2022．7．18…海の日（7月第3月曜日）

＜此の二次小説『海水浴【会いたい】…＜つかつく＞　　番外編』は、『七夕【会いた
　い】…＜つかつく＞　　番外編①～②』の続きの様なお話しに成って折ります。
　先ずは、『七夕【会いたい】…＜つかつく＞　　番外編①～②』をご覧下さいました成ら
　ば、幸いです。
　了承の程、宜しくお願い致します。＞

【『七夕【会いたい】…＜つかつく＞　　番外編①～②』と、同じ年の7月の第3月曜日を含
　んだ三連休（土日祝）のお話】

其の年の7月の第3月曜日を含んだ三連休（土日祝）の少し前の日の事…。
司の姉で在る　椿が、自身の愛娘で在る　杏を連れて日本に帰国して帰って来たのだ。

と言うのも、司の姉で在る　椿は、自身の義妹で在る　絵夢から或る話しを聞いたから…だったのだ。

【自身の義妹で在る　絵夢から聞いたという其の或る話しとは…。】

実は、椿の義妹で在る　絵夢は、別の話しの事でTELが掛かって来た自身の義姉で在る　椿にも、自身の姪っ子と成った　ひなから聞いた『七夕』の話を話しして置いたのだった。

「七夕の日に、ひなちゃんから聞いた話…何ですけど…。」と、話しを切り出し乍ら…。

だからだったのだ。
其の後、椿の義妹で在る　絵夢は、自身の義姉で在る　椿に、更に、自身の姪っ子と成った　ひなから聞いた『海水浴』についての話しも、話しし始めるのだった。

「其れと、実は、ひなちゃんから聞いた『七夕』の話の次の日に、今年の『海の日』が7月
　18日（2022年の場合＜7月第3月曜日＞）という事で、海水浴についても、ひなちゃん
　から話しを聞いたんです。
　実は、ひなちゃんは、家族で、海水浴に行った事が無いそう何です。
　ひなちゃんが初めて行った海水浴は、高校生の頃に、当時のクラスメートのお友達と
　一緒に行った海水浴が初めてだったそうです。
　で、其の次に、海水浴に行ったのは、大学生の頃だったそうです。
　私は、ひなちゃんからそんな話しを聞いて、“家族で海水浴に行く事が出来たら良いの
　に…。”と、思った位…だったんです。
　でも、ひなちゃんは、進さんの秘書をしてくれて居るし、そう簡単にお休みが取れない
　と、思うんです。
　だから、“お兄様（司）　と　進さんに相談し様かしら？”と、考えて視たんですけど…。
　お姉様は、私の案について、如何思われますか？」と…。

其処で、此の時の司の姉で在る　椿は、“良い事を思い付いたわ。”と、ピンっと、来た事で、自身の義妹で在る　絵夢に言って除けるのだった。

「そうなのね。
　分かったわ。
　其の事に関しては、私に任せてくれないかしら？
　勿論、司　と　進には、此の話しは、まだ、し無いでくれる？
　絵夢ちゃんは、まだ、司　と　進には話しして居ないわよね？」と…。

だからだったのだ。
此の時の絵夢は、素直に、自身の義姉で在る　椿に話しするのだった。

「はい、まだ、話しして居ません。
　“お姉様に相談してから…。”と、思って居たので…。」と…。

だからだったのだろう。
此の時の司の姉で在る　椿は、更に、自身の義妹で在る　絵夢に言えた言葉…だったのだ。

「じゃあ、司　と　進には、此の話しは、一切、し無いでくれるかしら？
　実は、私に考えが有るのよ。
　宜しくね！」と…。

其処で、此の時の椿の義妹で在る　絵夢は、自身の義姉で在る　椿に、「はい、分かりました。」としか言い様が無かったのだった。

だからだったのだ。
実は、其の年の7月の第3月曜日を含んだ三連休（土日祝）の少し前の日に、司の姉で在る　椿が、自身の愛娘で在る　杏を連れて日本に帰国して帰って来たという訳…だったのだ。

勿論、此の時の椿の義妹で在る　絵夢自身、自身の義姉で在る　椿が、椿の愛娘で在る　杏を連れて日本に帰国して帰って来る等と、一切、聞いて居らず、吃驚して居た事は言うまでも無かったのだった。

実は、何故、司の姉で在る　椿が、自身の愛娘で在る　杏を連れて日本に帰国して帰って来たのかというと…。
其れは、自身の姪っ子で在る　ひなを海水浴に連れて行く為…だったのだ。

だからだったのだろう。
道明寺邸に到着した時の司の姉で在る　椿は、自身の義妹で在る　絵夢に言って置くのだった。

「今回の私の帰国は、ひなちゃんを海水浴に連れて行く為なのよ。
　だから…ね。
　司　と　進には、此の話しは言わないで欲しいの。
　進は良いのよ。
　連れて行っても、邪魔に成る事は無いから…。
　でも…ね。
　司は、駄目なのよ。
　一緒に連れて行けば、邪魔で仕方無いでしょ！
　だから…ね。
　進には申し訳無いけど、司と一緒にお留守番！」と…。

だが、此の時の椿の義妹で在る　絵夢は、そんな風に、自身に話ししてくれた自身の義姉で在る　椿に対して、自身の疑問を口にするのだった。

「お姉様には申し訳無いんですが…。
　此の話しに関して云えば、例え、私から話しし無くても、きっと、お兄様（司）　と　進
　さんにはバレると思います。
　其れでも、大丈夫でしょうか⁉」と…。

だからだったのかも知れない。
此の時の司の姉で在る　椿は、自身の考えを自身の義妹で在る　絵夢に言って除けるのだった。

「其れは、大丈夫よ。
　私から西田に話しして、ひなちゃんの三連休（土日祝）をお休みにして貰うから…。」と、にこっと、笑い乍ら…。

だからだったのだろう。
此の時の椿の義妹で在る　絵夢は、そんな風に、自身に話ししてくれた自身の義姉で在る　椿に対して、思って居たのだった。

“流石は、お姉様…。”と…。

そして、其の後の司の姉で在る　椿は、自身の義妹で在る　絵夢に言って居た通り、西田に連絡を入れて置くのだった。

「今度のひなちゃんの三連休（土日祝）は、お休みにして上げて…ね。
　で、此の事は、司　と　進には、一切、内密でお願いね。
　もし、喋ったら、私は暴れるかも知れないわよ！」と…。

実の事を言うと、司の愛娘で在る　ひなは、進の第2秘書なのだ。

だからだったのだ。
そう簡単に、ひなを休ませる訳にはいかないのだ。

だからだったのだろう。
此の時の西田は、恐る恐る、司の姉で在る　椿に訊き始めるのだった。

「もし、宜しければ、其の理由を伺っても宜しかったでしょうか？」と…。

だからだったのだ。
此の時の司の姉で在る　椿は、現在は、進の第1秘書で在る　西田に言って除けるのだった。

「ひなちゃんは、今迄に、家族と一緒に、海水浴に行った事が無いんだって…。
　だから…ね。
　家族で、海水浴に連れて行って上げたいのよ。
　西田…宜しくね！」と…。

だからだったのかも知れない。
“仕方が無いだろう。”と、考えた此の時の西田は、司の姉で在る　椿に伝えるのだった。

「承知致しました。」と…。

だからだったのだろう。
此の時の司の姉で在る　椿にとっては、何もかも、お膳立ては出来たという訳…だったのだ。

そして、其の後の司の姉で在る　椿は、自身の姪っ子で在る　ひなに話しするのだった。

「今度の…ね。
　ひなちゃんの三連休（土日祝）は、お休みにして貰える様に、西田に言って有るのよ。
　ひなちゃんは、今迄に、家族で、海水浴に行った事が無いんでしょ！
　だから…ね。
　ひなちゃんの三連休（土日祝）は、私　と　杏　と　絵夢ちゃん　と　歩（進　と　絵夢
　夫婦の息子）と一緒に、海水浴に行くわよ。
　ちゃんと、水着も用意して有るのよ。
　此れは、ひなちゃんの水着よ。」と、言い乍ら、水着が入って在る袋を手渡したのだ。
「………」

実は、司の姉で在る　椿は、“何時（いつ）かは、こう言う事も有るだろう。”と、思って居た事も有り、自分自身の分も勿論の事だが、事前に、司の愛娘で在る　ひな　と　自身の愛娘で在る　杏　と　自身の義妹で在る　絵夢　と　自身の甥っ子で在る　歩（進　と　絵夢
夫婦の息子）の水着も用意して置いたのだった。

其の水着には、全て、それぞれ、自分自身の名前をモチーフにした絵柄が描かれて居たのだった。

司の姉で在る　椿には、『椿の花』をモチーフにした水着…。
そして、司の愛娘で在る　ひなには、『桃の花』をモチーフにした水着…。
そして、自身の愛娘で在る　杏には、『杏（あんず＜和名：杏子＞）の花』をモチーフにした水着…。
そして、自身の義妹で在る　絵夢　と　自身の甥っ子で在る　歩（進　と　絵夢夫婦の息子）には、『絵夢』という名前から、司の姉で在る　椿のイメージに寄って、『シャボン玉』をモチーフにした水着をお揃いの絵柄で用意したのだった。

だからだったのだろう。
実は、此の時の司の愛娘で在る　ひなは、自身の伯母で在る　椿から、「此れは、ひなちゃんの水着よ。」と、手渡されたそんな水着が入って在る袋を受け取り乍らも、驚愕で、言葉を発する事が出来無かったのだ。

そして、そんな話しを聞いた其の次の日に成り、出勤後の司の愛娘で在る　ひなは、更に、自身の上司で在る　西田からも、同じ様な話しをされたのだった。

「次回の三連休（土日祝）は、お休みにして下さい。
　其れと、楽しんで来て下さいませ。」と…。

だからだったのだろう。
此の時の司の愛娘で在る　ひなは、“伯母様から話しを聞いたのだろう。”と、思った事で、自身の上司で在る　西田にこういうしか無かったのだった。

「有難う御座います。」と…。

だからだったのだ。
司　と　進が知らない中…。
三連休（土日祝）の初日で在る　土曜日の午後から、司の姉で在る　椿　と　司の愛娘で在る　ひな　と　椿の愛娘で在る　杏　と　椿の義妹で在る　絵夢　と　椿の甥っ子で在る　歩（進　と　絵夢夫婦の息子）と…で、一緒に、海水浴に行く事と成ったのだった。
勿論、其の場所は、道明寺家の別荘が在る　プライベートビーチだった事は言うまでも無かったのだが…。