tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  62.




【『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  61.』のエピローグ
 <つくしの其の後 と 大河原家の使用人頭で在る 『ばあや』の行動>】


つくしの後ろから就いて、つくしの自室に向かって居た大河原家の使用人頭で在る 『ばあや』は、使用人に頼んで居たのだった。


「つくしお嬢様のお部屋に、何時(いつ)ものティーを用意して頂戴‼」と…。


だからだったのだろう。
大河原家の使用人頭で在る 『ばあや』から頼まれた此の時の大河原家の使用人は、大河原家の使用人頭で在る 『ばあや』からの仰せの通りに、何時(いつ)も、つくしが好んで飲んで居る(リラックス効果がある)ハーブティーを用意して、つくしの自室に運んで居たのだった。


そして、つくしの後ろから就いて、つくしの自室に入って居た大河原家の使用人頭で在る 『ばあや』は、つくしに声を掛けるのだった。


「つくしお嬢様…。
 ご気分が優れない様でしたら、何時(いつ)ものハーブティーをご用意致しましたので、
 お召し上がりに成っては如何ですか?
 ハーブティーは、リラックス効果がありますので、心を落ち着かせるには、宜しいかと思
 いますよ。」と…。


だが、此の時のつくしからの返答の言葉は、こうだったのだ。


「お気遣い、有難う御座います。
 でも、今は、少し、休みたいので、今から、ベッドで休ませてもらいます。」と…。



だからだったのだ。
先程の道明寺家 と 大河原家との食事会でのそんな様子を垣間見て居た此の時の大河原家の使用人頭で在る 『ばあや』は、そんなつくしからの返答の言葉を聞いて、思って居たのだった。


“あの状況では、今のつくしお嬢様は、致し方無いのかも知れない。”と…。


だからだったのかも知れない。
此の時の大河原家の使用人頭で在る 『ばあや』は、そんなつくしに言って除けるのだった。


「そうですかい。
 では、御緩(ごゆるり)とお休み下さいませ。」と…。


だからだったのだろう。
其の後のつくしは、自身のベッドに横に成って居たのだった。
眠る事は出来無かったのだが…。



そして、其の後の大河原家の使用人頭で在る 『ばあや』は、つくしの自室を後にして、道明寺家 と つくし以外の大河原家の面々が待って居るというリビングルームに向かうのだった。


実は、つくしがダイニングルームを出た後…。
其の後の道明寺家 と つくし以外の大河原家の面々は、リビングルームに場所を移して居たのだった。



そして、リビングルームに入った此の時の大河原家の使用人頭で在る 『ばあや』は、開口一番、道明寺家 と つくし以外の大河原家の面々に、現在のつくしの状況を報告するかの様に話しし始めるのだった。


「つくしお嬢様は、何時(いつ)も、此方でご用意致して折りますハーブティーをお召し上
 がりに成る事無く、お休みに成られました。」と…。


だからだったのだ。
此の時の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、“つくしは、慣れない事をしたんだから、仕方無いだろう。”と、思った事も有り、一言だけ、大河原家の使用人頭で在る 『ばあや』に言って除けるのだった。


「相分かった。」と…。



其の時だったのだ。
普段から、誰にでも、分け隔て無く、心優しく対応する事が出来るそんなつくしを可愛そうに思えた此の時の大河原家の使用人頭で在る 『ばあや』は、道明寺家 と つくし以外の大河原家の面々に聞こえるかの様に、独り言かの様に、話しし始めるのだった。


「つくしお嬢様は、泣いて居られるかの様に、ばあやには見えましたよ。
 いいえ、既に、つくしお嬢様は、涙声だったのかも知れませんね。
 もし、つくしお嬢様が泣いて居られたのだとしたら、“あの状況では、致し方無いのかも
 知れない。”と、ばあやには、そう思えたましたよ。」と…。


だからだったのだろう。
滋 と つくし姉妹の母親で在る 大河原夫人は、自身達の目の前で、そんな風に、言って除けて来た大河原家の使用人頭で在る 『ばあや』に訊き始めるのだった。


「ばあやさん…其れって、如何いう意味ですの⁉」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時の大河原家の使用人頭で在る 『ばあや』は、“はぁ~。”と、溜息を吐き乍らも、道明寺家 と つくし以外の大河原家の面々に話しし始めるのだった。


「つくしお嬢様は、ずーっと、傍で、ご覧に成ってお出での様でした。
 司様 と 滋お嬢様が睨み合ってお出での所を…。
 勿論、ばあやとて、承知致して居りましたよ。
 司様 と 滋お嬢様が睨み合ってお出だった事は…。
 ですが…ね。
 つくしお嬢様は、そうでは無かった。
 つくしお嬢様が、そんな司様 と 滋お嬢様のご様子を、傍で、ご覧に成って居て、どの
 様に取られたのか?
 ばあやは、つくしお嬢様に、直接、お伺いした訳では御座いませんので、つくしお嬢様の
 お気持ちは、分かり兼ねますが…ね。
 ですが、“確かに、つくしお嬢様は、泣いて居られたのでは無いだろうか?”と、ばあや
 は、察して居ります。」と…。



だからだったのだろう。
そんな話しを大河原家の使用人頭で在る 『ばあや』から聞いた此の時の司 と 滋は、お互いの顔を見合わせて居たのだった。


そして、此の時の司は、滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長に談判し始めるのだった。


「大河原社長に申し上げます。
 無礼を承知でお願い致します。
 今から、つくしさんのお部屋に向かってはいけませんでしょうか?
 つくしさんに誤解を解きたいと思います。
 お願い致します。」と、自分自身の頭を下げ乍ら…。


其処で、此の時の滋は、自身の父親で在る 大河原社長にそう言って居た司自身に反論の言葉を言い乍らも、自身の父親で在る 大河原社長に談判し始めるのだった。


「司がつくしの部屋に行って、つくしに何を言うつもりよ。
 行くなら、私の方が良いに決まってるでしょ!
 だから、パパ、お願い!
 私がつくしの部屋に行って来ても良いでしょ!」と…。


其処で、滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長が判断した結果…。
つくしの部屋には、滋に行かせる事にしたのだった。


「そうだな。
 現在のつくしにとって、司君は、初対面だ。
 だが、現在の滋は、つくしの姉だ。
 滋の方がつくしと分かり合えるだろう。
 今の現地点では、滋の方が適任だと言えるだろう。」と…。


だからだったのだ。
一旦、其の場を後にする為に席を立った滋は、自身の父親で在る 大河原社長にお礼の言葉を言い乍らも、つくしの自室に向かうのだった。


「パパ、有難う!
 じゃあ、行って来るね。」と、言い乍ら…。



そして、其の後の滋は、速足で、つくしの自室の前迄来たのだった。
だが、其処で、躊躇し始めた此の時の滋は、つくしの自室の中の様子を窺うかの様に、つくしの自室のドアを小さく叩くのだった。


だが、此の時のつくしは、未だ、起きたままだったのか?
即、「はい⁉」と、返事を返して居たのだった。


だからだったのだろう。
つくしからの返答の言葉が聞こえて来た事で、慌てるかの様に、此の時の滋は、部屋の中のつくしに向かって、訊くかの如く、言って除けるのだった。


「つくし…大丈夫?
 つくしの様子を見に来たの。
 (部屋の)中に入っても良い?」と…。


其処で、つくしは、“滋お姉様なら…。”と、言う思いが有り、滋を部屋の中に入れる事にしたのだった。


「うん、良いよ!」と…。


其処で、此の時の滋は、つくしからの了承の言葉が聞こえた事で、そーっと、ドアを開けて、つくしの自室の中に入って居たのだった。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、何時(いつ)もと様子の違うそんな自身の姉と成った 滋を見て、訊き始めるのだった。


「お姉様…何か有った?」と…。



実は、其処で、此の時の滋は、つくしからのそんな声が聞こえて居ないかの様に、つくしの泣き顔を見て、驚愕するのだった。


だが、実は、此の時のつくし自身、まさか、自分自身が泣いて居た等と、気が付いて居なかったのだ。


だからこそ…。
此の時のつくしは、自身の姉と成った 滋が自身の部屋の中に入って来た時点で、ベッドの上では有ったのだが、座ったまま…だったのだから…。


だが、此の時の滋は、そんなつくしの泣き顔を見た事で、思わず、デリカシーが無い様な言葉を、訊くかの様に言ってしまうのだった。


「つくし…今迄、泣いて居たの?」と…。


其処で、其れ迄、自分自身が泣いて居た事自体に気が付いて居なかったつくし…だったので、此の時のつくしは、思わず、自身の姉と成った 滋からのそんな言葉に、自身の頬を触るのだった。
そして、其処で、漸く、自身が泣いて居た事に気が付いたのだった。



だが、此の時のつくし自身、何故、自分自身が泣いて居たのか?
全く、訳が分からない状況…だったのだ。


勿論、此の時のつくしの中では、司 と 自身の姉と成った 滋のそんな二人の様子を観た時、ショックというのか?
自身が司の婚約者だと聞かされて居た事も有り、“其れだったら、何故、私が道明寺さんの婚約者に成らなければいけないの?”と、思った事は、事実…だったのだ。


もし、誰の前にでも、こんな状況が起こったとしても、普通は、泣く程の事では無いのだ。
“何故?”と、疑問に思う事は有ったとしても、泣く程の事では無いだろう。
だが、此の時のつくしは、泣いて居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしの頭の中では、『???』が充満して居たのだった。



だからだったのかも知れない。
此の時のつくしからの滋への返答の言葉は、「私は、何で、泣いて居るんだろう⁉」…だったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の滋は、自身の妹と成った つくしから、そんな風に訊かれたとしても、返す言葉が見付からなかったのだ。


だからだったのかも知れない。
普段では考えられない状況では在るのだが、無言の滋が出来上がって居たという訳…だったのだ。


勿論、其の後、つくしの自室を出た後の此の時の滋は、自分自身が戻って来る事を、今か今かと、未だ、リビングルームにて、待って居るという道明寺家の面々 や 自身の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人に、報告するかの様に、現在のつくしの様子を話しして聞かせて居た事は言うまでも無かったのだった。



そして、つくしの此の状況に疑問を感じ始めて居た其の後の滋は、桜子に連絡を入れて、桜子に助けを求めるのだった。


勿論、此の時の滋は、大河原家の使用人頭で在る 『ばあや』から聞いたつくしの話し や 自分自身が観たつくしの此の状況に関しても合わせて、桜子に話しして居た事は言うまでも無かったのだった。


そして、其の後の桜子は、滋から聞いたつくしの状況が気に成った事も有り、優紀に連絡を入れて、つくしと会って、つくしから話しを訊く為に、大河原邸に向かうのだった。

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