tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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兄妹物語【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP>  12.




あきらは、更に、道明寺家と美作家の内情を話しし始めて居た。


「それにな…。
 司が幼少期の頃から、つくしの事を好きだった事を知ってる(椿)姉ちゃんは、司が、
 また、つくしを好きに成った事を喜んで居るみてぇで…よ。
 (椿)姉ちゃんが、その事を司の母ちゃんに話ししたらしいんだよな。
 (俺等 兄妹の)母親が、司の母ちゃんから、その話しを聞いてよ…。
 (司の母ちゃんと俺等 兄妹の母親の)二人で喜んで居るらしいんだわ‼」
「………」


更に、総二郎は、『目が点』状態に成っていた。



あきらは、そんな総二郎の状態は、スルーして、更に、話しを進めていた。


「で…よ。
 “後は、つくしが、司を好きに成ったら、万々歳だ‼”って、親同士では、成ってるらし
 いんだよな。」


総二郎は、あきらの其の話し振りに…。
苦笑し乍らも、言って除けていた。


「と、言う事はよぅ~。
 あきらは、一生、『猛獣使い』だな(笑)?
 否、あきらとつくしちゃんの兄妹で、一生、司の『猛獣使い』か(笑)?」
「………」


今度は、総二郎からの言葉に、あきらが、『目が点』状態に成って居た。


何も言えない、言葉も出ない状態に成って居たあきらだった。



総二郎は、お腹を抱えて笑い始めて居た。


「あははははは!!」


其の場に居る事が居た堪れなく成った桜子は、そーっと、その場を後にした。




桜子は、今でも、司の事が、好きだった。


だが、桜子は、其の桜子の気持ちを、桜子の中で、抹消する事にしたのだった。


桜子は、誰にも、気付かれる事無く、無かった事にした。
唯一人、優紀だけは、桜子の気持ちを知っていたのだが…。


勿論、桜子が、渡独して居た理由も…優紀は知っていたのだった。



其処に、偶然、カフェテリアの入り口辺りで、優紀と会った桜子は、優紀を連れ出して、カフェテリアを後にしていた。


そして、F4ラウンジでのあきらと総二郎の会話を聞いて居た桜子は、優紀に、其の会話の内容を聞かせていた桜子だった。


そして、桜子は、桜子の気持ちを抹消する事も…優紀に伝えていた。


優紀は、何も言えずに居たのだった。
否、優紀には、言える訳が無かった。



そんな時に限って、嫌な人に…。
会いたくない人に遭遇する事は、世の常…。


優紀と桜子も、遭遇してしまって居た。




優紀と桜子にとっての嫌な相手、会いたくない相手とは…?


英徳学園内では、『リリーズ』と、名乗って居る浅井百合子をリーダーとした女子3人組…。


つくしは、同じクラスに属して居た。


リリーズの3人は、美作あきらの妹で在る つくしと、いつも、一緒に居る優紀と桜子の事を恨んでいた。


否、妬んでいた。


また、F4ラウンジに出入り出来る様に、司から許可が下りている優紀と桜子の事も、『リリーズ』にとっては、更に、妬みの対象に成って居たのだった。



だからだろうか?


今日の『リリーズ3人組』の歪んだ顔は、凄みを増していた。


「ちょっと、其処のお二人さん…。
 こっちに来てくれる?」


そう言って、連れて来られた場所は、高校校舎の裏側…。
余り人気(ひとけ)の無い場所だった。



行き成り、浅井百合子は、興奮して、優紀と桜子に言って来た。


「貴女達、如何言うおつもりかしら?」
「「………」」


優紀と桜子は、何の事を言われているのか、分からず、きょとんとしていた。


その様子を見ていたリリーズは、尚も、凄みを増した。


浅井百合子は、驚愕で打ち拉がれる様に、喋って来た。


「あの…ね、お二人さん?
 私達が言って居る意味が、分からない訳…?」
「「………」」


優紀と桜子は、尚も、答えずに居た。
否、何の事を言われているのか分からない優紀と桜子にとって、答え様が無かったのだった。



そんな所に、リリーズは、リリーズにとって、許せないと思って居る事の確信を突いて来て居た。


浅井百合子が、驚愕気味に、口を割った。


「貴女達ね…。
 美作(つくし)さんを誑かして、いつも、一緒に居ようとして、恥ずかしく無いの?
 其れに、F4の皆様に近付きたいからって、美作(つくし)さんを誑かして…。
 貴女達が、F4ラウンジに出入り出来る許可を道明寺様から貰えただ何て…?
 いい加減にして頂戴‼
 鬱陶しいのよ‼」



桜子は、居た堪れずに、『リリーズ』に言って除けていた。


「其れは、私達が羨ましいって事ですか?」


確信を突かれたリリーズは、驚愕で震えていた。



浅井百合子が、また、口を割って来た。


「貴女ね…後輩の分際で。
 まあ、良いわ‼
 貴女、整形したんですってね?
 道明寺さんに気に入って貰いたかったらしいじゃない?
 幼稚舎の卒園アルバムに、昔の貴女のお顔が載っているらしいわね?
 此方の鮎原えりかの従姉妹が、貴女と同じ歳で、英徳学園 幼稚舎の卒園生なのよ。
 全て、面が割れてるって事よ。
 其処までするって凄いわね?
 亡く成ったご両親の遺産で…って事でしょ?
 其れじゃあ、亡くなったご両親も浮かばれないわよね?」
「………」


桜子は、驚愕で打ち拉がれて居たのだが…。


桜子は、何も、言い返せない事が、悔しくて堪らなかった。



其処に、優紀と桜子にとって、救世主が現れたのだった。

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