tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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twice ~2回目~…<つかつく>  番外編




<此の二次小説『twice ~2回目~…<つかつく>  番外編』は、本編の『twice ~2
 回目~…<つかつく>』の番外編として、滋と桜子が知らない司とつくしの知り合った
 経緯…。
 また、つくしが気に成って居る、<10.>での総二郎と優紀の様子を踏まえて、『T4
 女子会』の開催を元に、展開して参ります。
 良かったら、合わせてご覧下さいませ。>



【『T4女子会』の開催風景】


『T4女子会』のグループLINEが、鳴った。


『T4女子会を開催するよ‼
 集合場所は、いつもの、うち(大河原財閥)のレストランの個室…。
 Noは受け付けないから、そのおつもりで~。』


発信者は、やはりの滋だった。



で、滋ん家(ち)のレストランの個室に4人 全員が揃った処で、口火を切って来たのは、やはりの滋だった。


「つくし…?
 訊きたい事が有るんだよね?」
「………」


つくしは、席に就いて居た椅子事、後ろに後退する勢いだった。


それ程、滋は、興奮気味だった。


こういう時の滋は、飛んでも無い事を訊いて来る事は、間違い無かったから…だ。


だから、言葉が出ないつくしだった。


だが、其処は、お構いなしの滋。


つくしを追及する勢いだった。


「司とつくしって、NYで出会ったんだよね?
 如何遣って知り合ったの?」
「えっ??」


つくしは、目が泳ぎ出した。


だが、追及の手を緩めない滋だった。


「包み隠さず、話ししなさい。
 つくし…?」


つくしは、観念し始めた。


仕方ないっと言った風に、話しし始めた。


つくしから話しを聞いた滋と桜子は…?


“此れは、運命の結び付きだったんだろう?”と、思うしかなかった。


何故なら、滋は、高校生の頃に司と見合いしてから…。
桜子は、幼稚舎の頃から…。


滋と桜子は、時期は違えど…。
それぞれ、司に好意を寄せていた。


だが、司の相手がつくしなら、勝ち目が無い事は分かり切っているし…という事で。
滋と桜子は、司への気持ちを封印したのだった。


何故なら、滋と桜子のそれぞれは、つくしの人間性を含めて、つくし自身が好きだったのだから…。



また、つくしは、優紀が総二郎を、“何故、知っているのか?”と、言う事が気に成っていた。


前回、集まった時に、総二郎から、“優紀と知り合いだ‼”という理由は、聞いて居た。


だが、解せなかったつくしだった。


何故なら、つくしは、桜子から、総二郎の過去の行いを聞いて、不安しか無かったからだった。


「優紀は、何故、西門さんと知り合いだったの?」
「ああ。
 ほら、私…。
 高校生の頃…。
 茶道部だったでしょ?
 で、いつも、1つ上の先輩と、一緒に居たじゃない⁉」


つくしは、其の当時は、バイトに明け暮れて居た頃だったから…。
つくし自身は、優紀から、聞いては居たのだが、良くは知らずに居た。


「ああ。
 そんな事を言って居たよね。」
「うん。
 それでね。
 其の先輩のお供で、良く、お茶のお稽古に連れて行ってもらってたの。
 其の流派と言うのが、西門流だったの。
 で、先輩のお供で、西門流に出入りして居る内に、家元夫人から声を掛けて下さって、
 私も、お稽古に上がる様に成ったという訳。
 で、其の先輩の幼馴染だったのが、西門さんだったっていう訳。」
「じゃあ、優紀は、高校生の頃から、西門さんを知って居たって事…?」


優紀は、首を横に振っていた。


「其の頃は、名前と次期家元という位しか知らなかったの。
 でも…ね。
 つい最近…ね。
 親から、頼まれた買い物で、銀座に出向いて居た時に、偶然、家元夫人にばったり会っ
 たの。
 で、“久し振りだから…。”と、言われて、西門邸に連れて行って下さって…。
 お茶を久し振りに堪能してたら、西門さんが、帰って来られて、また、一服頂いて、お
 話しさせてもらったの。
 私は、大学に入ってから、お茶とは、疎遠状態だったから…。
 お茶は、凄く、久し振りだったんだけど…。
 西門さんとは、其れが初めてだよ。
 其れからは、西門さんの時間が空いて居る時は、西門邸に誘って下さって…。
 お茶を楽しんでるの。
 でも、何で、そんな事、訊くの?」


つくしは、思っていた。


“成程…ね。
 だから、西門さんと優紀の雰囲気が、何か有ると察知したんだぁ~‼”と…。


少なからずも、滋と桜子も、そう感じて居る様子だった。


で、優紀は、首を傾げて、不思議そうにつくしを見て来るので、我に返ったつくしは…?
慌てて、優紀に返答していた。


「ううん、何も無いよ。
 何か、かなり、親しそうだったから…さ。」
「そう何だ。」


優紀も、深くは、つくしに突っ込んで来なかった。


だが、つくしは、後々、司から聞いて知るのだった。
総二郎と優紀が、付き合い出した事を…。



そして、その後…。
総二郎と優紀も、婚約発表したのだった。



こうして、つくしにとって、知らなかったF3とも、友人としての付き合いが始まった。


で、其れからは、F4&T4の付き合いは、続いて行くのだった。



fin

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