tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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俺の為だけの、俺の女…<つかつく>  24.




<司side>


何故か?


婚約発表は、F4合同で、行う事に成っていた。



俺等 F4&つくし・静・松岡・三条が、それぞれの親に呼び出され、それぞれの親とF4&つくし・静・松岡・三条が同席の下、話し合いをする事に成った。



実は、こう成る前に、ちょっとしたバトルが、親の間で有ったみてぇだった。


俺とつくしが、近々、婚約発表する事を知ったF3は、それぞれの親に伝えたらしく…。其のお陰で、F3のそれぞれの親から、俺の親に話しが伝わったらしい。


其れで、F4の親が集まり、話し合いに成ったそうだ。


*“婚約発表をする為の順番を如何するか?”とか…。


*“其れは、何で、順番を決めるのか?”とか…。


*“其れは、売上順番にしたら如何か?”とか…。


*“売上順番にしたら、不公平だろ?”とか…。


俺等 F4からすれば、“如何でも良い問題だろ?”と、言いたかった。



だから、F4&つくし・静・松岡・三条の両親(桜子の場合はお婆様)と、俺等 F4&つくし・静・松岡・三条が、集まったって、訳だった。


で、決まったのが、合同で、行うという事だった。


不公平感を失くす為だったのだが…。


其れこそ、俺等 F4は、親には、“何も言えねぇ~‼”だった。



で、合同の婚約発表記者会見は、決行された。


勿論、矢面に立ったのは、F4 それぞれの父親と、俺等 F4だけにした。


つくしは、未だ、弁護士として、仕事をしているし…。


勿論、静も弁護士だ‼
しかも、静は、国際弁護士らしいから、余り、目立つのは、避けたいという事だったらしい。


松岡も、親が、病院関係という事も在り、下手に動かねぇ方が良いだろうという事に成った。


三条は、元 華族の家柄…。
あきらが、前面に立たせたくねぇという事で、あきらが止めに入った。


だから、女性陣は、矢面に立させねぇって事で、意見が一致したというのが理由だった。


但し、つくしの実家で在る牧野コーポレーションは、うち(道明寺HD)と…。


静の実家で在る藤堂商事は、類の会社の花沢物産と…。


それぞれ、提携する運びに成って居るので、牧野社長と藤堂社長は、同席と成った事は、言うまでもねぇが…。


また、将来的には、牧野コーポレーションと藤堂商事は、道明寺HDと花沢物産と美作商事と、提携する運びと成るらしい。


今回、つくしと知り合った事で、企業間での提携話が進み、企業としても、視野が広がる結果と成った。


今回のつくしとの出会いを、一生を大切にし、つくしと添い遂げると、誓った俺だった。



<つくしside>


今回の婚約発表は、如何考えても、凄い事に成ってしまった。


何だか?
大事(おおごと)…。


そんな感じだった。


でも、案外、さらっとして居たのは、優紀だったかも知れない。


優紀と桜子が、道明寺邸に遊びに来てくれて、今回の事を色々、話しして居た。


「先輩が、道明寺さんとお付き合い為さる事に成ってから、色々、在り過ぎて、何が何だ
 か…?
 ですわね?」


私は、納得して答えていた。


「そうかも…ね。」
「でも、実際…。
 一番、誰もが、驚愕するで在ろうと思われるのは、つくしじゃない…?」


私は、優紀の言って居る言葉が、理解出来ずに居た。


「えっ??
 何で…?」
「だって…。
 男性とお付き合いする事自体…。
 面倒臭いって、思って居たつくしが…⁉
 いつの間にか?
 道明寺さんとお付き合いして、結婚を考える様な仲に成ってたんだよ?
 凄い事じゃない?」


何故か?
桜子も同調していた。


「ほんと、そうですわね。
 例え、それぞれのご両親が、道明寺さんと先輩をくっ付け様としても、お互いが靡かな
 ければ、成立しませんものね?
 今までの先輩がそうだったから、多分、おば様が、私に連絡して来てまで、強硬手段に
 出られたという訳でしょ?
 言う成れば、おば様の作戦勝ちって処じゃ在りません?」
「如何、何だろうね?
 でも、確かに、ママが、動かなければ、今でも、私は、相変わらずだったかも…ね。」
「そうですわよ。
 でも、先輩の唯一、相性が合った方が、まさかの道明寺さんとは…?
 出会いって、ほんと、分かりませんね。」


私にとっての、此の出会いは、桜子から始まっているって、言っても過言じゃ無かった。


「何を言ってんのよ?
 桜子だって、『party』で、知り合ったんでしょ?
 美作さんと…?」
「ええ、まあ…。」
「じゃあ、優紀は…?」
「先輩…?
 ご存知じゃ無かったんですか?」
「うん、知らないよ。」
「私が、優紀さんを西門さんに引き合わせたんですよ。」
「はぁ~??
 如何言う事…よ?」
「だから、私が、あきらさんと会う日に、“優紀さんをお連れして良いか?”と、お訊きし
 たんです。
 そしたら、あきらさんが、西門さんをお連れして居て…。
 で、いつの間にか?
 4人で遊ぶ事が多く成って来て、其処から、何です。」
「じゃあ、桜子は、私と優紀の『キューピット』って訳…?」


桜子は、急に、ドヤ顔をし始めていた。


「そう成りますね。」
「そう考えたら、凄いね‼
 桜子…?」
「………」


桜子は、照れた様に、それ以上、喋らなく成っていた。

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