tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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ごめんな~The age of engagement~…<総優>  7.





そして、桜子は、事前に、リビングルームでは無く、部屋を借りたい旨をつくしに伝えて於いた。


勿論、桜子は、つくしと会って…。
総二郎とあきらに話しした事と、同じ事をつくしにも伝えて居た。


その上で、桜子は、つくしには、更に、脅しを掛けるかの様に、伝えて居た。


「もし、此の事が、道明寺さんに知れたら…。
 道明寺さんは、間違い無く、この頃の事を思い出して、吠えると思いますよ。
 だから、先輩の身の為にも、道明寺さんには、内密で、お願いしますね。」
「了解‼」


つくしは、“そう言う事なら…。”と、桜子に了承していた。
 


で、集まりの日が遣って来た。


スケジュールを合わせたF3&T2は、道明寺邸に結集していた。


そして、道明寺邸に集合したF3&T2は、使用人に寄って、部屋に通されていたのだった。


優紀も、F3&T3が、結集している部屋に呼び出されていた。


で、F3&T2が通された部屋に優紀が入って来た。


桜子は、其処で、優紀の前では在るのだが…。
あの場面を再現しようとして居た。


そして、男性役は、当の本人…総二郎が、桜子に寄って、指名された。


そして、女性役は…。
幾ら総二郎とCPだと言っても、此の状況で、優紀とはいかず…。
桜子が、指名したのは、あきらだった。


実は、総二郎は、密かな期待をして居た。
が、やっぱり…だった。


あきらは、断固拒否の構えだった。


「何で、俺が、『女役』をするんだ‼」


だが、其処に類が、言って除けて来た。


「良いじゃん、あきら…?
 遣ったら…‼
 高校の頃は、総二郎とあきらで、良く遣ってたじゃん。
 司と牧野を題材にした妄想劇場…。
 牧野役は、いつも、あきらだったでしょ‼」
「………」


あきらは、一瞬、声を発する事は、出来ずに居た。


だが、思い出した様に、あきらは、類に、悪態を突いて居た。


「類…?
 何時の頃の事を言ってんだよ⁉
 いい加減にしろよ‼」


其れを聞いて居たつくしは、真っ赤な顔をして、怒り出した。


「ちょっと、そんな事を遣ってたの?
 西門・美作…?」


蹴る体制で居る所を止めたのは、流石の桜子だった。


「そんな昔の事…?
 先輩、もう、良いでしょ‼」
「………」


桜子から止められたつくしは、それ以上は、何も言えずに居た。



一方の優紀は、顔色が冴えずに居た。


何故なら、ベッド上の総二郎とあきらは、あの画像を思い起こす様な状況だったのだ。


優紀は、顔を背けていた。


総二郎も、優紀の姿が気に成り、狼狽えそうに成っていた。


総二郎は、“俺(総二郎)自身の身の潔白を証明する為…。”と、出来るだけ、優紀の方を見ないで居た。



その優紀の様子に気付いたつくしは、桜子に懇願する様に言って居た。


「桜子…?
 もう、止めよう‼」


と、つくしは、優紀の様子を、つくしの顎を突き出す様な格好をして、桜子に教えていた。



桜子とて、つくしの言いたい事は分かって居たが…。
だが、優紀に、敢えて、訊いて居た。


「優紀さん…?
 ベッドを見て変だと思いませんか?」
「えっ??」


優紀は、桜子の言って居る意味が分からなかった。
“此れの何処が変なのだろうか?”と、優紀は、桜子に、訊き返したく成る程に…。


だが、桜子は、敢えて、また、優紀に訊き出していた。


「優紀さん…。
 良~く、見て視て下さい。
 此の状況を見て、画像は、如何遣って撮られたと思います?」
「セルフタイマーを掛けていたとか…?」
「セルフタイマーを掛けて居たのなら、前以て、設定場所をきちんと決めて於く必要が有
 ります。
 ちょっとでも狂ったら、あんなにきちんと、真ん中に人物を入れられたか?
 普通、分からない筈です。
 確認しながら、撮らなければ…。
 其れには、時間が掛かる。
 優紀さん、そうでしょ?」
「………」


優紀は、答え様が無かった。


なので、桜子は、確信を突いて居た。


「優紀さん…?
 この場合、その場には、第三者が、居る筈です。
 その第三者が、画像を撮っていたという事に成ります。
 所謂、西門さんは、睡眠薬を飲まされたか、何かで、眠らされていた事に成ります。
 おそらく、その間に撮られた画像でしょう。」


桜子は、ニコっと、優紀に笑い掛けて伝えていた。


「だ・か・ら…。
 西門さんの身の潔白は証明されたんですよ。」


優紀は、まだ、腑に落ちて居なかった。


「だって…。
 あの日…。
 総二郎さんは、マンションに帰って来なかった。
 勿論、連絡も無かった。」


総二郎は、ベッドから起き上がり、慌て出した。


「優紀…?
 俺は、あの日、LINEを送ってるぞ‼
 『今日は、(西門)邸に帰る』って…。
 訳分かんねぇ、女の匂いを付けたまま、マンションに帰りたくなかったし…。
 優紀に、変に誤解されたく無かった。
 それに、まだ、(睡眠)薬が、身体に残ってたのか?
 西門邸に着いた頃には、眠気が襲ってきて、そのまま、(西門)邸の俺の自室のベッド
 で、寝てしまってたんだ。
 気付いた時には、朝に成ってた。」
「………」


優紀は、画像を見ていて、ショックで、総二郎のLINEにも、気付いて居なかった。


総二郎は、居ても経っても居られなく成り、優紀を抱き締めて居た。


そして、総二郎は、優紀の耳元で、囁く様に、優紀に伝えて居た。


「優紀…?
 ごめんな
 辛い想いをさせて…。
 優紀、愛してるんだ‼
 もう、優紀が居ねぇと、俺は、俺じゃなく成る。
 俺の所に戻って来てくれ‼」


そう言われてしまった優紀は、総二郎を信じる事にした。


そして、元さや(?)に戻った総二郎と優紀だった。


そして、優紀が総二郎を許した事で…。
総二郎の父親で在る 家元が同席の下、総二郎の釈明会見を行った。


そして、重鎮と重鎮の娘の犯した罪の画像と共に…。
総二郎の身の潔白を証明した。


そして、其の事に寄り、総二郎の件に関して、世論には、総二郎の身の潔白が証明させた事に成った。



また、此の事に寄り、更に、総二郎と優紀の気持ちは、恋人時代に戻って居た。



総二郎は、反省していた。


此れからは、誰にも突っ込まれなくても良い様に、気を引き締めて行く事を…。
総二郎は、誓っても居たのだった。



fin

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