tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Again and again…<つかつく>・<総優>  19.




あれから、それぞれの2ヶ月が遣って来て居た。


司とつくし…。
総二郎と優紀…。


それぞれの決断の2ヶ月が遣って来た。


つくしと優紀は、司と総二郎に、それぞれ、つくしと優紀の決断を示す日が遣って来たという事に成るのだった。


つくしにとっては、更に、先延ばしした2ヶ月だった事は、言うまでも無い。



<司side>


俺は、つくしに寄って、更に、先延ばしされていたお試し期間の2ヶ月が経った事で…。つくしを呼び出して居た。


そして、行き成り、確信を突いて遣った俺だった。


俺は、Yes…? or No…?
“其れしかねぇ‼”と、思って居る。


俺の辞書には、日本人独特な『曖昧』と、言う言葉は、存在しねぇ‼


だからこそ、つくしに直球で、確認して遣った。


「つくし…?
 更に、先延ばしされていたお試し期間の2ヶ月が経った。
 つくしの返事を聞かせてくれ‼」
「………」


つくしは、一瞬、躊躇して居る様に見えた。
俺は、つくしからの返事も聞けねぇで居た。


けど、俺は、つくしをもう、離せねぇんだよ‼


だから、躊躇う事無く、つくしをモノにする為には、『Yes』と言う言葉を、つくしの口から、聞き出すしかなかった。


「つくし…?
 答えは、Yes…? or No…?
 “其れしかねぇ‼”だろ?
 否、俺は、つくしからの答えは、もう、『Yes』の言葉以外は、受け付けねぇが…な。
 もう、これ以上は、待たねぇから…な‼」


つくしは、今まで、俯いて居た顔を、ハッとしたかの様に上に上げて、俺の顔を凝視して来た。


だから、俺は、つくしに向かって、ニヤッと笑って遣った。


俺は、つくしから、『Yes』の言葉が聞ける自信が有ったからだった。


何故か分からねぇが…。
つくしは、『Yes』の言葉を俺に伝えてくれる様な気がして成らなかった。


其れ程までに、俺の勘がそう言って居た。


俺の勘は、仕事では、外した事が無かった。


プライベートでは…まだ、試した事はねぇのだが。
つくしの事に成ると、外す気がしねぇ程、俺の『つくしセンサー』が、作動開始し始めて居た。


だから、俺には、自信が有った。


で、やっと、つくしは、俺の求めていた言葉を、俺に伝えてくれた。


「こんな私で良いの?」
「良いに決まってんだろ‼
 お前、以外…。
 俺には、ねぇよ‼」


つくしは、満面の顔で言ってくれた。


「有難う‼
 宜しくお願いします。」
「よっしゃー!」


俺は、両手をグゥーに握って、右手の拳を突き上げて、喜びを爆発させた。


そして、つくしを引き寄せて、抱き締めて、俺は、つくしへ感謝の言葉を伝えた。


「サンキュな‼
 これからは、俺が、お前を幸せにするからな‼」
「うん。
 でも、私は、幸せにしてもらうだけじゃ嫌なの。
 私も、司を幸せにして上げるからね。」
「宣戦布告だな‼
 遣ってもらおうじゃねぇか⁉」


つくしからの言葉は無かったが、頷いてくれた。



で、俺とつくしの付き合いは、お試し期間の2ヶ月を経て、漸く、本当の恋人同士に成れた。


この事は、日本に帰国して帰って来て居た姉貴にも、正式に、つくしから、了承の返事を貰えた事を伝えた。


姉貴は、俺に喜びの言葉を言ってくれた。


「司…?
 本当に、良かったわね。
 つくしちゃんを大切にしないと、罰が当たるわよ‼
 あんなに、良い子は、他には、居ないんだから…ね。
 良い…分かった?」
「ああ。
 十分、分かってるって…。」



で、その後、俺とつくしの恋人としての付き合いは1年経った。


その後、婚約発表して、半年後には、結婚式を執り行った。


で、其の2年後には、俺とつくしのガキが産まれた。


男の子と女の子の双子だった。


名前は、『翼』と『蘭』と、懐けた。


俺は、如何やら、愛妻家の子煩悩だったらしい。


で、意外だったのが…。
親父とババアだった。


あれだけ、子育てして居なかった親父とババアだったのだが…。
子供のあやし方が上手い事が判明した。


此れには、俺は、面食らってしまった。


しかも、翼は、俺にそっくりの瓜二つだからか?
ババアは、態々、逢いに来てまで、翼を離せねぇで居るみてぇだった。


また、蘭は、つくしにそっくりの瓜二つだが…。
ヘアだけは…。
親父と俺のDNAを余す事無く受け継いでいる。


だからだろう。
親父は、逢えば、蘭を離せねぇみてぇだった。


つくしに出会うまでの俺には、こんな日が来るとは、思わずに居た。



つくしは、翼と蘭が、1歳半に成ったら、ドクターとしての仕事に復帰したいと言い出した。


其れを聞き付けたババアが…。


「じゃあ、道明寺総合病院の外科部長を引き受けて頂戴‼
 丁度、外科部長が、定年退職で、引継ぎして下さる方を探していたのよ。
 宜しく頼むわね。」


ババアの物言いに、誰もが、何も言い返せねぇ威圧感で、つくしに言うもんだから…。
“つくしじゃ無くても、誰も、ババアに刃向かえねぇよな‼”と、俺は、思っていた。


で、つくしは、引き受ける事にしたらしい。


俺は、つくしがドクターの仕事をして居る姿も好きだから…。
応援する事にした。


俺とつくしは、幾度も(Again and again)巡り会い…。
そして、今日の様な幸せに巡り会えた。


この幸せを、もう、二度と、逃がさねぇ為にも…。
俺は、つくしだけを愛し続けると誓った。

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