有り得ないっつーの‼…<つかつく> 14.
<つくしside>
そして、司は、私に遅れる事…。
半年後には、日本に凱旋帰国して帰って来た。
実は、私が、日本に帰国後…。
司は、無理矢理に近い形で、半年後には、日本支社 支社長に就任する為、帰国して帰って来た。
そして、私は、司に強引とでも、言うべきだろう‼
司が用意した億ションと言うべき、司名義のマンションに引っ越しさせられて居た。
そして、部屋は、20階建てのやはりの最上階‼
其のマンションの眺めは、最高だった。
そして、私は、其処(司が用意した億ションと言うべき、司名義のマンション)で、久し振りにタマさんに会う事が出来て居た。
司が、呼んでくれたらしい。
タマさんと、抱き締め合いながら、タマさんと私のお互いは、涙で、ぐじゃぐじゃに成ってしまっていた。
そんなタマさんと私を見ていた司からは、呆気に取られていた。
「お前等、何、遣ってんだ?」
で、私達 三人が、ソファに座る成り、早速、タマさんに説教されて居た私だった。
「ほんとに、此の子は何時まで経っても、心配ばかりさせて…。
此の老いぼれが、鞭を打って居るというのに…。
そんなタマに会いにも来ないで…。
つくしは、既に、日本に帰って来て居たんだろ?
何故、つくしは、タマに、会いに来ないんだい?」
私は、何も、反論しない方が良いだろうと、認識していた。
だから、素直に謝った。
「すみませんでした。」
なのに、其処は、流石のタマさん。
私の上を行っていた。
否、上手(うわて)と言うべきか?
「謝れば、良いってもんじゃないよ。
謝るだけなら、警察は要らないだろ?」
「………」
ああ、また、此の感覚で居れるのだろうな?
そして、私は、タマさんから、予期して居なかった事を言われていた。
「旦那様が、来週、日本に帰国為さるんだよ。
旦那様から、“つくし(さん)を呼んで於いてくれ‼”と、言われているんだよ。
坊っちゃんと一緒に、(道明寺邸に)来るんだよ。
つくし…。
逃げんじゃないよ。」
私は、心の中で、溜息を付いて居た…つもりだった。
“はぁ~⤵。”
だが、如何も、私の溜息の声は、声として出て居たらしい。
私は、司にも、タマさんにも、呆れられて居た。
そして、其処は、司にも、念押しされた。
「つくし…。
(道明寺)邸に行くよな?」
此れは、了承が前提だよね?
「分かりました。
宜しくお願いします。」
タマさんは、笑顔に成って、私を見た。
「宜しい‼
坊っちゃん、つくしを絶対に連れて来て下さいな。」
「おお、任せとけ‼」
で、私は、道明寺邸行きが決定していたらしい。
そして、其の日が来た。
私は、司が、用意してくれたスーツを着て、出掛ける事に成った。
司とは、同じブランドのスーツらしかった。
何気に、おソロ…?
まあ、其処は、何も訊くまい。
訊いた処で、言われる言葉は、分かり切っている。
多分…⁉
“当然だろ‼”と、言い返される事は、私には、頷けていたからだった。
そう言われたら、当然、私は、“だよね‼”と、答えるしかないし…ね。
だから、反論はしない。
此れが、昔の私なら、当然、反論して、喧嘩に成って居たよね。
私も、世間を見て、大人に成ったっていう事、何だろう。
そして、私は、司に続いて、部屋に入って、第1声…挨拶した。
私も、もう既に、一端の大人、何だから…。
挨拶をする事は、当然だよね‼
だから、私から、挨拶をした。
「お初にお目に掛かります。
『牧野つくし』と、申します。
ご挨拶が、今に成り、申し訳御座いません。」
そして、お義父様は、微笑んでくれて、私に、返事を返してくれた。
「此れからも、司の事を宜しく頼むね。
つくしさん‼」と…。
で、初めて司のお父様にお会いした私は、思っていた。
容姿は、司と瓜二つの様に見えるのに…。
何故、こんなに、ふんわりとしたイメージに見えるのだろうか?
風格…なのだろうか?
だが、私は、司とのイメージの違う司のお父様に…。
好印象だった事は、言うまでも無かった。
<此の二次小説『有り得ないっつーの‼…<つかつく> 14.』は、短めに成っており
ます。
お詫びします。>