tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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俺を見てくれ‼…<つかつく>  10.




<一部、不快に感じるで有ろう言葉が入っています。
 お詫びします。>
 


つくしには、司が、何者で、誰なのかは、理解していた。


所謂、つくしは、記憶喪失では無いと言う証明だった。


つくしは、司を見ると、パニックを引き起こすのだ。


所謂、特定人物に寄る『パニック障害』と、いう病気だったのだ。


“この病気が治るまで、牧野さんの前には現れない様に…お願いしたい。”と、司は、ドクターから言い除けられて居た。


しかし、司は、つくしが、自分(司)自身を拒むのなら…。
つくしが拒む要因が自分自身なら…。
司は、“一緒につくしと克服したい‼”と、つくしママに申し出ていた。


だが、つくしママからは、拒否されたのだった。



司にとって、つくしの居ない生活は、この世には存在しない。


じゃあ、何故、司が、記憶を戻した時に、日本に帰国して、つくしを迎えに行かなかったのか?


司の恨み節の矛先は、楓に向いた。


否、楓を恨む事で、自分自身の気持ちの均等を、僅かに保って居た司だった。



進は、司の精神状態を見て居て、苦しかった。


何故、つくしが、司を拒むのか?


詳しくは、知らされて居ない進では在るのだが…。


それでも、司が、記憶を失くした要因は、司自身の原因では無かった。


あの時のニュースの情報番組で言われて居たのは…?


司の両親で在る会長の保と社長の楓のワンマン経営に寄るものだと、聞いて居た。


所謂、会長の保と社長の楓の経営に寄って…。
【廃業に追い込まれた中小企業の社長に寄る報復が息子で在る司に向いた結果だった。】と、あの時のニュースの情報番組で言われて居た。


成らば、司ではなく、寧ろ、つくしは、司の両親を拒むべきで在る。


其れが、何故、司なのだろうと、不思議に思う進だった。



それに、司も、反省の弁を進に述べていた。


「俺の過去の過ち、罪が…。
 つくしが俺を拒ませている原因、何だ…。」と…。


進は、進には分からない、司とつくしの過去が在るのだと悟っていた。


“成らば、自分(進)自身が、口を挟むべきではない。”と、進は、悟っても居たのだった。



そして、後で、進は、母親から聞いた。


優紀が、つくしの病室に、お見舞いで訪れた事で…。
つくしは、“前よりかは、幾分か、明るく成って来たかの様に思う。”と…。


其れは、其れで、進は、安心していた。


だが、決して、司の耳には、入れる事の出来ない話しだろうと、進が悟った事は言うまでも無かった。



また、楓も、この件に関しては、報告を受けていた。


まさか、つくしが、司に寄って、障害を引き起こすとは、思ってもみなかった。


この要因が、少なからずも、自分(楓)自身に在るの成らば…。
司の憎しみの矛先が自分自身に向けられ様とも、甘んじて、受け入れ様と、誓っていた楓だった。


其れが、過去に対する司への罪滅ぼしに成るの成らば…。
楓は、受け入れるべきだろうと、悟っていた。


其れこそ、つくしが、司を拒み初めた頃の司は、愚痴の様に、母親への恨み節が炸裂していた。


事情を知る西田にとっても、耳を塞ぎたく成る様な、司の精神状態で在った。


だが、気持ちが落ち着き、自分自身を取り戻し出してからの司は、一切の罪を自分(司)自身で、背負うと誓っていた。


其れが、つくしへの罪滅ぼしに成る様な気がしていた司だったのだ。


司は、一緒に…。
つくしと一緒に、此の試練を乗り越えたい気持ちに嘘は無いし…。
気持ちは変わって居なかった。


司は、つくしと一緒に、乗り越えたい…。
司は、此の試練を甘んじて、受け入れる覚悟は出来て居た。


だが、つくしの周りは、そうはさせてはくれなかった。


否、つくしの周りからも、司は、拒否られていた。



今は、夜中でも、つくしの病室(特別室)には、見舞う事が出来なく成って居た司だった。


何故なら、つくしママが、寝泊まりもつくしと共にして居たからだった。



司の我慢の限界もピークが、直ぐ其処にまで到達仕掛けていた。


その様子を垣間見ていた西田だけではなく、進も、不安で一杯だった。


いつ、司が、切れるかも知れないのだから…。



<此の二次小説『俺を見てくれ‼…<つかつく>』の二次小説ネタの内容に関しまして
 は、不快に感じられましたならば、お詫び申し上げます。 
 特定の人物に寄る『パニック障害』を引き起こす例も在るとの事でしたので…。
 此方の二次小説『俺を見てくれ‼…<つかつく>』で、使用させて頂きました。
 実は、amiの身内の中に、『パニック障害』で、苦しんで居た者が居ります。
 其の身内は、特定の人に寄る『パニック障害』と、診断されました。
 『パニック障害』にも、色々、有ります。
 中には、失神して倒れる方もいらっしゃいます。
 今や、誰にでも起こり得る障害と言われています。
 他人事では、有りません。
 いつ、自分自身の身に降り掛かるやも知れないのです。
 ストレスに感じる事も、原因の一つと言われる昨今。
 他人(ひと)にストレスを与えた側にも責任は生じて来ます。
 この様な題材を用いなくては成らない事をお詫び申し上げます。
 不快に感じられましたならば、重ねてお詫び申し上げします。>

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