tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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昔からある場所…<つかつく>  8.




つくしは、『T4LINE』に招集を掛けていた。


『本当は、私(乙和カンパニーの本社)のオフィスが、一番良いんだろう事は分かってる
 の?
 でも、私の秘書も、元は、お祖父様の秘書なの…。
 だから、私(乙和カンパニーの本社)のオフィスでは、迂闊には喋れない。
 拙いかも知れないの。
 それに、私の自宅も、お祖父様から盗聴されて居るかも知れないの。
 身内だから、疑いたくは無いんだけど…。
 お祖父様という人は、そう言う人だから…。
 だから…ね。
 何処かで、集まる事は出来ない…?』


滋は、即座に、場所を提供すると言って来た。


『うち(大河原財閥が経営している)のレストランは…?』
『良いの?』
『勿論っ‼
 つくしに、協力出来るんだったら…。
 喜んで‼』
『有難う‼』


という事で、T4で、集まる事に成った。


で、つくしは、思い出していた。


先日の優紀と桜子の聞捨て成らない話しの事を…。
で、“此処で聞いて於こう‼”と、思って居たつくしだった。


『優紀と桜子…?
 この前の聞捨て成らない話しだけど…?』


桜子は、飄々と、つくしに伝えていた。


『優紀さんは西門さんと、私は美作さんと、大学の頃からお付き合いして居ます。
 優紀さんと西門さんの方が、半年位、早かったと思いますけど…。』


つくしは、LINEを見て、“えっ⁉”と、成っていた。
で、つくしは、優紀にも確認していた。


『本当なの、優紀…?』
『うん』


つくしは、此の話しに、『驚愕』と言う寄り、日本に居なかった5年間の時の流れを感じていた。



そして、T4でのLINE終了後…。
桜子は、あきらから言われていた通り、T4のLINE報告の連絡をあきらに入れていた。


「T4で、集まる事に成りました。
 場所は、滋さん家(ち)(大河原財閥が経営している)のレストランと成りました。」
“了解‼”


で、この話しは、あきら➡F3に『F4LINE』で、話しが伝わった。



で、つくしには、内緒で、滋ん家(ち)(大河原財閥が経営している)のレストランの個室に、F4が遅れて、入る事に成った。


其の事に関しては、総二郎は、優紀に…。
あきらは、桜子に…。
桜子は、滋のそれぞれに、伝えていた。



そして、T4が集まる日の当日が来た。


つくしは、事前に、つくしが頭の中で描いて居る構想を話そうとしていた。



だが、滋は…F4が揃ってからの方が良いだろうと思い、上手く、つくしの話しを誘導して居た。


「先ずは、食事をしてからにしよう‼」


なので、逸る気持ちを抑えながら、食事をするつくしだった。



其処に、F4が現れた。


驚愕するつくしだった。


何故なら、F4を呼んで居なかったつくしだったからだ。


司と言えば、つくしに言いたい事が、山程、有ったからなのか?
つくしの顔を凝視していた。


其れには、F3&T3は、苦笑いだった。


なんせ、理由が分かり過ぎる位、分かって居るのだから…。


其れに引き換え、司に睨まれている事の意味が分からないつくしは、此の状況に如何して良いのか?
唯、オドオドするだけだった。


所謂、『蛇に睨まれた蛙』状態のつくしだった。



其処に、司が、つくしに言って来た。


「つくし…?
 何故、俺に頼って来ねぇんだ?
 俺とつくしは、今でも恋人同士だよな?」
「………」


つくしは、司の言葉に、唯、驚愕するだけで、何も答えられなかった。


そんな、選択肢は、考えて居なかったのだから…。


それに、5年前に、司と連絡が取れなく成って来た時点で、つくしは、てっきり、司とは、別れているものだと、認識していたのだった。


だから、つくしは、心の中で、思って居た。


“そうか…?
 私は、司とは、別れて居なかったのか?”


声に出して言えないと思って居たつくしだったが…?
しっかり、声に出て居たらしく…。
司の逆鱗に触れてしまったつくしだったのだ。


「はぁ~??
 つくし…?
 俺とお前は、いつ別れたよ?
 お前、別れてるつもりだったのかよ?
 いい加減にしろよ‼」
「えっ??」


驚愕顔のつくしに、司は、つくしを睨み付けながら、言って除けていた。


「声に出てんだよ‼」
「………」


余りの驚愕に、何も言えず、俯いたままのつくしだった。


その場に居たF3&T3は、笑いを噛み殺すのに必死だった。


何故なら、F2にとっては、類の言って居た言葉が当たって居たのだから…。


其の時の話しは、T3も…。
総二郎➡優紀、あきら➡桜子を通じて滋も、知って居たのだった。



~~【あの時の司と類の会話は…。】


   『「で、司は、『party』に出席するの?」
    「ったりめぇだろ‼
     俺が、出席しねぇで、如何すんだ?
     俺は、あいつの恋人だっつーの‼」
    「牧野は、そうは思って無かったりして…⁉」』 ~~



F2&T3は、思って居た。


“やっぱり、類(類君;花沢さん)だよな(ね)‼
 流石、類(類君;花沢さん)と牧野(つくし;先輩)は、『soul mate』だよな(ね)‼”と…。



そして、この時の司は、唯、つくしを睨み付けたまま…だった。


つくしと言えば、其の場の居心地の悪さに、何も言えず、唯、じーっと、俯いたままだった。



なので、このままじゃあ、埒が明かないので…。
いつも通り、あきらの出番と成った。


「で、牧野…?
 って、今は、『乙和つくし』か?」
「うん。
 だけど…。
 どっちでも良いよ‼」


あきらだけじゃ無く、F3にとって、慣れ親しんだ呼び名の『牧野』で、F3は、今後も呼ぶ事にした。


「俺等 F4も、牧野にとって、何か、役に立つんじゃねぇのか?
 俺等にも、話ししてみろよ‼」


という事で、つくしは、F4&T3の前で、『つくしが頭の中で描いて居る構想』を話しし始めていた。

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