馬鹿だよな、俺…<総優> 21.
綺麗な優紀を見た総二郎が思わず、抱き締め様としたが…。
其処は、T3…。
一致団結して、総二郎を制した。
「「「西門さん(ニッシー)、ストップ‼
優紀(さん)のドレスが着崩れたら、如何するの(ですか)?」」」
此れには、何も、言い返せない総二郎だった。
其処に、類が茶々を入れ出した。
「俺等 F4の中で、総二郎が一番だったとは…ね⁉
驚きだよ‼」
「ほんとだよな?」
「俺も、一番最初は、俺とつくしだと思ってたから…な‼」
「まあ、そう言う事だ‼
如何だ?
羨ましいだろ?
だったら、司…?
ちんたらしてねぇで、早く、牧野を射止めろよ‼」
「うるせぇ~‼」
類は、意表を突く言葉を言い出した。
「まあ、司が、ちんたらしてる間に、あきらが、“次に…?”って事に成るんじゃない
の?」
F3&T3は、驚愕であった。
F2&T3は、一斉に、あきらの方を向いて居た。
そんな話しは、出た事が無いんだから…。
あきらは、度肝を抜かれた形に成っても仕方なかったのだった。
「「「「「………はぁ~??」」」」」
「あきら、白状したら⁉」
あきらは、類の方を向いて、睨んだが…。
類は、飄々としていた。
「類、覚えとけよ⁉
俺と桜子は、付き合ってんだ‼」
桜子は、驚愕顔に成って居た。
“此処で、言うのか…?”と、言わんばかりに…。
だが、司は、類に笑いながら、吠えていた。
「何で、類は、知ってんだよ?」
「えっ??
そんなのん、普通、見てたら、分かるでしょ?」
総二郎&優紀の結婚式に発覚した仲間の付き合い。
皆、にこやかだった。
で、挙式が始まった。
式は、人前式だった。
その席で、両家の親達は、優紀の先生にご挨拶をして居た。
そして、今後の交流を話しして居た。
また、挙式終了後のブーケトス‼
優紀が、T3目掛けてトスしたのに…。
受け取ったのは、やはりのつくしだった。
次は、やっぱり、つくしかな…⁉
仲間は、皆で、ニヤニヤしていた。
総二郎は、思って居た。
こんな事なら、“初めから、素直に、優紀と付き合う宣言をして居れば良かった‼”と…。
だが、“どっちにしても、優紀とは、初めから、こうなる運命だったんだろう‼”と、思わずには、居られない総二郎だった。
“この幸せを、もう、二度と失わねぇ‼”と、皆の前で誓う総二郎だった。
fin
<20.と21.を一つにすると、かなり長々と成る為…。
最終話は、かなり、短くて申し訳ありません。>