tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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俺の為だけの、俺の女…<つかつく>  25.




いよいよ、F4 合同婚約発表記者会見の日が遣って来た。


世間の関心度の高さを表す様に、記者や、TVカメラや、カメラマンの人数が、想定より相当、多く居て、収拾が付かない程だった。


取り敢えず、此処は、収まりが付くまで、F4&F4の父親達は、マスコミの前に出る事を止めていた。


なので、司会者で在る 西田がその場を収め様としていた。


「ご静粛に願います。
 この場が収まりませんと、記者会見しない運びと成りました。
 遂行したいと、お考えの様でしたら、この場を収めて、ご静粛願いたいと思います。
 何卒、ご協力の程、願います。」


マスコミも、其処まで言われれば、静粛しない訳にも行かず、速やかに、全てのマスコミ関係者が、その場を収め出した。


“流石、西田の手腕だ。”と、花沢社長・美作社長・牧野社長・藤堂社長は、思って居た。


また、西門流 家元は、その場を仕切れる西田の事を、“流石、保と楓さんのブレーンだ‼”と、思って居た。


西田の上司に当たる司の父親で在る 保は、鼻高々で在った。



で、記者会見席に、出席者 全てが席に就いた。


向かって、前列の中央の右側に道明寺会長 並びに 左側には、花沢社長。


そして、道明寺会長の右隣には、牧野社長…。


そして、花沢社長の左隣には、藤堂社長…。


また、牧野社長の右隣には、美作社長…。


また、藤堂社長の左隣には、西門流 家元…。


という配置で、F4の父親のそれぞれが、席に就いて居た。


また、F4は、それぞれの父親の後列の席に就いて居た。



此れで、やっと、記者会見が始まった。


そして、此の記者会見は、道明寺HD と 牧野コーポレーション…。


また、花沢物産 と 藤堂商事…。


それぞれが、提携する事も、合わせて発表と成った。



此れには、世の御子息・後継者 や お嬢様・淑女達…。
将又、其の企業の企業家の親達も嘆きと成った事は、言うまでも無かった。



唯、F4のお相手が、名の知れた家系のお嬢様だけに、誰も文句が言えない状況だった事は、言うまでも無かった。


“いつかは…?”と、狙って居た世の御子息・後継者 や お嬢様・淑女達は、希望が無く成った事で、世間のF4達の同世代の間では、喪失感が漂って居たとか、居ないとか…?


そんな噂が出る程、F4達の婚約発表記者会見は、世間では、驚愕的な出来事と成ったのだった。



世間を騒がせた、婚約発表記者会見をやっと終えた事で、次に、執り行われる事と言えば、結婚式と成る。


何処が、一番最初に執り行うかで、これまた、揉める元と成った事は、言うまでも無かった。


此ればっかりは、“合同で…。”と、いう訳にも行かず、F4は、困惑気味だった。


“何処が一番でも良いだろう?”と、言う事が、F4の見解で在った。


F4同様、F4の父親達も、幼少期の頃より、幼馴染で親友で在る。


幼少期の頃から、切磋琢磨して、成長してきた。


良くも悪くも、良い事も悪い事も、全てを知り尽くしているF4の父親達…。
だからこそ、きちんと取り決めて於きたいのだった。


F4の見解は、“そんな事をして居たら、何年経っても、俺等は、結婚出来ねぇ(ない)ぞ‼”と、思って居た。


なので、此処は、F4の母親達の出番だった。


F4の母親達は、F4のそれぞれの父親と結婚した事で、知り合った仲だった。


所謂、F4の父親達を通じて、友人に慣れて居た。


其処は、F4の妻に成るつくし・静・優紀・桜子とは、違う所だった。
結婚前から、元々、分かり合える親友達に、先輩後輩の仲だったのだ。


で、F4は、取り敢えず、『SOS』を、それぞれのF4の母親達に出したのだった。
で、F4の母親達が、動き出した事は言うまでも無かった。


その事に寄り、やっと、結婚式の話し合いの席にまで、辿り付けたのだった。



唯、司は、大切な事を忘れていた。


まだ、正式には、つくしにプロポーズが出来て居なかったのだった。


両家の間では、司とつくしの結婚の話しは、了承済の話し…。


司は、『ペアリング』をつくしに嵌めさせ、恋人として、共に、一つ屋根の下で生活を始めている。


また、現在は、婚約発表も済ませ、恋人と言う寄り、婚約者と成った司とつくしだった。


誰が如何見ても、司とつくしの仲は、周知の処…。


なのに…だ。


司は、すっかり、プロポーズを忘れてしまって居たのだった。


だから、ジュエリー・ショップに、司が手配して、司がデザインしたつくしの為だけのつくしの『エンゲージリング』を、プロポーズと共に嵌めさせるつもりで居た。


そして、今まで、つくしに嵌めさせていた『ペアリング』は、『エンゲージリング』にも、今後、つくしが嵌めるで在ろう『マリッジリング』にも、重ね付け出来るデザインに成っていた。


そして、『エンゲージリング』にも、『マリッジリング』にも、内側には、メッセージを刻印させた。


其れは、『ペアリング』の内側のメッセージの刻印と全く同じメッセージだった。


司にとって、つくしは、『唯一無二の女』…。
司にとっては、『つくし』という女性は、二人として居ない女なのだ。



だから、司にとって、つくしは…。
俺の為だけの、俺の女』なのだ。



司にとって、一生、つくしのポジションは、変わらないのだ。


だから、この言葉をつくしに送りたかったのだ。


『My woman only for me.』



そして、つくしにプロポーズも出来た。


「これからも一生、『俺の為だけの、俺の女』で居てくれ‼」


そう言いながら、つくしに、『エンゲージリング』を嵌めて遣った司だった。


つくしは、その時に、やっと、『ペアリング』の内側のメッセージの刻印を見る事が出来て居た。


司は、つくしが泣いて、頷いてくれた姿を、司の脳裏に焼き付けて居た。



そして、F4の母親の活躍のお陰で、F4の結婚式の日取りも、それぞれ決まった。


結婚式の日取りは、F4 それぞれの『Birthday』と、決まった。


そして、司は、『Birthday』のこの日に、つくしと良き日を迎えられた。



『My woman only for me.』
俺の為だけの、俺の女


“此れからも、此れだけは、一生、変わらない‼”と、誓う司だった。



fin

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