tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Again and again…<つかつく>・<総優>  5.




<司side・語り>


俺は、あいつが、謝恩会に出席する事を聞き、興奮気味だった。



で、俺等 F4が、英徳大学の謝恩会に出席する為にメープルに着く成り、普段、見る事の出来ねぇ俺が居たからなのか?
女共が、普段以上に、煩く騒ぎ出した。


俺の顔が、怪訝にも成って居たのだろう。


あきらが、先ずは、口火を切って来た。
其れに釣られる様に、総二郎も声を発して来た。


「今日は、珍しく司が居るからか?
 女共の煩さが、一段と凄ぇな(笑)‼」
「まあ、仕方ねぇんじゃねぇか?
 女共に取っちゃあ、滅多に、司を拝めねぇだから…よ(笑)‼」
「はぁ~??」


俺は、怪訝さを隠せずに居た。
其れは、あいつが、現れるまでは…だったが。



そんな時だった。


女共の中では、一際、目立つご一行がドア付近に居た。


ドア付近に居た女は、あきらの女(桜子)と、あいつと、もう一人居るみてぇだった。


俺は、あいつが其処に居るというだけで…。
俺の顔は、ニヤ気て居た…らしい。


類が声を掛けて来た。


「司…?
 顔が、ニヤ気てるよ‼
 気持ち悪~い。」
「( ゚Д゚)ハァ?」


俺は、類の言葉に眼を見開いて驚愕していた…らしい。


類が、クスクス、笑い出した。



で、あきらが、あきらの女(桜子)に近付く様に動き出したので…。
俺等 F3も、あきらの後を就いて行った。


あきらが、あきらの女(桜子)に声を掛けていた。


「よぅ、桜子…。
 着くのが遅かったんじゃねぇか?」
「すみません。
 準備に戸惑って…。」


あいつは、俯き出した。
って事は、遅れて来た要因は、“あいつの責任って事だよな?”と、俺は、解釈していた。


けど…よ。
今日のあいつの着て居るソワレ…。


似合ってんだよ‼
凄ぇ似合ってんだけど…よ‼


セクシー過ぎねぇか?


肩、剥き出しだしよ‼
ソワレは、ミニで、脚は、惜しげもなく穿き出してるし…よ‼


俺は、何処に眼を合わせれば良いんだよ?
瞳(め)の持って行き場に困るっつーの‼



で、そう思って居た所に、あきらの女(桜子)から、あいつ等を紹介された。


「F4の皆様は、此方の二人をご存知ないですよね?
 ご紹介しますわ‼
 此方が、牧野つくしさんですの。
 英徳大学 医学部医学科3年に在籍ですの。
 私が、助けて頂いた事で知り合ってますの。
 私は、『先輩』と、お呼びして居ますのよ。
 で、此方が、松岡優紀さん。
 先輩の中学生の頃からの『幼馴染で親友』でいらっしゃいますの。
 先輩と同じく英徳大学 医学部3年に在籍ですの。
 でも、在籍は、看護科ですのよ。」


で、あきらは、あいつにお礼を言って居た。


「牧野さん、桜子を助けてくれて有難う‼」
「いいえ、飛んでもないです。
 当たり前の事をしただけです。」


あいつは、あきらから、あきらの女(桜子)の礼が、何故、言われているのか?
不思議そうにしてねぇって事は…?


あきらの彼女が、此のあきらの女(桜子)だという事を、“知ってるって事か?”と、俺は、認識していた。


で、俺等 F3は、あきらから、紹介された。


「俺からは、こいつ等を紹介するわ‼
 俺等 F4って言われてんだ‼
 で、ガキの頃からの『幼馴染で親友』何だわ‼」


で、俺は…と言えば…。
総二郎と、あいつ以外のもう一人の女の表情が気に成って居た。


其れは、類も、あきらも、あきらの女(桜子)も、同じ様子だった。


気付いてねぇのは、如何も、あいつだけの様子だった。


「で、こいつが、道明寺司。
 道明寺財閥の御曹司って言えば、分かるかな?
 現在は、NYだけど…。
 元々、高校までは、英徳の生徒だったんだわ。
 で、俺等 F4のリーダー。」


あきらは、俺に合図を送って来た。


俺は、慌てて、あいつに握手を求めた。
で、俺は、あいつと、握手出来て居た。


で、あきらは、其の(司とつくしの)様子を確認してから、また、紹介を続けて居た。


「で、こいつが、花沢類。
 花沢物産の後継者。
 で、こいつが、西門総二郎。
 西門流 次期家元。
 で、俺が、美作あきら。
 美作商事の後継者。
 もう、知ってるとは思うけど…。
 俺が、桜子の彼氏だ‼」


あいつと、もう一人の女は、頷いて居たので、其の事をあきらの女(桜子)から聞いて居るのだろう。


だが、俺は、もう一人の女の、更なる驚愕した顔付きに、呆気に取られていた。


其の女の顔付きを見て、総二郎も更に、怪訝な顔付きに成って居た。


其の状況を、俺だけじゃ無く、類も、あきらも、あきらの女(桜子)も、固唾を呑んで、唯、見ていた。


多分、俺だけじゃなく、類も、あきらも、あきらの女(桜子)も、総二郎とその女には、何か有ると認識していた。


と、思うしかなかった状況だった。

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