tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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司とつくしは兄妹?…<つかつく>  5.




そんな時だった。


椿が、久し振りに、つくしに逢いに、LA⇒日本に帰国して帰って来ていた。


つくしは、まだ、授業中だろうと思い乍ら、椿は、英徳学園に向かって居た。


そして、英徳学園に着いた椿は、つくしのクラスを訊く為に、理事長室に向かって居たのだ。


理事長は、久し振りの椿の登場に、驚愕していた。


“また、何か?
 事件でも起こったのだろうか?”と…。


理事長は、驚愕の余り、椿の顔を、じーっと、凝視して居たのだった。


しかし、椿は、飄々と、理事長に確認していた。


「花沢つくしは、何方のクラスかしら?」
「はぁ?」


理事長は、“そんな事だったのか?”と…。
少々、気が抜ける思いで居た。


驚愕して居る理事長を放って置いて…。
椿は、一人、話しを進めていた。


「つくしに逢いたくて…。
 教えて下さるかしら?」
「………」


理事長は、まだ、授業中という事から…。
暫く、椿には、待機してもらうつもりで居た。


なので、伝える言葉に、躊躇して居る理事長が、其処には、居たのだった。


だが、其処は、椿…。
早く教えろと言わんばかりに、椿は、理事長を問い詰めて居たのだった。


「理事長…。
 何も、学園を如何こうし様という訳じゃ無いんですけど…。
 唯、私の大切な妹が、何処に居るかだけを教えて下されば、済む話しじゃ無いのかし
 ら?」


理事長は、英徳学園にとって、寄付金を収めてもらって居る額の桁が、どの家庭よりも、遥かに高い道明寺家の人間を邪険にする訳には行かなかったのだ。


其れ故、困った事に成ったのだった。


何故なら、椿の登場で、授業が、全て、中断…。
と、言う事に成り兼ねないからだった。


なので、理事長は、一応、授業中で在るという事を、椿に伝える事にした。


「椿様…。
 現在は、授業中にて、授業が終了するまで、もう、暫く、お待ち願いませんか?」


だが、椿は、理事長の言葉にも、飄々と、答えていた。


「あら、大丈夫よ。
 姉として、授業参観を致しますわ‼」


理事長は、心の中で…。
“其れが、ヤバいでしょう?”と、椿に、悪態を突いて居た理事長だった。


所謂、心中穏やかではない理事長だったのだ。


で、“此のままだと、椿様が、学園内をうろつく事に成るのではないか?”と、いう危惧を考えて、理事長は、椿に、つくしのクラスを教える事にしたのだった。


「花沢つくしさんは、『2-C』にいらっしゃいます。」


実は、4月から、司達 F4は3年、つくしは2年に進級していた。


「そう、有難う‼」


そう言って、椿は、理事長室を出た。


だが、理事長は、危惧する処が在った為…。
学園長に連絡を入れ、椿の来訪を告げると同時に、椿が、つくしのクラスに向かった事を示唆したのだった。


慌てたのは、学園長だった。


つくしの担任に伝え、其の時間の教科担任に伝える様に指示を出した。


其の甲斐が在り、椿の来訪にも、教科担任の動揺はなく、クラス生徒のみ、興奮状態だったのだ。


「失礼するわね‼
 つくし…。
 逢いに来たわよ‼
 先生、つくしの授業を参観させて頂くわね‼
 宜しいかしら?」
「はい、どうぞ。」


教科担任は、其れしか言い様が無かった。


だが、つくしは、突然の椿の来訪に戸惑いを魅せていた。


同級生の生徒達は、憧れの椿を、近くで、拝める事に嬉しく思って居た。


なんせ、椿は、英徳学園と永林学園が、3年に一度行って来た『TOJ』の優勝者なのだ。


しかも、第1回の初代優勝者は、椿の母親の楓だった。


道明寺母娘(おやこ)は、英徳学園では、崇められた存在だった。


因みに、其の3年後の優勝者は、F4の幼馴染の藤堂静だった。



実は、椿は、今年行われる予定の『TOJ』に、つくしを出場させる為…。
帰国して帰って来たという訳だった。


で、放課後に成った所で、椿は、つくしを連れて帰って来た。


勿論、椿が、つくしを連れて帰って来た場所は、やっぱりの道明寺邸だったのだ。


リムジンを下りて、驚愕したのは、つくしだった。


何故なら、如何して良いのか?
戸惑ってしまって居たつくしだった。



一方、司と類…。


F4が、学園に居た際に…。
椿が、英徳学園に現れた事を聞き付けて来た総二郎とあきらに寄って、司と類は、椿の登場を知ったのだった。


で、椿がつくしを連れて帰ったと聞いた司と類は、椿がつくしを連れて帰った場所は、道明寺邸だろうと思い、慌てて、司と類は、道明寺邸に向かって居た。


で、道明寺邸に着いた司と類は、驚愕していた。


椿の衣裳部屋で、ファッションショーの如く、つくしは、ファッション選びのレッスンを椿から受けていたのだった。



<此の二次小説『司とつくしは兄妹?…<つかつく>  5.』は、切れ目が良い為に、
 短めに成っております事をお詫び申し上げます。>

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