tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

PVアクセスランキング にほんブログ村

Close to you~お前の傍に~…<総優>【Close to you~お前の傍に~…<つかつく>】  番外編②




<プロローグ>


優紀が、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人からの話しに返答する事が出来無いで居ると、狙ったかの様に総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、優紀にお願いし始めるのだった。


「ねぇ、優紀さん…貴女に、折り入って、お願いしたい事が有るのよ。」と…。


其処で、不意を打たれた様な形に成って居た優紀は、思わず、声を上擦らせて居たのだった。


「へっ??」と…。


だからだったのだろう。
そんな優紀の顔の表情を見て居た総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、クスクスと、笑い乍らも、優紀に話しし始めるのだった。


「実は…ね(笑)。
 私(わたくし)は、優紀さんの携帯アドレスを教えて貰いたいのよ。
 総二郎が如何とかそう言うんじゃ無くて、私(わたくし)は、優紀さんとは好意にして置
 きたいのよ。
 世間では、そう言うのを、『友達付き合い』って、言うのかしらね?
 私(わたくし)は、総二郎が如何とかそう言うんじゃ無くて、優紀さんとお近付きに成り
 たいと、思って居るのよ。
 如何かしら、優紀さん…?
 私(わたくし)に、優紀さんの携帯アドレスを教えて下さらないかしら?」と…。
「………」


だからだったのかも知れない。
此の時の優紀は、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人からのそんな突拍子も無い話し振りに、優紀自身、面食らって居た事は、事実…だったのだ。


だからこそ…。
此の時の優紀は、直ぐには、返答の言葉も出て来ない程…だったのだ。



勿論、其の状況は、優紀だけでは無かったのだ。
桜子自身もそうだったのだが、此れ迄に、人前(ひとまえ)で、そんな風に、クスクスと、笑って魅せて居る総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人を見た事の無い桜子の祖母で在る 旧 華族 三条家の大奥様にとっては、尚更、驚愕するのだった。


実は、『(総二郎の母親で在る)西門流 家元夫人』という女性は、嘗て、英徳高校時代の『牧野つくし』が感じて居た様に、凄く綺麗だが、何処か冷たく見える様な女性…だったのだ。


所謂、『(総二郎の母親で在る)西門流 家元夫人』という女性は、普段、人前(ひとまえ)で笑う様な事は無く、寧ろ、世間では、『鉄の女』と、言われて居る『(司の母親で在る)道明寺HD 社長 道明寺楓』と、何処か、雰囲気が似て居る女性…だったのだ。


其れだけに、『(総二郎の母親で在る)西門流 家元夫人』の見た目の冷たさは、冷めた女性の様にも見える位…だったのだ。


だからこそ…。
此の日の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人のそんな様子を見て居た桜子自身もそうだったのだが、自身の祖母で在る 旧 華族 三条家の大奥様にとっては、尚更、有り得ない状況…だったのだ。


だが、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人自身は、一切、そんな事を気にして居る様な素振りを魅せず、唯、優紀の顔を、じーっと、見続けて居たのだった。



だからだったのだろう。
仕舞いには、優紀自身、“(総二郎の母親で在る 西門流)家元夫人に何と言ってお断りしたら良いのだろう⁉”と、悩み出す程…だったのだ。


何故なら…。
優紀自身、“此れ以上、西門さんを怒らせて迄、西門さんと関わりを持ちたくない。”と、考えて居た事から、“申し訳無いけど、(総二郎の母親で在る 西門流)家元夫人共、関わり合いに成りたくない。”と、考えて居たのだった。



だからだったのかも知れない。
そんな総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人 と 優紀の様子を傍から見て居た桜子の祖母で在る 旧 華族 三条家の大奥様は、優紀に助け舟を出すかの如く、優紀に声を掛けるのだった。


「優紀さん…家元夫人に優紀さんの連絡先を教えて差し上げたら如何かしら?
 家元夫人は、優紀さんとお近付きに成りたい様だし…。
 もし、優紀さんに何か有った時は、家元夫人が助けて下さるかも知れないでしょ!
 勿論、私(わたくし)は、此れからも、優紀さんの後ろ盾に成るつもりよ。
 でも、優紀さんの後ろ盾に成って下さる方は、多いに越した事は無いわ。
 其の優紀さんの後ろ盾に、もし、家元夫人が成って下さるのだとしたら、其れは、良いお
 話しでしょ!
 だからこそ、私(わたくし)は、優紀さんに、申し上げたのよ。
 “家元夫人に優紀さんの連絡先を教えて差し上げたら…。”って…。」と…。


其処で、桜子迄もが参戦するかの如く、優紀に声を掛けるのだった。


「そうですわ、優紀さん…。
 実は、先日のお茶会の際、優紀さんがお祖母様の半東を務められましたでしょ!
 ですから、既に、優紀さんは、世間で噂に成ってますのよ。
 “あのお嬢様は、何方のお嬢様…何でしょうか?”って…。
 例え、優紀さんがそう言う噂に成ったとしても、其れは、当然…何ですのよ。
 何故なら…優紀さんは、もうすっかり、レディーですわ。
 優紀さんがそう言う噂に成るのも、『時間の問題』って所…だったと、私は、思います
 よ。
 でも、実は…今から、私がお話しする内容は、決して、嫌味とかそう言う意味でお話しす
 る内容じゃ無いんですが…。
 其れでも、優紀さんは、私からのお話しを勘違いし無いで聞いて下さいね。」と…。


勿論、此の時の桜子は、自分自身の優紀への思いを知って欲しくて、前置きについて話ししつつも、自分自身が嘘偽り無く優紀に話しして居る事を信じて欲しくて、優紀の顔を見詰め乍ら、話しして居たのだった。


勿論の事、優紀は優紀で、桜子の自分自身への思い や 優しさを知って居るので、優紀自身、勘違いを引き起こす事は無かったのだった。


だからだったのだろう。
此の時のそんな優紀が桜子に言えた言葉は、「はい、大丈夫ですよ。」…だったのだ。


だからだったのだ。
そんな優紀からの返答の言葉を聞く事が出来た此の時の桜子は、また、優紀に話しし始めるのだった


「残念乍ら、優紀さんは、一般家庭出身のお嬢様ですわ。
 ですから、そんな優紀さんに嫉妬心を引き起こす淑女達が現れない共限りませんわ。
 もし、そんな嫉妬心を引き起こした淑女達が現れれば、きっと、優紀さんが傷付く事に成
 り兼ねませんわ。
 そう成れば、きっと、優紀さん自身、私達が居る此の世界が嫌に成ると思います。
 私は、優紀さんにそう成って欲しくないんです。
 今では、先輩も、すっかり、セレブの世界の住人に成って居ますわ。
 ですから、優紀さんにも、後ろ盾に成って貰える人物が必要だと思います。
 優紀さんにとっては、其れが、私の祖母で在り、家元夫人…何だと思います。」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時の優紀は、桜子からのそんな話しを聞いて居て、“納得せざるを得ないだろう。”と、解釈した事から、桜子の指示に従うのだった。


そして、其の場で、優紀は、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人に自身の携帯アドレスを教えて居たのだった。



そして、そんな日から、更に、数日が経った頃…。
優紀は、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人からの連絡を受けた事で、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人と会う事に成ったのだった。
其処で、優紀は、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人から或る事を訊かれるのだった。


「先日、お会いした時に、桜子さんが仰って居たでしょ⁉
 “今では、先輩も、すっかり、セレブの世界の住人に成って居ますわ。”って…。
 桜子さんが仰って居た先輩って、何方の事かしら?」と…。


実は、此の時の優紀は、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人が、何処迄、『F4&T4』の仲間の事を知って居るのか?
皆目見当が付かなかったので、実は、何と言って返答したら良いのか分からなかったのだ。


だが、一応、此の時の優紀は、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人に話しして視るのだった。


「『牧野つくし』の事をご存知ですか?」と、訊き乍ら…。


そして、此の時の優紀は、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人から、「ええ、勿論…よ。」と、言う返答の言葉を聞いたので、続け様に、また、話しし始めるのだった。


「実は、私は、『牧野つくし』と同じ中学出身で、中学の頃からの幼馴染で親友…何です。
 そして、其の後のつくしは、高校2年生迄、英徳高校出身…だったんです。
 だから、つくしと同じ英徳高校出身で、つくしよりも一年後輩の桜子さんは、つくしの事
 を、『先輩』と、呼び始めたそうです。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人の頭の中には、優紀から聞いた話しの中で、疑問視する様な話しを聞いた様な気がしたのだった。


だからこそ…。
此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、更に、優紀に訊き始めるのだった。


「牧野さんは、確か、司さんの彼女だったわよね?
 そして、牧野さんは、確か、一般家庭出身のお嬢さんだった筈…。
 そんな牧野さんが英徳高校の生徒だと知った時も驚愕したんだけど…。
 其の牧野さんが、“一般入試で英徳高校に入学して来ただけじゃ無く、英徳(高校)の一
 般入試でトップ合格した程の才女だ。”と、総二郎から聞いた時は、驚愕だけでは済まな
 かったわね。
 しかも、先日、其の牧野さんの事を桜子さんは、“今では、先輩も、すっかり、セレブの
 世界の住人に成って居ますわ。”って、仰って居たわよね?
 私(わたくし)の頭の中では、其の事が、全く、理解出来そうに無いのよね。
 一体、如何成ってるのかしら?」と…。


だからだったのだ。
其処で、優紀は、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人からの話しを聞いて居て、漸く、悟ったのだった。


“きっと、家元夫人は、西門さんから、つくしの現状を聞いて居ないんだわ。
 だからこそ、家元夫人は、全く、理由(わけ)が分からないのかも知れない。”と…。


だからだったのだろう。
此の時の優紀は、決心したかの如く、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人に、『他言無用』と、条件を出した上で、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人から了承された事も有り、つくしの現状について、話しし始めたのだった。


勿論、『牧野つくし』に関しての情報を、全く、知らされて居なかった総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、優紀からの話しを聞いて、更に、驚愕するのだった。


だからだったのかも知れない。
其の上で、此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、優紀に話しするのだった。


「と言う事は、現在の牧野さんは、『大河原つくし』さんって、訳なのね。
 牧野さんって、まだ、10代なのに、既に、波乱万丈な人生を送って居るのね。
 でも、返って、其れで、良かったんじゃ無いのかしら?
 楓さんからは、何もお聞きして居なかったんだけど…。
 『大河原財閥』と言えば、『道明寺財閥』と匹敵する位の財閥出身企業よね。
 此れで、心置き無く、牧野さんは、道明寺家に嫁げるんじゃ無いのかしらね。」と…。



だが、此の時の優紀は、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人から聞いた『楓さん』という名前に、反対に首を傾げるしか無い状況…だったのだ。


何故なら…。
優紀自身、此れ迄、つくしからも、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の名前を聞いた事は無く、此れ迄は、つくしから『道明寺のお母さん』と、聞いて居ただけ…だったのだ。


だからこそ…。
『道明寺のお母さん』の名前が『楓』だと言う事を、もし、優紀が知らなかったとしても、何等不思議な話でも無かったのだった。



だからだったのだろう。
総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、優紀のそんな様子を見て居て、“如何したのかしら?”と、思い乍らも、優紀からの返答の言葉を待って居たのだった。


だからだったのだ。
此の時の優紀は、自分自身も、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人のそんな様子を見て居た事から、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人から聞いた『楓さん』という名前について、訊き始めるのだった。


「『楓さん』とは、何方様のお名前…何でしょうか?」と…。


其処で、此の時の優紀は、「司さんのお母様のお名前よ。」と、言う総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人からのそんな話しを聞いた事で、初めて、『楓』という名前が誰の名前なのかを知るのだった。



PS.


だが、実は、優紀の事を気に入ってしまった総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、“総二郎のお嫁さんには、優紀さんしか居ないわ。”と、独断専行して迄、既に、決めて掛かって居た事から、作戦変更を余儀無くされて居たという訳…だったのだ。



実は、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、自身の息子で在る 総二郎からつくしを紹介される際に、こう言って紹介されて居たのだった。


「此方、牧野つくし…。
 司の彼女…。」と…。


云わば…。
『牧野つくし』という人物は、『司の恋人だ。』と、紹介された事と成るのだ。


だからこそ…。
総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に話しを通して貰い、“如何にかして、牧野さんに頼んで、総二郎 と 優紀さんを結び付ける事は出来無いのかしら?”と、模索し始めて居た事は、事実…だったのだ。


だが、優紀からの話しを聞いた事で、結局、此の作戦は無かった事と成ったのだ。
従って、此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、次の一手を考えなければ成らない状況と成って居たのだった。


勿論、其れでも、此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、諦めるつもり等毛頭無かったのだ。


だからだったのだ。
此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、次なる一手を模索し始めて居た事は言うまでも無かったのだった。


“仕方無いわね。
 次なる一手を考えましょうか?”と、頭を捻り乍ら…。



<此の二次小説『Close to you~お前の傍に~…<総優>【Close to you~お前の傍に~…<
 つかつく>】  番外編②』の中に出て来る一部のシーン や 『総二郎』のセリフは、
 『花より男子』の原作者で在られます 神尾葉子先生が描かれたシーン や セリフを、
 勝手に、拝借させて頂き、勝手に、此方にて、記載させて頂きました。
 神尾葉子先生に於かれましては、勝手に拝借致し、勝手に記載致して折ります事をお詫び
 申し上げます。
 また、関係者各位 様に於かれましても、勝手に拝借致し、勝手に記載致して折ります事
 を、重ねて、お詫び申し上げます。
 ご了承の程、何卒宜しくお願い申し上げます。>

×

非ログインユーザーとして返信する