あの雨の日から【まさか…‼】…＜つかつく＞　　エピローグ⑥

2022/07/03 17:55

【『まさか…‼…＜つかつく＞　　4．』　と　『まさか…‼…＜つかつく＞　　5．』のエピ
　ローグ】

＜其の後の司　と　つくし　編＞

其の後、つくしの養父と成った　藤堂商事　社長　と　司の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保との間で、秘密裏に取り交わされた契約の話しは、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓の（道明寺HDからの）退陣に寄って、其の後、早急に、マスコミに発表されたのだった。

そして、其の事に寄り、正式に、藤堂商事　と　道明寺HDとの間で契約が取り交わされたのだった。

そして、其れに併せて、道明寺HDより、司の重役復帰もマスコミに発表された事に寄り、世間では、司　と　つくしとの政略結婚の噂が取り沙汰される様に成って居たのだった。

実は、此の藤堂商事　と　道明寺HDとの契約話は、つくしの知らぬ所で行われて居た契約話…だったのだ。

何故なら…。
つくしからの了承を得られないままに、其の後、早急に、マスコミに発表されたから…だったのだ。

だからだったのだ。
勿論、此の藤堂商事　と　道明寺HDとの契約話の件に関して、理由（わけ）が分かって居ない此の時のつくしは、例え、F3＆T2から呼び出されて、どんな風に責められ様が、今のつくしにとっては、理解不能な話…だったのだ。

＜F3＆T2からの呼び出し　編＞

実は、F3＆T2からの呼び出しを受けた時点でのつくしは、まだ、何も知らなかった事も有り、“何故、私は、皆（F3＆T2）から呼び出しを受けて居るんだろうか？”と、考え倦ねる（あぐねる）位…だったのだ。

何故なら…。
F3＆T2からの呼び出しの代表として、怒って居る様な声質で、桜子から連絡を貰って居たから…だったのだ。
勿論のリモートにて…。

「先輩…。
　此れは、一体、如何いう意味…何でしょうか？
　皆さん（F3＆滋）、怒って居らっしゃいますよ。」と…。

だからだったのだろう。
此の時点に於いてのつくしにとっては、此の時の桜子の言って居る事の意味が分からず、何の事を言って居るのか？
此の時のつくしは、本当に、全く、分からなかったのだ。

だからだったのだ。
此の時のつくしは、桜子に訊いて居た位…だったのだ。

「桜子は、私に何が言いたい訳…？」と…。

其処で、反対に、そんな風に、自身に訊き返して来たつくしに対して、此の時の桜子は、呆れた様に、ゴシップネタとして、ゴシップ誌に掲載されて居た内容を、つくしに話しし始めるのだった。

其処で、此の時のつくしは、弁解では無いのだが、「はぁ～？？」と、言ったっ切り、開いた口が塞がらない様な状況に成って居たのだった。

だからだったのだ。
此の時の桜子は、つくしに提案するのだった。

「皆さん（F3＆滋）が、“牧野（つくし）（先輩）は、また、勝手な事をしてる（為さって
　居る）。”と、先輩の事を誤解して居らっしゃる様ですから…。
　でしたら、皆さん（F3＆滋）とお会いに成って、弁解為さっても良いんじゃ無いです
　か？」と…。

だからだったのかも知れない。
此の時のつくしは、“其の方が良いだろう。”と、考えた事も有り、桜子に言って除けるのだった。

「そうだね。
　そうするよ。」と…。

という訳で、桜子がつくしと話しした事で、F3＆T3は、集まる事に成ったのだった。

そして、其の後のつくしは、桜子が言って居た通りに、F3＆T2（桜子以外）に弁解の話しをし始めるのだった。

其の事に寄り、F3＆T3は、つくしの弁解の言葉を信じるのだった。

＜つくしの養父で在る　藤堂社長　と　つくしとの其の後の会話　編＞

だからだったのだったのだろう。
其の後のつくしは、藤堂邸の中に在る　つくしの養父で在る　藤堂社長の執務室に向かい、ゴシップ誌を片手に、其の件に関しての話しを訊こうとして居たのだった。

「お父様…。
　此れは、一体、如何いう意味…何でしょうか？」と…。

だからだったのだろう。
此の時のつくしの養父で在る　藤堂社長は、反対に、自身の娘と成った　つくしに訊き始めるのだった。

「つくしは、一体、私に何が訊きたいんだ？」と…。

其処で、つくしは、自身の養父で在る　藤堂社長に桜子から貰って来たゴシップ誌を見せ乍ら、桜子からも、F3＆滋からも聞いて居た司との政略結婚の噂について、話しし始めるのだった。

だからだったのだろう。
此の時のつくしの養父で在る　藤堂社長は、自身の娘と成った　つくしに言い訳では無いのだが、話しし始めるのだった。

「政略結婚の噂が有ろうと無かろうと…。
　司君　と　つくしは、元々、付き合って居たのだから、政略結婚では無い。
　其れに、事前に、静からも聞いて居た話しでは有ったのだが、司君の御父上で在る　道明
　寺会長からの話しでは、つくしは、英徳高校時代から、司君とお付き合いをして居たんだ
　ろう。
　成らば、司君　と　つくしは、政略結婚では無い。
　そうで在ろう。
　なぁ～、つくし？
　其れに、元々、道明寺HDは、海外で強い企業だ。
　我が藤堂商事も、此れからは、今以上に、海外でのシェアを拡大して行かねば成らん。
　其の為には、道明寺HDのノウハウも必要と成って来る。
　だからだ‼
　今の内に、道明寺HDと契約して置く事も悪く無いだろ？」と…。

だが、此の時のつくしは、密かに、思って居たのだった。

“だからと云って、『道明寺社長を退陣させて迄、為さる事では無いかと…。』と、思うの
　は、私だけだろうか？
　私は、考えが甘いのだろうか？”と…。

其処で、そんな風に、思って居たつくしを余所に、此の時のつくしの養父で在る　藤堂社長は、更に、自身の娘と成った　つくしに話しし始めるのだった。

「だからと云っても、今の道明寺HD自体、良い状況とは言えんだろ？
　其処で…だ。
　つくしは、我が社（藤堂商事）の『海外プロジェクトリーダー』として、NYに飛んで、
　道明寺会長の補佐役に成って、道明寺HDを立て直して来て欲しい。
　道明寺会長の話しでは、司君の傍につくしさえ居れば、“道明寺HDを立て直し出来る期間
　は、物の１～2か月で、達成されるだろう。”と、仰って居た。
　なので、其れ位を目途に、NYに飛んでくれ‼」と…。

だからだったのだ。
此の時のつくしは、自身の心の中で、“はぁ～⤵。”と、溜息を吐き乍らも、「承知致しました。」と、返答するしか無かったのだった。

だからだったのだ。
其の後、暫くしてから…。
所謂、『道明寺HD』というのか？
司の体調が整う時期を待って、つくしは、NYに渡米する事に成ったのだった。

＜司の其の後＞

つくしの養父と成った　藤堂商事　社長と会う為に日本に帰国して居た司の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保は、其の後、NYに戻って直ぐ、司の下に向かい、つくしの養父と成った　藤堂商事　社長と話し合った件を、自身の息子で在る　司に話しするのだった。

何故、此の時の司の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保は、自身の息子で在る　司に話ししたのか？…というと、其れは、勿論、司を復活させる為…だったのだ。

云わば…。
道明寺HDを元の状態に戻す為には、其れは、司の力も必要と成って来るから…だったのだ。

だからこそ…。
此の時の司の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保は、自身の息子で在る　司に話しする必要性が有ったのだった。

其の結果、司は、自身の体調を元に戻す為に、尽力して居たのだから…。
そして、司の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保にとって、自身の息子で在る　司の其の後の状況は、満足出来る状況…だったのだ。

なので、司が道明寺HDに復帰してからの司の働き振りは、道明寺HDの重役達が納得する様な働き振りだと云えたのだった。

なので、司が道明寺HDに復帰してからの僅か2～3か月の間に、『道明寺HD』自体も復活して居たのだった。

しかも、其れは、つくしがNYに渡米する迄の僅かの間に達成されて居たのだった。

なので、つくしがNYに渡米した頃の司は、ビジネスだけでは無く、プライベートに迄、つくしを支配し様とし始めて居たのだった。