに、思って居たのだった。


“此の婆さんが、タマが言って居たタマの尊敬する大河原家の使用人頭かよ。
 タマ同様、杖を突いて歩いて居る様だが、歳の割には、背筋も伸びて居て、タマよりも、
 しっかりしてんじゃねぇのか?”と…。



そして、大河原家の使用人頭で在る 『ばあや』と挨拶を交わし合った後の司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓、そして、椿 と 司姉弟は、大河原家の使用人頭で在る 『ばあや』の誘導に寄って、大河原家の面々で在る 滋 と つくし姉妹の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人、そして、滋 と つくし姉妹が待つダイニングルームに連れて来られて居たのだった。


そして、其の後の道明寺家の面々は、滋 と つくし姉妹の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人、そして、滋とは勿論…だったのだが、つくしの父親と成った 大河原社長からの紹介に寄り、『大河原つくし』と挨拶を交わし合って居たのだった。


「道明寺社長 と 司君は、私 と 妻 と 滋の事はご存知だと思いますが…。
 道明寺会長 と 椿さんは、私共 大河原家の家族とは、初めてだったかと思います。
 此方が私の妻です。
 そして、此方が、私共の長女の滋と申します。
 そして、此方が、次女のつくしと申します。
 以後、お見知り置きを…。」と…。


なので、其の後の滋 と つくし姉妹の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人、そして、滋だけでは無く、此の時のつくしは、現在の『大河原つくし』として、道明寺家の面々と、それぞれ、挨拶を交わし合って居たのだった。
そして、つくしの番が来た時のつくしは、道明寺家の面々に挨拶の言葉を述べるのだった。


「大河原つくしと申します。
 宜しくお願い致します。」と…。


そして、其の後、漸く、席に就いた道明寺家 と 大河原家の面々…だったのだ。



其の時だったのだ。
道明寺家 と 大河原家の面々が席に就いた途端、つくしが或る事に気が付いたのだ。


そうなのだ。
実は、つくしの姉で在る 滋が、滋の斜め前に座って居る司に目配せをし始めたのだ。
所謂、此の時の滋は、自身の斜め前に座って居る司に目配せをして居た所を、自身の妹と成った つくしに見られてしまって居たという訳…だったのだ。


“絶対に、つくしには、余計な話しをし無いでよ‼”と、司に目配せをして居た所を…。


そして、此の時の司も、また、つくしの姉で在る 滋に目配せをして居たのだ。


“つくしには、余計な話しをするなよ‼”と…。


という訳で、此の時の司 と 滋は、お互い、牽制し合って居たという訳…だったのだ。


だが、実は、司 と 自身の姉で在る 滋のそんな様子を横目で見て居たつくしは、そんな二人の様子を気にし乍らも、其れでも、道明寺家 と 大河原家の面々との食事を楽しんで居たのだ。



そして、其の後も、道明寺家 と 大河原家との食事会の場が進んで行く中…。
道明寺家 と 大河原家の面々は、それぞれ、お互いの家族について、話に花が咲いて居たのだった。


其の中には、今回のつくしがプロデュースした大河原グループのプロジェクトの件も、話しの内容に入って居たのだった。
先ずは、此の件に関して、滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長から司にお礼の話しが為されて居たのだった。


「今回のつくしがプロデュースした大河原グループのプロジェクトでは、司君には、相当、
 世話に成った様だね。」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、つくしの前だったと言う事も有り、自慢気に、滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長に返答の言葉を述べるのだった。


「そう言って頂いて、有難う御座います。
 私は、つくしさんの為なら、此れからも、お役に立てる様、尽力致します。」と…。


だが、此処で、思わず、滋は、心の声を口に出してしまって居たのだった。


「今回のつくしがプロデュースした大河原グループのプロジェクトは、司だけじゃ無く、F3
 も、私達と一緒に、尽力してくれたんだけど…ね。」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、そんな風に、言葉を発してしまった滋を睨み付けて居たのだが、此の場自体は、一瞬、シーンと静まり返る程…だったのだ。



だが、此の時のつくしは、違う意味で、声を発する事が出来なかったのだ。


何故なら…。
自身の姉と成った滋が、司の事を、『司』と、呼び捨てで呼んで居たのだ。


だからだったのだ。
此の時点に於いてのつくしの中では、『目配せ』自体も、そうなのだが…。
自身の姉と成った滋が、司の事を、『司』と、呼び捨てで呼んで居た事にも気に成り始めるのだった。


だからだったのかも知れない。
実は、司 と 自身の姉で在る 滋のそんな様子を見て居たつくしは、思わず、下を向いたまま、一切、自身の顔を上げ様とし無く成ったのだ。


其れ処か?
司 と 自身の姉で在る 滋のそんな様子を見て居た此の時のつくしは、勘違いを起こしてしまう程…だったのだ。


“道明寺さん と お姉様は、今では婚約を解消して居るかも知れないけれど、元々、婚約
 者同士だったよね?
 だから、お互いの目だけで、合図を送り合う事も出来る様な仲という訳なのね。
 其れに、お姉様は、道明寺さんのお名前を、呼び捨てで呼べる様な仲という訳なの
 ね。”と…。



だからだったのかも知れない。
そんな風に、勝手に思い込んでしまったつくしは、其の内、段々と、気分が悪く成って来た事も有り、自身の顔色が蒼白く成り、大河原家の使用人頭で在る 『ばあや』の目にも分かる程…だったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の大河原家の使用人頭で在る 『ばあや』は、そんなつくしに声を掛けるのだった。


「つくしお嬢様…顔色が良くない様ですが、如何為さいましたか?
 もしや、ご気分が優れないのでは御座いませんか?
 お部屋にお戻りに成られますか?」と…。


だからだったのだ。
そんな風に、大河原家の使用人頭で在る 『ばあや』から声を掛けられたつくしは、自身の両親と成った 大河原社長 と 大河原夫人に声を掛けるのだった。


「お父様、お母様…此処で、退座させてもらっても宜しかったでしょうか?」と…。


其処で、つくしの父親と成った 大河原社長は、つくしに返答するのだった。


「そうしなさい。」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓の方を向いて、無礼を詫びるかの様に声を掛けるのだった。


「申し訳御座いません。
 此処で、退座させて頂きます。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓は、それぞれ、そんなつくしに言って除けるのだった。


「そうだな。
 其の顔色なら、ゆっくり、休んだ方が良いだろう。」


「そうですわね。
 慣れない事をした為に、気を使ったのでしょう。
 つくしさん…ゆっくり、休んで頂戴‼」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、「有難うございます。」と、お礼の言葉を述べたと同時に、席を立ったのだった。



だからだったのかも知れない。
此の時の椿 と 司姉弟、そして、滋も、そんなつくしの様子を心配するのだった。
特に、此の時の滋は、自身の妹と成った つくしを気遣う素振りを魅せる程…だったのだ。


「つくし…大丈夫なの?
 一緒に、部屋迄、就いて行こうか?」と…。


だが、此の時のつくしは、そんな風に、言って来た自身の姉と成った 滋に対して、返答するのだった。


「お姉様…心配掛けて、ご免なさい。
 でも、一人でも、大丈夫よ。」と…。


そして、そんな風に、自身の姉と成った 滋に返答し乍らも、其のまま、席を立って、其の場を離れたという訳…だったのだ。



実は、其の時だったのだ。
滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、大河原家の使用人頭で在る 『ばあや』に目配せをして居たのだ。


“つくしに就いて遣ってくれ‼”と…。


だからだったのだろう。
大河原家の当主で在り、自身の雇い主でも在る そんな大河原社長からの目配せを感じ取った大河原家の使用人頭で在る 『ばあや』は、つくしの後ろから就いて行くのだった。



だからだったのだ。
つくしの事が、心配で、心配で、如何し様も無い此の時の司は、滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長に訊き始めるのだった。


「大河原社長…私も、今から、つくしさんの自室に向かってはいけないでしょうか?」と…。


其処で、驚愕したのは、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓…だったのだ。


「はぁ~??」と、司の方を向き乍ら…。



勿論、此の時の司には、疚しい気持ち等毛頭無かったのだ。
寧ろ、此の時の司にとっては、つくしの事が、唯、心配なだけ…だったのだ。


だが、タイミングというのか?
此の場の雰囲気を読み取って居なかった司が悪いというのか?
兎に角、此の場に相応しくない言葉を発してしまった司…だったのだ。


だからだったのだろう。
勿論、自身の弟で在る 司には、疚しい気持ち等毛頭無い事が分かって居乍らも、此の時の司の姉で在る 椿は、そんな風に、此の場に相応しくない言葉を発してしまった自身の弟で在る 司を呆れた様な目付きで観て居たのだった。


実の事を言うと、滋 と つくし姉妹の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人は、此の場に相応しくない様なそんな言葉を発してしまった司に対して、驚愕して居たのだが…。
此の時の滋でさえも、司の姉で在る 椿同様に、そんな様子の司に呆れて居たのだった。



だが、其れでも、此処で、司の姉で在る 椿は、そんな自身の弟で在る 司を援護するかの様に、言葉を紡ぎ始めたのだった。


「つくしちゃんの顔色は、相当、蒼白い様に見えましたけど…。
 つくしちゃんは、本当に、大丈夫なのでしょうか?」と、心配そうに…。


実は、此の時の椿は、つくしと親しそうに、態と、『つくしちゃん』呼びで、つくしの事を呼んで居たのだった。


だからだったのだろう。
滋 と つくし姉妹の母親で在る 大河原夫人は、そんな風に、心配そうに言って来た椿に対して、言って除けるのだった。


「ええ、ご心配に及びませんわよ。
 私共の教育係で在り、使用人頭で在る 『ばあや』がつくしに就いて居りますから…。」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時の椿は、滋 と つくし姉妹の母親で在る 大河原夫人からのそんな話しを聞いて、其れ以上の言葉が出て来なかったのだ。


だからだったのだろう。
椿 と 司姉弟の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓が、自身の娘で在る 椿に代わって、滋 と つくし姉妹の母親で在る 大河原夫人に謝りの言葉を入れるのだった。


「大河原夫人…娘が差し出がましい事を申しまして、申し訳御座いませんでした。
 後で、ちゃんと、娘には、申し伝えて置きますわ。」と…。



だからだったのだ。
此の時の椿は、其の後、道明寺邸に到着して直ぐ、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から大目玉を食らうのだった。


「だからこそ、言って置いたでしょ!
 “余計な事は言わない様に…。”と…。
 椿…此れからは、宜しくお願いするわよ‼」と…。


だからだったのだろう。
此の時の椿は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に反論する言葉も無く、また、言い訳出来る言葉も無く、反省するかの如く、塩らしく成って居た程…だったのだ。

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