信じる事が全て…<つかつく> 3.
<類side>
俺が、司にLINEを送って、2日程、経った頃…。
俺が、いつもの如く、ソファで横に成って、うとうとして居た時…。
F4ラウンジで、牧野が、三条と話しして居る声が聞こえて来た。
「急にね、ドアが壊れるって程に、ドアを【ドンドンドンドンっ、ガチャガチャ】って、
ドアを叩かれて、力任せにドアノブを回す音が聞こえて来てね。
“誰っ…?”って、成ったんだけど…ね。
道明寺だったの。
でね…。
『お前の誕プレを何日も探したんだが、見付かんねぇ…。
だから、直接、聞くしかねぇと思って…。
PJ、飛ばして来た。
で…?
何が欲しい?
ダイヤとか、要らねぇだろ?
やっぱ…?
てか…?
久し振りだな‼』って、会いに来てくれたの。
10分で帰って行ったんだけど…さ。」
そう話しして居る牧野の顔は、ほんと、嬉しそうに、乙女の顔に成ってた。
俺まで、嬉しく成るよ‼
俺は、“司にLINEを送って遣って良かった‼”と、その時ばかりは、そう、思って居た。
そう思って居た時…。
三条が、牧野に訊き出して居た。
「で、道明寺さんからの誕プレは、結局、何だったんですか?」
牧野は、笑いながら、言って居た。
ほんと、牧野は、嬉しそう‼
「あいつの服のポケットから、ひらりと落ちて来たモノが玄関に残って居たの。
如何やら、私の似顔絵らしいモノが、誕プレに成ったみたい。」
牧野は、司が描いた牧野の似顔絵らしいモノの画像を携帯で撮って居たらしく…。
俺等 F3&三条に見せて来た。
「酷過ぎると思わな~い(笑)?」
俺等 F3&三条は、口々に、呟いて居た。
「おいおい、此れが、似顔絵か?」
「此れは、ねぇわ‼」
「まあ、司らしいね。」
「でも、此れは、幾ら何でも、酷過ぎですわ‼
愛する彼女の似顔絵なのに…。」
でも、牧野は、嬉しそうだから、此れは、此れで、良かったんじゃないの?
良かったね、牧野っ‼
牧野…⁉
結局、恋愛は、『信じる事が全て』何だよ‼
牧野、司を信じて上げて…‼
司は、牧野しか、見てないよ‼
だって…。
司、言ってたよ。
「信じる事が全て…だ。
明けない夜は無い…。
何処に居ても、牧野を、“此処”(右手をグゥーにして、胸元を抑えながら…。)に感じ
てる。」って。
司と牧野…。
お互い、ちゃんと、想い合って居るんだね。
いつか、俺にも、そんな恋愛が出来るだろうか?
牧野…?
俺は、ずーっと、牧野は、俺の『soul mate』だと、思ってた。
けど、今、やっと、分かった。
気持ちは、徐々に浄化されて行くんだね。
牧野は、俺にとって、『心の妹』だよ。
俺は、いつもでも、大切な『妹』を見守り続けるよ‼
fin
<神尾葉子先生の描いていらっしゃいます『花より男子』の漫画の一部を引用させて頂き
ました。
勝手に引用させて頂いております事をお詫び申し上げます。
関係者各位 様、申し訳御座いません。
また、『嵐の花男song』…♪ Love so sweet ♪ の一部の歌詞を勝手に引用させ
て頂いております。
関係者各位 様、勝手致しております事を、重ねてお詫び申し上げます。>