tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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お嬢だとしたら…<F4&T4>  1.




ある日のゴシップ誌に、T4特集が組まれていた。


今や、T4特集はF4特集に並び、購買数がUPする特集ネタに成っていた。


パパラッチに寄る隠し撮りは半端なく撮られていて、個人情報が在ったものじゃない状態に成っていた。


今月号のゴシップ誌もT4特集だった。


先月号のF4特集のゴシップ誌より、今月号のT4特集の方が購買数が1.5倍upしたとか…。
今や、男性人気も然る事乍ら、女性人気が高いT4だったのだ。


あきらが、今月号のT4特集のゴシップ誌が気に成り、使用人に買いに行かせていた。



【そんなある日の英徳高校 F4ラウンジでの会話…。】


あきらが、口火を切った。


「おいおい、知ってるか、今、『注目の的のT4』って…?」


類も、何故か、相当、詳しそうだった。


「ああ、知ってる。
 何でも、『桜林女学院高校のお嬢4人組』の事でしょ?
 何でも、『パーティーの華』らしいよ。」


あきらは、“普段、他人(ひと)に興味の無い類にしては、如何いう事だ?”と、思って居た。


「はぁ~??
 何で、類、そんなに詳しいだ?」
「ああ、使用人の休憩室の前を通り掛かった時、使用人が話しして居るのを小耳に挟ん
 で、ゴシップ誌を見せてもらったんだ。」


総二郎は、知らない様子だったが…。
驚愕している様子だった。


「へえ、そんなお嬢が居んのかよ?」


あきらは、司を揶揄っていた。


「女だから、司には興味ねぇだろうけどな。」
「なんだよ、それ‼」


其処にあきらが、例の今月号のT4特集のゴシップ誌を出して来て、F3に見せていた。


「ほれ、例の今月号のゴシップ誌‼
 案外、イケてるんだよな。
 綺麗処が二人に、可愛処が二人って、感じか⁉」


F2も一斉にゴシップ誌を見た。


「成程な‼
 センスもイケてるみてぇだな‼」
「ああ、先ず、記事を読んでみろよ‼」




~~ゴシップ誌の記事内容(それぞれの画像下、もしくは、横に記載されていた。)


【T4の由来は、T4リーダー格と言われている『牧野つくし』女史を守る会=『つくし』
 を守る会=通称 T4。
 T4とは、今や、『パーティーの華』と、呼ばれている『桜林女学院高校お嬢様4人組』
 の事。
 滅多にパーティーに4人が揃って出席する事は無く、稀では有るが、出席すれば、注目
 の的となる。
 ルックスも群を抜いているが、それぞれの出身家系が羨ましがられる所以だろう。


 一人一人、覗いて見よう‼


 T4のリーダー格と言われているのが、牧野財閥の流れを汲む、現在の牧野コーポレー
 ション(道明寺HDに次ぐ、日本企業業績第2位)のご令嬢 牧野つくしさん。
 桜林女学院高校2年。
 桜林女学院高校では、常に、学年トップの成績を誇る。



 T4では、年齢が一番上の桜林女学院高校3年。
 一番明るいと言われている。
 大河原財閥の流れを汲む、現在の大河原グループ(日本企業業績第5位)のご令嬢 大
 河原滋さん。



 T4では、一番お淑やかで品が在ると言われているのが、華道 花咲流 次期家元と評
 されている松岡優紀さん(華道の際の別名…花咲優紀さん)。
 お父様は、松岡総合病院の院長(お母様は、理事長をされている。)。
 桜林女学院高校2年。



 T4では一番年下の桜林女学院高校1年。
 旧華族 三条家のお嬢様  三条桜子さん。
 T4では、一番年下で在りながら、一番しっかりしていると、言われている。
 影のリーダーとも目されている。



 T4、それぞれのお母様方が、幼少期の頃より、幼馴染で親友でいらっしゃる為、それ
 ぞれのお嬢様で在るT4も、自然に幼馴染で親友に成ったそうだ。】 ~~



あきらが、更に、口火を切った。


「4月から、大河原の娘が、英徳大学に入って来るって、噂が有んだよな。
 もし、それが本当なら、T4にお近付きに成れるチャンスじゃねぇ?」


類は、首を傾げて居た。


「俺はちょっと、如何かなって思うけど…?」


あきらが、類に確認して来た。


「其れって、如何いう意味だ?」
「噂で聞いただけだから、良くは分からないけど…?
 大河原の娘って、かなり『天然でお祭り女』らしいよ。」


更に、司が、類に確認した。


「其れって、如何いう意味だ?」
「だ・か・ら…。
 大河原の娘は騒がしくて、煩いって意味‼」
「「「………」」」


F3は、言葉もなかった。
其処で、類は、頷きながら言った。


「でしょ?
 だから、俺はちょっと嫌かなって…。」


総二郎は、類の話しに納得していた。


「それは厄介か?」


類は、総二郎の言葉に納得した様に言って除けていた。


「だから…。
 そう言う事…‼
 T4とは、パーティーとかで会えれば、御の字じゃない?」


F3は、言葉に成らなかったが…。


類の言葉に、賛同して居た。

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