tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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昔からある場所…<つかつく>  11.




<オリキャラの名前だけが出て来ます。
 了承願います。>



漸く、つくしは、本題へと話しを進めた。


「このプロジェクトは、富裕層も、一般家庭も関係なく、老若男女問わず、楽しめるリ
 ゾート地にしたいの。
 もちろん、日本だけじゃ無く、海外のお客様も誘致出来る様なリゾート地にと、考えて
 いるの。
 その為、ホテル・ペンション・コテージを併設したいの。
 その為の建設…。
 また、レストラン等の計画…。
 また、インフラ整備…。
 他には、環境整備…。
 其れと、折角のリゾート地だから、ブライダルも、取り入れたいと思ってるの。」


滋は、瞳(め)をキラキラさせて、つくしを関心していた。


大掛かりなプロジェクトに興奮気味の滋だった。


其処で、あきらが、口火を切って来た。


「誰が、何を担当するか…だよな?」
「そうなのよね?」


其処で、司が、提案して来た。


「うち(道明寺HD)は、建設と環境整備に携わるぜ‼
 後、レストラン関係は、類に任せたら如何だ‼
 ワイン類は、類の所(花沢物産)が、強ぇだろ?
 それに、食材の調達は、お手のモノだよな‼」
「まあ…ね。」
「じゃあ、類の所(花沢物産)で、レストランも担当してもらえば良いだろ‼」
「うん、分かった。」


司は、付け加えた。


「唯、ホテルを建てるなら、うち(道明寺HD)との提携ホテルにしねぇか?
 その方が、うち(メープル)のノウハウを提供しやすいだろ‼
 シェフも、うち(メープル)から派遣出来るし…よ。」
「そうかも、知れないね‼
 それに、その方が、良い意味での宣伝に成るんじゃないの?」


類も、賛成した。


で、“次は、うち(美作商事)だろ?”と、言わんばかりにあきらが訊いて来た。


「じゃあ、うち(美作商事)は、如何する?」


つくしは、桜子の方を向いて言って居た。


「ねぇ、桜子…?
 エステ会社を立ち上げたんだよね?」
「はい、先日。」


其処で、つくしは、あきらの方を向いて、口火を切った。


「じゃあ、美作さん…?
 桜子と一緒に、ブライダル部門を取り仕切ってもらえないかな…?」


あきらと桜子は、お互い顔を見合わせていた。


つくしは、お構い無しに、話しを進めていた。


「桜子…?
 ブライダルエステに参入してみない?
 後、前撮りとか、リハーサル、当日の新郎新婦のお支度から、含めて全て…。」


桜子は、瞳(め)がギラ付いて来ていた。


「勿論、興味は有りましたし…。
 参入してみたかったと言うのは、本音ですけど…?
 ほんとに、私で、良いんですか?」
「勿論っ‼
 初めから、そのつもりだったから…。」
「有難う御座います。
 宜しくお願いします。
 頑張ります‼」
「うん、宜しくね‼
 後ね…。
 美作さんにお願いが有るの?」
「何だ?」


つくしには、此れだけは、あきらにしか頼めない事なので、初めから、あきらに頼み込む事にして居た。


「ウェディングドレスのデザイナーで定評の在る イタリアのデザイナーの『リッチー』
 って、知ってる…?」
「ああ。
 何度か、一緒に仕事した事、有るぞ‼」


つくしは、頷いて居た。


「やっぱり…。
 リッチーから、美作さんとなら、“仕事する‼”って、言われたの?
 リッチーとは、如何言う関係?
 リッチーが、“あきらは、私のお気に入りなのよ‼”と、言って居たから…。
 まさか、そう言う関係じゃないわよね(笑)?」


つくしは、笑い転げる様な仕草を魅せて居たが…。
あきらは、驚愕で、顔が引き攣って居た。


“桜子が横に居るのに…。”と、焦っているあきらだった。


「そんな訳ねぇだろ‼
 相手の歳、幾つだよ?
 確かに、桜子と付き合うまでは、『マダムキラー』で、通ってたよ‼
 けどな、『マダム』と言ってもな…。
 俺にも、相手の年齢に関しては…な‼
 其の頃から、年齢の上限は有ったんだっつーの‼
 リッチーの歳、幾つか?
 牧野…、知ってて言ってんのか?」


つくしは、ニヤリと笑って魅せた。


嘗てのつくし節が聞ける様な雰囲気に、司は、ホッとしていた。


「知ってるよ。
 70歳だっけ?」
「知ってんじゃねぇかよ?」


F3&T3は、違う意味で、驚愕していた。


“あきらは、『70歳も行ける。』と、つくし(牧野;先輩)は、解釈して居たのだろうか?”と…。


で、つくしは、あきらにお願いしていた。


「だからね…。
 ブライダル部門を桜子と一緒にお願いしたいの。
 勿論、美作さんには、ドレス、タキシード等の衣装関係も全て…。」
「ああ、分かったよ。」
「美作さん…。
 有難う‼」


桜子も、つくしに頷いて魅せていた。


つくしは、次は…。
優紀の方を向いて、話しし始めた。


「優紀…?
 優紀のセンスの良い所を活かして、ペンションの外装と内装のプランを立ててくれな
 い?」
「えっ??
 私で良いの?」
「勿論っ‼
 建設に関しては、こっち(道明寺HD)で、持つ事に成ると思うから…。
 取り合えず、一般家庭の方でも、泊まってもらい易い空間のプランを立てて欲しい
 の。
 優紀にしか出来ないと思うから…。」
「遣ってみたい。
 有難う‼
 頑張るね‼」
「うん、宜しくね‼」


次は、滋の方を向いて話しし始めたつくしだった。


「滋さんには、インフラ整備をお願いしたいの。」
「了解‼
 うち(大河原財閥)の得意分野だから…。
 任せて於いて‼」
「宜しくお願いします。」


で、最後に、総二郎の方を向いて話しし始めたつくしだった。


「西門さんには、海外のお客様の為の茶室の建設に携わってもらったり、お茶会を開いて
 もらったり…して欲しいの。
 如何かな?」
「ああ、遣らせてくれ‼
 其れと、補佐に、優紀も良いよな?」
「うん、宜しくお願いします。」


こうして、プロジェクトに向けて、度々、仲間で集まる事に話しは、纏まった。


勿論、“其の場に、つくし(牧野;先輩)が居る事は、難しいだろう。”と、思う、F4&T3だった。

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