tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Fall in Love…<あき桜>  1.




<あきらside・プロローグ>


俺は、美作あきら  36歳…。   


俺は、26歳の時に、親の勧めも有り、また、企業間同士の提携話の件も有り、俺も経営者側の観点から、見合いをし、そのまま、結婚した。


何時までも、『マダム・キラー』では、居られねぇのも有ったのは事実だったのだが…。


だが、お互い、見合いという事も有り、お互いの本質を見抜いて居なかった事がダメだったのか、3年持たずして、離婚した。
幸いにして、子供は居なかった。


相手は、俺と離婚後半年で再婚したと、風の噂で聞いた。
どうも、俺との見合い前から、恋人が居たらしい。
俺との結婚生活の間も、相手とも続いて居たんだとよ。


通りで、拒まれる事も有った事が、納得出来た。
俺程の男が、拒まれるって、ちょっと、ショックだったりしてたんだが…そりゃあ、そうだろうな?


ざまぁねぇな‼
情けねぇわ‼



あいつ等はと、言うと…。


*()の年齢は、現年齢


司と牧野は、司が4年のNY生活から日本に帰国して直ぐ、あの司の母ちゃんが牧野を認めた事で、牧野が大学4年の時に婚約して居て、司が26歳、牧野が25歳の時に結婚した。
俺が結婚した同時期位に二人も結婚した。


その後直ぐ…。
1年後には、長男 翼(9)・次男 翔(7)・長女 すみれ(5)が誕生している。


現在は、NY勤務に成り、家族で移住して居る。



類は、長らく独身だったが、将来を危惧した両親に寄って焦らされ、見合いをさせられそうに成っていた。
そんな時、フランスに出張していた類が、静と再会し、付き合い出した。


で、その2年後には、類が32歳、静が35歳の時に、授かり婚で結婚した。


類の所は、長男 健(3)が誕生した。
現在、静は、妊娠中らしい。
で、類家族は、フランス勤務でフランス在住だ‼



総二郎は、結婚の許しが出るまで、かなり、一悶着は有ったみたいだった。


高校の時から総二郎は優紀ちゃんが好きだったのに、“西門家の柵に放り込みたくねぇ‼”と、優紀ちゃんを総二郎から遠避けたのに、数年後に再会してからは、優紀ちゃん一筋で、5年、恋人として付き合っていた様子だった。
5年の付き合い後、総二郎が28歳、優紀ちゃんが27歳で結婚した。


その後には、長男 優一郎(7)・長女 光紀(5)が誕生した。
総二郎家族も、ここ2~3年は、京都だと聞いて居る。
京都の普及活動の為らしい。



で、滋は、親の勧めで見合いをし、32歳で結婚した。
今でも、夫婦仲良く遣っている様子だった。
まだ、子供は居ねぇみてぇだったが…。


滋とも、もう、何年も会ってねぇんじゃねぇかと思う。
現在は、ドバイと聞いて居る。



桜子も、『三条』という名を絶やす事が出来ねぇと言う柵が有った様で、好きでもねぇ奴と結婚した。


桜子が24歳の時だった。
子供の噂は聞こえては来ねぇ。


桜子共、もう、8年は会って居ねぇと、思う。


多分、T3なら、消息は分かるだろうが、敢えて、聞いてねぇ。
何故か、自分でも、分からねぇ…が。


まあ、あいつ等との集まりも、中々、上手く行かねぇのが、俺等のセオリーだしな。



そんな時だった。


桜子が、中年紳士っぽい男性のパートナーで、パーティーに出席している所を目撃してしまった。


声を掛けたくても掛け辛く、桜子が、一人、その場を離席したのを、背後から追い掛ける様に、パーティー会場を俺も抜け出した。


そして、チャンスを見計らって、桜子に声を掛けた。


桜子は、驚愕して居た様子だった。


何も言わず、俺の横を通り過ぎようとして居る所を、俺は、桜子の腕を掴んで、物陰に連れて行き、話しをしようとしていた。


俺は、桜子が、俺から逃げねぇ様に、腕を掴んだまま、桜子に声を掛けた。


「何故、俺の横を横切り、スルーしようとした?」


桜子は俯いたまま、何も応えようとはしなかった。

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