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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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喧嘩をしてしまった…<総優>  66.



優紀からの切り返しの言葉のお陰で、其の重鎮のお嬢様の口からは、言葉が、出て来なかったのだ。


“だから…。”と、いう訳では無かったのだが…。
其の後の総二郎は、自身の嘗ての過ちに関して、お咎め無く、済んだのだった。



勿論、其の重鎮のお嬢様の父親で在る 西門流の重鎮は、総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人に、訴えた事は事実だったのだ。


「私の娘は、次期家元に、良い様にされたそうだが…。
 此の事に関して、私は、次期家元を、訴えても良いのだが…。」と…。


だが、其の場に一緒に居た優紀は、事前に、此の事に関して、総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人に、報告して居たのだ。


なので、其の重鎮のお嬢様の父親で在る 西門流の重鎮が、如何言って来るのか?
総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人には、既に、承知済だったのだ。


なので、此の時の総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人にとっては、其の重鎮のお嬢様の父親で在る 西門流の重鎮に、言えた言葉だったのだ。


「訴える成らば…。
 そう為さっても、結構ですよ。
 ですが…。
 貴方のお嬢さんは、自身が、西門流の関係者の娘で在るという事を言わずに、総二郎に、
 近付いたそうじゃ無いですか?
 と言う事は…。
 貴方のお嬢さんは、総二郎との事を夢見て、総二郎に、近付いた。
 唯、其の後…。
 総二郎は、貴方のお嬢さんには、一切、近付かなかった。
 だからこそ…。
 其の一回だけだった。
 勿論、同意の下だと伺って居りますが…。」と…。



実は、其の重鎮のお嬢様の父親で在る 西門流の重鎮は、自身の娘に、発破を掛けて居たのだ。


「総二郎君に近付く為には、身体を張った方が良いだろう。
 そして、総二郎君が、お前に、夢中に成る様にせねば成らん。
 総二郎君自ら、“お前から離れたくない。”と、言わせる位に…。
 其の為には、お前の魅力を、総二郎君に、アピールせねば成らんだろう。
 勿論、私の娘だと言う事は、言わない様に…。」と…。


だからこそ…。
其の重鎮のお嬢様は、総二郎に近付き、コトを遂行したのだ。


だが、其の一回だけで、後(あと)は、どんなに近付こうが、総二郎には、一切、相手にされなかったのだ。


其の重鎮のお嬢様の父親で在る 西門流の重鎮は、“其の一回で、十分だ。”と、考えて居たのだ。


何故なら…。
自身の娘が、“総二郎君の婚約者(優紀)に、負ける訳が無い。”と、考えて居たから…だったのだ。


其の重鎮のお嬢様の父親で在る 西門流の重鎮は、其れ程までに…。
“自身の娘には、魅力が在る。”と、勘違いを起こして居たのだ。


だからこそ…。
挨拶廻りの際に、総二郎に、其の重鎮のお嬢様が、自身を、アピールして居る間も、何一言、言わなかったのだ。


だが、結局…。
奇跡は、起こらなかったという事と成るのだ。


という寄りも…。
其の重鎮のお嬢様の父親で在る 西門流の重鎮 と 其の重鎮のお嬢様は、総二郎には、誰が必要で、誰を求めて居るのか?
と言う事自体…。
憶測を見誤ったと言う事と成るのだ。


否…。
其の重鎮のお嬢様の父親で在る 西門流の重鎮 と 其の重鎮のお嬢様は、其の事に気付けなかった事自体…。
誤算だったのだろう。
何よりも、「強引では無く、同意だった。」と、言う事は、相手にとっては、何も言えないのだから…。



実は、此の話しが、西門流内で流れた事で、西門流の重鎮達の間では、優紀のそんな対応を、絶賛する動きが出て来たのだ。


だからだったのだ。
優紀は、「西門流 次期家元夫人に、相応しい。」と、西門流の重鎮達の間で、言われる迄に成って居たのだ。



実は、そんな優紀に、総二郎は、感心して居たのだ。


何故なら…。
総二郎は、高校生の頃の優紀を知って居るのだ。


其の当時の優紀は、“何事に対しても、自信が無かったから…。”と、言う事も言えたのだろうが…。
何時も、頼り無げで、放って置けないと思わせる様な所が有る一方で…。
総二郎の心の内に在る 誰にも見せて来なかった心の闇を、平気で、開けて来る様な所も在ったのだ。
其れも、無自覚に…。


そんな優紀が、社会人に成り、滋の秘書と成った事で、自信が出て来たのか?
総二郎と、喧嘩に成ってしまっても、動じる事無く、対処出来る。
総二郎が、どんなに怒って居ても、間違って居る所は、間違って居ると、きちんと言える。


此の時の総二郎は、そんな優紀を、誇りに思って居たのだ。



そして、満場一致で、西門流は、総二郎と優紀の結婚を了承したのだ。


なので、優紀は、大河原グループを退職して、其の後の優紀は、西門流の内弟子として、西門家に入ったのだった。
勿論、総二郎の自室にて、優紀も、暮らして居た事は言うまでも無かったのだが…。


そして、総二郎と優紀は、其の後…。
結婚式を執り行ったのだった。


そして、其の後…。
つくしと優紀は、数日違いで、男の子を、それぞれ、出産したのだった。


勿論、つくしと優紀の息子達は、其の後…。
同級生と成るのだった。



此れまで、総二郎と優紀は、大人に成って再会してから、『喧嘩をしてしまった』と、お互い思える日々を過ごして来たのだ。


勿論、此れが、高校生当時の総二郎と優紀なら…。
喧嘩に成る様な事は無かったのだ。


何故なら…。
優紀は、一歩、下がる様な性格だったから…だ。


だが、色々な事を経験して、優紀は、自信を付けたのだ。


総二郎は、そんな優紀を頼もしくも思うのだった。



そして、総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人は、思うのだった。


“優紀さんが、居れば…。
 西門流は、安泰だ‼”と…。



そして、其の後の優紀は、生涯、西門流の為に、尽力する日々だったのだ。



fin




<此の二次小説『喧嘩をしてしまった…<総優>  66.』は、一部の言葉や表現に、不快
 に思われるやも知れない文面が入って居ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>


<此の二次小説『喧嘩をしてしまった…<総優>  66.』は、短めに終了して居ります事
 をお詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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