tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Again and again…<つかつく>・<総優>  4.




<司side・語り>


俺は、英徳大学の卒業&謝恩会の為に、出張を兼ねて、NYから、帰国して居た。


其れは、あいつ等の卒業式の為だけじゃ無く、理由は、もう一つ、有った。


此れは、そのもう一つの理由の話しで在る。



俺は、高校を卒業したと同時に、NYに学業と仕事を覚える為、渡米して居た。


俺の今年の誕生日は、日本での『Birthday party』開催の為、日本に帰国して居た。


で、その時、偶々、時間が空いたので、英徳大学に居るで在ろうあいつ等に会いに、英徳大学のF4ラウンジに来て居た。


その日は、F2は、F4ラウンジに居たが、類だけが居なかった。


高校の頃から、F4と言えど、類は、単独行動が頻繁だった。


だから、F4ラウンジに類が居なくても、“いつもの事…。”と…。
俺だけじゃ無く、あいつ等 F2も、変には思って居なかった。



そんな時だった。


あきらの携帯に、類から、LINEが入って来た様子だった。


『あきらの彼女が、例の3人組に絡まれてるよ‼』


あきらは、類のLINEを見て、顔付きが変わった。


LINEを打つのが面倒臭ぇのか?
TELに切り替えて、類に訊いて居た。


「類、場所は、何処だ?」
“えっ??
 LINEに入れたつもりだったけど…?”
「良いから、言えよ‼」
“中庭だけど…。”
「了解‼
 今から、そっち行くわ‼」


で、あきらが、俺と総二郎に、声を掛けて来た。


「例の3人組に、桜子が絡まれて居るらしいわ。
 中庭に言って来るわ‼」


総二郎は、何を思っての事かは、分からねぇが…。
あきらに、了承していた。
だから、あきらも、頷く様に、総二郎に返答していた。


「俺も、行くわ‼」
「了解‼
 行くぞ‼」


で、総二郎も、就いて行くつもりみてぇだったので、俺も、就いて行く事にした。



で、中庭に着いた俺と総二郎とあきらは、仰天した。


F3達も見掛けた事のねぇらしい女が、例の3人組らしい女共に、対決していた。
しかも、其の3人組を退治してやがる。


俺は、其の女を、じーっと、見詰めてしまっていた。


しかも、其の3人組の女共を退治した後…。
あきらの女(桜子)に振り向いた後の其の女の笑っている顔が、俺のツボだった。


其の女の笑顔が、俺には、眩し過ぎた。


俺には、初めて見るタイプの女だった。
所謂、俺の周りには、一切、居ないタイプの女だった。


否、居るか?
姉ちゃんだ‼


俺は、その時、其の女に、一目惚れしたんだろう。


あの後、NYに戻った時の俺は、その頃から、“変わった‼”と、言われ始めて居た。
俺は、その女が、俺を変えてくれた等と思ってもみなかったが…。



で、中庭で、F3が話しをしていた内容さえも、覚えてねぇ位ぇ、俺は、あの女の事だけを考えて居たみてぇだった。



呆気に取られていた筈のF3は、その状況をやっと、把握し始めていた。


総二郎から、口火を切って来た。


「しかし…?
 此の英徳学園に於いて、女王様気取りのあの女共3人組を退治する何ぞ、凄ぇ女も居た
 もんだな?」
「だな…?」


あきらも、納得していた。


最初から見て居たで在ろう類と言えば…?
クスクス笑いながら…。
俺等 F3に言葉を発して来た。


「あの娘(こ)、医学部らしくてね。
 あの3人組に言ってたんだよ‼
 『貴女方が、整形して居ても、私なら、見破れるけど…?
  見て差し上げましょうか?
  また、この娘(こ)に手を出す様なら、いつでも、研究材料に貴女方を医学部に招待
  して差し上げるわね‼』って、言ってたんだよ‼
 そうしたらね。
 あの3人組…(微笑)。
 何て答えたと思う(笑)?」
「「「………」」」


俺等 F3は、答えなかった。


何故なら、類が、余りにも、愉快そうだったからだ‼


こんな類を見たのは、俺等 F3でも、初めてかも知れなかった。


で、類は、まだクスクス笑いながら、言葉を発して来た。


「あの3人組…。
 『結構よ‼』って、言ったんだよ‼
 って事は、あの3人組は、『整形してる』って事だよね(笑)?」
「「「………」」」


で、類は、笑い出した。


で、俺等 F3は、言葉も発せなかった。



嘗て、こんなに笑い転げてる類が居た事が有ったか?


俺等 F3は、驚愕の余り、類をじーっと見て居る事しか出来ずに居た。



で、其れから、また、幾日か経った。


俺は謝恩会に出席する事に成り、あきらを通して、あきらの女(桜子)にあの女を謝恩会に出席させる様に話しを付けていた俺が居た事は、言うまでも無かった。



で、あきらから、報告して来た。


「あの女が、“謝恩会に出席する事に成った。”と、桜子から、連絡が来た。」


俺は、心の中で、“よっしゃー!”と、叫んでいた。

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