tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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12月28日~二人だけの初めてのBirthday~【Close to you~お前の傍に~】…<つかつく>  番外編




12月28日…つくしちゃんのBirthday



<此の二次小説『12月28日~二人だけの初めてのBirthday~【Close to you~お前の傍に
 ~】…<つかつく>  番外編』の中に出て来る一部の言葉の中に、不快に思われるやも
 知れない言葉が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



【『二人だけのXmas【Close to you~お前の傍に~】…<つかつく>  番外編』の続き】


12月25日の司 と つくしの『二人だけのXmas』を過ごした翌日の12月26日の司の機嫌は、上機嫌…だったのだ。


だが、翌日の12月26日の司のそんな御機嫌振りは、其の後、或る人物からの連絡に寄って、急降下するのだった。


否、翌日の12月26日の其の或る人物からの連絡と言うのは、そんな司の『御機嫌振り』を、一瞬にして、奈落の底に突き落とす様な『衝撃振り』…だったのだ。


所謂、其れ位、司の顔色は、一瞬にして、蒼褪め、打ちのめされる様な情報…だったのだ。


12月25日の司 と つくしの『二人だけのXmas』を過ごした其の翌日の12月26日に、そんな連絡を司に入れて来た其の或る人物とは、あきら…だったのだ。



実は、つくしのBirthdayが何時(いつ)で在るのか?
直接、F4は、つくし本人から聞かされた訳では無かったので、其のつくしのBirthdayの日にちを、全く、知らなかったのだ。


実の事を言うと、英徳高校時代のつくしは、自分自身のBirthdayに関して、誰からも聞かれなかったからこそ、F4だけじゃ無く、滋 と 桜子にも言って居なかったのだ。


そして、其の後のつくしは、事故に遭ってしまった事から、結局、自分自身のBirthdayに関して、F4だけじゃ無く、滋 と 桜子にも言う機会を失って居たという訳…だったのだ。



という事は、つくしのBirthdayが何時(いつ)で在るのか?
知って居る人物は、F4&T4の仲間の間では、唯一、優紀だけだったのだ。


だからだったのだろう。
其の当時のつくしは、全ての自分自身の過去の記憶を失って居たという事も有り、自分自身のBirthdayが何時(いつ)で在るのか?
其の事さえも、つくしの記憶の中から消し去られて居たのだった。


だからだったのだ。
つくしが事故に遭って、暫く経った頃…。
つくし本人から自分自身のBirthdayが何時(いつ)で在るのか?
桜子自身、聞いて居なかった事に気が付き、優紀に確認して居たのだ。
勿論、其の場には、滋も一緒に居た事は言うまでも無かったのだ。


「優紀さんは、先輩の幼馴染で親友で居らっしゃいますから、当然、先輩のBirthdayが何時
 (いつ)で在るのか?
 ご存知ですよね?」と…。


実は、学年は違えど、其の当時、つくしと共に、英徳高校に在籍して居た桜子だけじゃ無く、滋も、また、“つくしから聞いて居るだろう。”と、優紀は、勝手に、解釈して居たので、悪怯れる(わるびれる)様子も無く、そんな風に自身に訊いて来た桜子だけじゃ無く、滋にも、サラッと、伝えるのだった。


「ええ、勿論、知ってますよ。
 つくしのBirthdayは、12月28日です。」と…。



だからだったのだろう。
此れ迄に、桜子は、つくしのBirthdayが何時(いつ)で在るのか?
直接、つくし本人から聞いて居なかった事を後悔して居たのだ。


“先輩のBirthdayが何時(いつ)なのか?
 何故、私は、先輩に聞いて置かなかったのだろうか?”と…。


勿論、つくしと知り合った英徳高校1年生だった12月28日頃の桜子は、つくしに救ってもらった事が切っ掛けで、心を入れ替え始めては居たが、まだ、『黒歴史時代』終盤の頃の桜子…だったので、尚、其の当時の自分自身の行いを悔むしか無い桜子…だったのだ。



そして、つくしが英徳高校2年生だった12月28日頃の滋は、まだ、つくしと知り合う前の事だったので、現在の滋が、例え、つくしのBirthdayが何時(いつ)で在るのか?
全く、知らなかったとしても、当然の事乍ら、致し方無い筈なのだが、其れでも、やはり、後悔しか無かった滋は、其の事が悔まれて仕方無かったのだった。


“つくしがこう言う状態に成ってしまったので有れば、もっと、早くに、つくしと知り合っ
 て居れば良かったのに…。
 そうすれば、つくしの為に、もっと、楽しいお誕生日会を開いて上げる事が出来たと思う
 のに…。”と、打ち拉がれる程に…。


実の事を言うと、滋 と 桜子からして視れば、例え、全ての過去の記憶を失ってしまったつくしの傍に、現在の滋 と 桜子が、常に、一緒に居る事が出来たとしても、其れは、本当のつくし(=牧野つくし)では無かったのだから、滋 と 桜子が、それぞれ、そんな風に思ってしまったのだとすれば、当然と云えば、当然な想い…だったのかも知れない。



其れが証拠に、事故後のつくしが目覚めた時には、自分自身が誰で在るのかさえも分からなく成って居るだけじゃ無く、自分自身のBirthdayが何時(いつ)で在るのかさえも覚えて居ない状況…だったのだ。


だからだったのだろう。
優紀から確認出来た事も有り、つくしの姉と成った 滋が、T3の代表かの様に、つくしのBirthdayが何時(いつ)で在るのか?
本人に伝えた時も、「そう何だ。」と、言った切り、何の感慨も無そうに、きょとんとして居た位…だったのだ。


だからこそ…。
全ての記憶を失って居た当時のつくしは、滋 と 優紀 と 桜子から、例え、毎年の様に、自身のBirthdayで在る 12月28日に自分自身の誕生日祝いを執り行ってもらったとしても、心底、嬉しそうには見えなかったのだ。


だからだったのかも知れない。
例え、自身の姉と成った 滋から、「12月28日がつくしのBirthdayだよ!」と、言われたしても、其処に、感慨が在る訳でも無く、つくし自身、何の思い入れも無かったのだった。


所謂、例え、12月28日が自分自身のBirthdayだったとしても、事故後のつくしにとっては、年間行事の一つの様に捉えて居る節が有る程…だったのだ。



だが、其の後のつくしは、自分自身の全ての記憶を取り戻した事で、司との『二人だけのXmas』を過ごした後に、密かに、思って居たのだった。


“すっかり忘れてしまって居たけど、明後日の12月28日は、私のBirthdayだった
 わ。”と…。


そして、更には、英徳高校2年生当時のつくしは、12月28日が如何言う日で在るのか?
F4&T2の誰にも伝えて居なかった事を思い出して、密かに、思って居たのだった。


“(自身の幼馴染で親友で在る 優紀以外は)12月28日が如何言う日で在るのか?
 誰も知らないんだろうな。”と…。


だからだったのかも知れない。
密かに、つくしがそんな風に考えて居るだろう事を察知した桜子は、あきらに伝えて居たのだった。


「実は、優紀さんから聞いたんですが、明後日の12月28日は、先輩のBirthdayだそうで
 す。
 “きっと、道明寺さんは其の事をご存知無いんじゃ無いか?”と、私自身、認識しましたの
 で、12月28日が如何言う日で在るのか?
 道明寺さんにお伝え下さいませんか?」と…。


だからだったのだ。
詳細も含めて、桜子から司に伝える様に懇願されたあきらは、司に連絡を入れて居たという訳…だったのだ。


「桜子から聞いたんだけど…よ。
 明後日の12月28日は、つくしちゃんのBirthdayらしいぞ‼
 12月28日が如何言う日なのか?
 司は、知ってんのか?」と、訊くかの様に…。



だからだったのだろう。
あきらから、そんな話しを聞かされた事に寄って、其処迄、自分自身の考えが及んで居なかった事を思い知るのだった。


“やべっ‼
 つくしのBirthdayの事迄、俺の頭の中には無かったわ。
 否、其処迄、考えが至って無かったわ。”と、反省するかの様に…。


だからだったのだ。
此の時の司の顔色は、顔面蒼白と、言っても良い位…だったのだ。


云わば…。
其れ位、此の時の司は、あきらからのそんな話しを聞いて驚愕して居たのだった。


だが、此の時の司は、ビデオ通話にて、あきらと話しして居る事を思い出し、一応、冷静に対応し様とするのだった。


「否、俺は知らなかった。
 あきら…教えてくれて、サンキュな!」と…。



だが、実は、此の時のあきらには分かって居たのだった。


何故なら…。
ビデオ通話にて、司の様子を見て居たあきらは、司が顔面蒼白状態に成って居る事を確認して居たから…だったのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時のあきらは、TELを切る寸前に、司に訊くのだった。


「やはり、司…お前も知らなかったのか?
 お前、大丈夫か?
 お前の顔色は、真っ蒼だぞ‼」と…。


だが、此の時の司は、“あきらは、俺の事を心配してくれて居るんだろう。”と、認識して居たにも関わらず、あきらに其の事を悟られた事自体、不服に思ったのか?
此の時の司は、そんなあきらに悪態を突くのだった。


「大丈夫に決まってんだろ‼」と…。
「………」


実の事を言うと、更に、あきらには分かって居たのだ。


“司は、俺に負け惜しみを言ってんだろうな。”と…。


だからだったのだ。
此の時のあきらは、其れ以上、司に反論する事自体、止めたのだった。


だからだったのかも知れない。
此の時の司も、其れ以上、あきらから悟られたく無いという思いも有り、其れ以上の悪態を突く事無く、素直に、あきらに言って除けるのだった。


「あきらから心配して貰わねぇでも大丈夫だ‼
 唯、つくしの婚約者なのに、つくしのBirthdayが何時(いつ)なのか?
 そんな大切な日を知らなかった事に、ちょっと、ショックを起こしただけだ。
 悪かったな、あきら!」と…。


だからだったのだろう。
其の後の司 と あきらは、何方からとかでは無く、同時に、「じゃあな!」と、言った切り、お互い、ほぼ同時に、TELを切ったのだった。



実は、司は、滋に呼び出され、滋から或る物を受け取って居たのだった。


「実は、此のネックレス…何だけど…。
 つくしが事故に遭った時に身に着けて居た物らしいの。
 勿論、他にも、色々、有ったんだけど…ね。
 “此れは、きっと、つくしが司から貰った物だろう。”って、解釈したので、此れ迄、私が
 預かって大切に保管して居たの。
 だから…ね。
 此れは、司に返すよ。
 で、司からつくしに渡して上げて…。」と…。


だからだったのだ。
此の時の司にとっては、見間違える筈の無い見覚えの在る 其の『土星のネックレス』が入ったジュエリーケースを、滋から受け取って居たのだった。


勿論、此の時の司の心の声は、其の『土星のネックレス』が入ったジュエリーケースを見乍ら、呟いて居た事は言うまでも無かったのだった。


“確か、此の(『土星のネックレス』が入った)ジュエリーケースは、俺があの橋から川に
 向かって放り投げたやつだよな。
 何で、つくしは、此の『土星のネックレス』を身に着けて居たんだぁ~⁉
 まさか、あいつは、あん時に、あの冷たい川で、此の(『土星のネックレス』が入った)
 ジュエリーケースを探したのか?
 確か、あいつ、あん時も、俺に何も言って来なかったよな⁉
 あいつ、あん時に、まさか、風邪を引かなかっただろうな。”と…。


実は、既に、過去の話なのだが、今更乍ら、つくしの事を心配し始める司…だったのだ。



【勿論、あの後のつくしは、風邪を引いてしまったのだ。
 だが、あの当時、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の策略に寄り、椿 と 
 司姉弟の従姉兄弟で在る 『清永』と、名前を偽って迄、つくしに近付いた『国沢亜門』
 に寄って助けられたつくし…だった事は言うまでも無かったのだった。】



そして、滋から受け取った『土星のネックレス』が入ったジュエリーケースを、つくしのBirthdayで在る 12月28日に、つくしに見せる為に、司は、つくしに手渡すのだった。
勿論、滋から聞いた話をつくしに聞かせ乍ら…。


だからだったのだろう。
司から『土星のネックレス』が入ったジュエリーケースを受け取ったつくしは、先ずは、「有難う!」と、司にお礼を伝えてから、ジュエリーケースの中の『土星のネックレス』を見て、『土星のネックレス』が入ったジュエリーケースを、再び、司に預けて自身の首に着けて貰い乍ら、自身の心の中で呟くのだった。


“お姉様にも、ちゃんと、お礼を伝えなくちゃね。”と、涙ぐみ乍ら…。


だからだったのだろう。
つくしが泣いて居る意図が読めない此の時の司は、取り敢えず、自分自身が疑問に思って居た事をつくしに訊く事にしたのだった。


「確か、俺が、あん時、お前が受け取ってくれねぇ事に怒って(いかって)、此の(『土星
 のネックレス』が入った)ジュエリーケースを、あの橋から川に向かって投げて、捨てた
 筈…だったよな⁉
 でも、滋が此の(『土星のネックレス』が入った)ジュエリーケースを預かってくれて居
 たっつー事は、お前があの川に入って探したっつー話だよな。
 お前は、あんな寒い最中(さなか)、あの冷てぇ川に入って、態々、此の(『土星のネッ
 クレス』が入った)ジュエリーケースを探したんか?
 もしかして、あん時、お前、冷てぇ川に入って風邪引いたんじゃねぇのか?
 でも、悪かったな。
 寒い思いをして迄、此の(『土星のネックレス』が入った)ジュエリーケースを探してく
 れたんだろ?
 つくし、サンキュな!」と…。


だが、つくしはつくしで、あの時に『国沢亜門』に寄って助けられた事等、一切、司に言わずに、司を安心される言葉だけを司に伝えたのだった。


「大丈夫だったよ。」と…。


何故なら…。
もう過ぎた事で有って、もし、司がつくしから嘘偽り無く話しを聞いたとて、あの当時の事を司が後悔するだけで、何の解決にも成りそうに無かったからこそ、此の時のつくしは、司に其の当時の話をし無かったのだった。
そして、此の時のつくしは、真実を言わず、“司に安心して貰える様に…。”と、ニコッと、司に笑い掛けるに留めたのだった。


だからだったのかも知れない。
此の時の司もまた、つくしには、其れ以上の事は訊かなかったのだ。



だからだったのだろう。
お互い言いたい事は山の様に有るのかも知れなかったのだが…。
此れ以上言い始めると、また、お互い、喧嘩に成ってしまう事は百も承知だったので、司にしても、つくしにしても、此の話題から話を逸らし始めるのだった。


何故なら…。
司は、此の日(12月28日)がつくしのBirthdayで在る事…。
そして、つくしも、また、自分自身のBirthdayに、態々、喧嘩したくないと言う思いも有り、お互い、密かに、同じ様な事を考えるのだった。


“話題を変える方が得策だろう(よね)。”と…。


所謂、英徳高校時代の司 と つくしの二人の過ち(喧嘩しては別れ、また、くっ付く)を、現在に迄、繰り返さない為にも学習して来たからこそ、現在の司 と つくしは、話題を変えるが出来て居たのだろう。


其れだけ、現在の司 と つくしは、大人に成って来たと言えるのかも知れない。
否、もしかしたら、つくしは、『大河原家』のお嬢様として暮らして来た事で良い相乗効果を生み、良い結果を生んで居たのかも知れない。


そして、此の日(12月28日のつくしのBirthday)は、漸く、司 と つくしの二人にとって、『二人だけの初めてのBirthday』を過ごす事が出来て居たという訳…だったのだ。



PS.


勿論、つくしへのBirthday presentは、『土星のネックレス』という訳では無かったのだ。


実は、つくしらしいと云えばつくしらしいのだが、つくしは、“『土星のネックレス』がBirthday presentだろう。”と、勝手に、認識してしまって居たのだ。


実の事を言うと、あきらからの連絡を受けた後の司は、“二人の恋人記念に…。”と、つくしの好きな色(ブルー)に合わせて、つくしの誕生石で在る 『ブルージルコン』が埋め込まれたリングを、つくしの為に、ちゃんと、用意して居たのだった。
勿論、司は、自身の第1秘書で在る 西田に、つくしの誕生石で在る 『ブルージルコン』を探させて居た事は言うまでも無かったのだが…。



fin

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