tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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お嬢だとしたら…<F4&T4>  18.




つくしと優紀は、顔を向き合って、頷きながら、本題の話しをし始めた。


「私達は美作さんの協力はしたいと、思ってるの。
 でも、後々、滋さんにこの事がバレた時の事を考えて於かないといけないの。」


司と総二郎は、顔を見合わせて首を捻って居た。
そして、司が、確認して来た。


「何で…だ?」


優紀が後を受け取って話しし出した。


「滋さんにこの事がバレると、“私に任せない‼”って、騒ぎ出して、成る様に成る事も成
 らなくなる可能性も有るです。」


つくしが言い難そうに話しし出した。


「それにね、私と優紀に彼氏が出来た事を滋さんが滋パパに話しした時に、“桜子には、
 まだ、彼氏が出来て居ないから、私は焦らなくて良いよね?”って…。
 聞いたらしくて…⁉
 もし、この話しが上手く行って、滋さんが、“桜子が、あきら君(美作さん)とお付き
 合いし出した‼”って、騒げば、後々、揉める事に成ると思うの…。」


F2は、不思議だった。
もし、あきらと桜子が上手く行って、桜子が、あきらと付き合い出したとして…。
何故、滋と揉める事に成るのかと…⁉


此処は、優紀が後を話し出した。


「滋さんは、何よりも、一人にされる事を嫌うんです。
 つくしと私は、同じ歳だし、勿論、学年も一緒。
 だから、つくしと私は、常に一緒に行動を共にして居たんです。」


優紀は一呼吸を置いてからまた、話しし出した。


「桜子ちゃんの場合は、私の祖母と桜子ちゃんのおばあ様が女学校時代からの親友で、そ
 の関係で、幼少の頃から、私の母が、桜子ママを妹の様に可愛がって居たらしいんで
 す。
 私は、姉妹の末っ子なので…。
 だから、幼少期の頃から、必然的に、桜子ちゃんを妹の様に可愛がって居たんです。
 桜子ちゃんが、ドイツに渡仏するまでは…だったんですが。
 だから…なのか?
 高校入学する時に日本に帰国した桜子ちゃんは、つくしと私が一緒に行動すれば、桜子
 ちゃんも一緒に行動する事が増え、つくしを気に入った桜子ちゃんはつくしを崇拝し
 始めたんです。」


其処で、困った様に優紀は、話しを続けた。


「其処で、滋さんが、取り残される事が多くて…。
 “私だけ、いつも仲間外れよね?”って、怒る事が多くて…。」


つくしも、優紀の話しに付け加える様に話しし出した。


「別に、私達T3は、滋さんを仲間外れにしている訳じゃないんだけど…。
 何故か、いつも、一緒に居ない事が多くて…。
 LINEも入れているんだけど…ね。」


此処まで、話しを聞けば、F2もつくしと優紀が、何を言いたいのか?
分かったような気がして居た。


「成程…な。
 あきらと三条が付き合い出したら、大河原は一人だけ、彼氏無し成る。
 そう成れば、また、“仲間外れにされた。”と、大河原が大騒ぎすると危惧してる訳だ
 な?」


つくしと優紀は、F2に頷いて見せた。



そう話しするつくしと優紀を見た総二郎は、思った。


“あの時、滋から聞いたT3の話しは、T3だけの話しを聞き出した俺等への牽制だったの
 か?
 何と無くだが、言い方に悪意っぽいものを感じなかった訳じゃねぇし…な。
 確か、滋の父親が、“司との見合い話を打診している。”と、聞いた事が有ったな。
 其れも、“自分(滋)だけが彼氏が出来たら良い‼”ってくれぇの感覚か?”と…。



司と総二郎は、類にも、この話しを聞かせるべく、F3で飲む事にした。


そして、類に、つくしと優紀から聞いた話しを話しして聞かせていた。


「じゃあ、俺が聞いた、『お祭り女』とか、『天然女』の異名って、そのパーティーから
 来てるんじゃないの?」


総二郎が、納得する様に、答えていた。


「多分、そうだろうな。」


類は、苦笑しながら、司に話しして居た。


「でも、司、良かったじゃん。
 大河原の父親が、司の母ちゃんに、見合いの打診をして居たそうだから…。
 もし、牧野の存在が無ければ、司の母ちゃんから、大河原と引っ付けられたんじゃない  
 の?」
「もし、そう成って居ても、俺は、相手にもしてねぇよ‼
 つくしが居なかったらと思うと、ヤバかったけどな。
 まあ、俺は、つくし以外、『No, thank you』だけどな‼」


司は苦笑いで在った。


F3の話し合いの結論は、慎重にしなければいけないって事に収まった。
滋の場合は、特に、当り前では有るのだが…。



一応、あきらにも、この話しは伝えられた。


あきらは、“やっぱりな‼”と、思っていた。
あきらは、滋に対して、総二郎と同じ気持ちを抱いていたからだった。




<18.も、短めで申し訳御座いません。>

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