tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

PVアクセスランキング にほんブログ村

Again and again…<つかつく>・<総優>  1.




<つくしside・語り>


牧野つくし  24歳


英徳大学 医学部医学科を卒業し、此の春から、英徳大学付属病院の研修医をして居る。


実は、高校は、都立高校出身で、特待生制度を利用して、英徳大学 医学部に入学して卒業した。


で、私の中学からの幼馴染で親友の松岡優紀も、同じ都立高校出身で、特待生制度を利用して、英徳大学 医学部看護科を卒業した。


で、私と同じく、英徳大学付属病院 外科病棟で看護師をして居る。


所謂、優紀は、英徳大学付属病院にお礼奉公をして居る様なものだった。


私も、このままだと、優紀と同じ路線かも…知れない。



実は、優紀の5歳上の実姉の瑞紀さんも…。
英徳学園、始まって以来の特待生制度を利用して、英徳大学 医学部医学科に入学して、卒業したという才女。


しかも、私達と同じ英徳大学付属病院にお礼奉公で、勤めている。


瑞紀さんは、産婦人科医だ。


勿論、婦人科の外科手術も、外科と合同で、手術も担当している。


産婦人科きっての『期待の星』らしい。


優紀は、いつも、そんなお姉さんの瑞紀さんを自慢している。



で、私の指導医は、西門先生。


皆から、羨ましがられている。


なんせ、西門先生は、此の病院のNo.1ドクターで在り、人気も、男女問わず、比例していた。


西門先生は、誰にでも、優しいのに、硬派。


余計な事は、一切、喋らない。


女性を寄せ付けないオーラみたいなものを纏っている。


だが、最近まで、私は知らなかったのだが…。
西門先生には、彼女が居たらしい。


で、近く結婚するらしい。


其の衝撃たるや。
言うまでも無かった。



という訳で、このお話しは、ここ最近、私の周りで起こった様々な出来事を話しして行こうと思う。



<つくしside>


私は、食事を済まして、食堂から医局に戻って居る所に背後から、西門先生に声を掛けられた。


「牧野先生…。
 今から、医局…?」
「はい。
 今から、戻る所です。」
「そう何だ。
 牧野先生に渡して置きたい物が有るから、一緒に、俺も医局に戻るよ‼」
「はい。」


私は、何だろうと思いながらも、西門先生に返事をした。


で、医局に着いて、行き成り、西門先生から渡された物に驚愕していた。


「牧野先生…。
 此れ、渡して於くよ‼」


私は、封筒の中身を見て、驚愕していた。


「西門先生…?
 此れって…?
 披露宴の招待状ですよね?」


西門先生は、クスクス笑いながら…。
私に声を掛けて下さった。


「そんな驚愕する事…?」
「だって、西門先生…?
 恋人、居たんですか?」


西門先生は、“知らなかったのか?”と、言わんばかりに、私に言葉を発していた。


「優紀ちゃんから、聞いて無かったんだ?」


私は、“何故…?”と、思いながら、首を傾げていた。


「優紀…ですか?
 何故、優紀…?
 って事は、優紀と付き合って居たんですか?
 優紀、付き合って居る人は居ない筈…。
 何だけど…なぁ~?


私は、最後の方は、囁く様に独り言に成って居たと思う。


なのに、しっかり、西門先生は、私の呟きさえ、認識して居る様子だった。


「違うよ‼
 牧野先生、勘違いしないでくれよ‼
 瑞紀だよ‼」
「えっ、瑞紀先生…ですか?
 何時の間に…?」


西門先生は、私の顔を見ながら、意地悪めいた言葉を発して来た。


「つくしちゃんは、俺に興味でも有ったのかな?」


私は、間髪入れずに、真顔で言葉を発していた。


「ああ、其れは、有りません。
 でも、私にとっては、尊敬出来る私の永遠の指導医だと思って居ます。
 強いて言う成れば…。
 西門先生は、私にとっては、兄的存在ですね。」


西門先生は、笑いながら、私は、言われてしまった。


「其れは、残念(笑)‼
 でも、俺にとっても、つくしちゃんは、妹的存在かな(笑)‼」


私は、お礼だけ、伝えた。


「有難うございます。」


で、急に真顔に成った西門先生は、私に、小声で言って来た。


瑞紀が、妊娠したんだよ。
 産婦人科医が、結婚前に妊娠って、洒落に成んないから…。
 親しい人にしか言って無いんだ‼
 親の許しを得る為に、態と、瑞紀に妊娠させた様なモノだから…ね。
 内緒にしててよ‼


私も、小声で、西門先生に返答していた。


了解しました。



で、私は、数週間後、西門先生と瑞紀先生の披露宴に出席する事に成った。

×

非ログインユーザーとして返信する