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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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ごめんな~The age of lovers~…<総優>  6.




<此の二次小説『ごめんな~The age of lovers~…<総優>  6.』の一部の言葉に、
 不快に感じるやも知れない言葉が入って居ます。
 お詫びします。>



優紀は、総二郎との約束だった為…。
総二郎の『party』のパートナーとして、一緒に、出席していた。


だから、総二郎は、優紀が、許してくれたモノと、認識していた。


其れが、また、大きな勘違いだと、認識して居ない総二郎は、そのまま、優紀が、別々の所に帰ろうとして居る事に不満が爆発して居たのだった。


実は、あの日も、そうだったのだ。
優紀は、総二郎と別々の所(実は、優紀は、優紀の姉の一人暮らしして居るマンションに転がり込んで居たのだった。)に、帰ってしまって居たのだった。


だから、総二郎は、慌てて、優紀の腕を掴み、優紀を引き摺る様に、そのまま、リムジンに乗せた。


そして、総二郎は、運転手に、総二郎のマンションに向かう様に、指示を出して居た。


其れに、驚愕したのは、優紀だった。


勿論、優紀は、総二郎の方を向き、驚愕した様子で、総二郎を見ていた。


だが、総二郎は、そんな優紀にも、一切、動じない様子だった。


其れ処か?
優紀の顔を見詰めたまま、今にも、優紀に吸い付きそうな顔をして、優紀を見ていた。


優紀は、男の目に成った総二郎に観念するかの様に…。
優紀は、総二郎のkissを受け入れていた。


しかも、最初は、軽~くタッチするだけのkissだった筈なのに…。
総二郎は、此の半年間の優紀への想いを、優紀に移すかの様に…。
我慢する事無く、深く成るkissに切り替えていた。



総二郎は、思って居た。


“『俺の女』、何だから…。
 俺が、こいつに向かう事は、当然だし…。
 許されるよな‼”と…。


優紀は、許したつもりが無い筈なのに…。
総二郎が、総二郎自身の想いのままに、優紀を翻弄しようとして来る事に、待ったを掛けたく成って居た。


其れは…。
“何故か?”と、言うと…。


総二郎は、総二郎のマンションに着く成り、優紀を抱き上げて、リムジンから下りた。


其の様子を見ていたSPが、マンションの1Fロビーに入るセキュリティドアのセキュリティを解除していた。


そして、総二郎は、そのまま、優紀を抱き上げた状態のまま、マンションに入った。


そして、総二郎は、総二郎専用で在る最上階専用エレベーターのセキュリティを解除して、優紀を抱き上げた状態のまま、総二郎は、エレベーターに乗り込んだ。


総二郎は、SPを信用して居ない訳では無いが…。


優紀と付き合う様に成ってからの総二郎は、セキュリティには、尚一層、万全を期す様に成っていた。


其の為…。
SPでさえも、最上階専用エレベーターには、近付けないし…。
ましてや、セキュリティを解除する事も出来なかった。



だから、優紀は、総二郎に抱き抱えられている間は、総二郎の首に優紀の腕を回し、総二郎の肩に優紀の顔を埋めたまま、優紀は、身動き一つしなかった。


そんな優紀の姿は、総二郎にとっては、ツボだった。


だから、優紀には、見えて居ない事を良い事に、声を出さずに、総二郎は、ニヤニヤして居たのだった。


そんな総二郎の姿を見ているSPでさえも、幸せな気分に成るのだった。



誰もが、総二郎を見て、感嘆な溜息をもらす程…。
総二郎の顔付きは、整って居て、男性に言う言葉では無いのだが…。
其の時の総二郎の顔は、美しかった。


また、普段の総二郎は、クールで在るのだが…。
優紀と付き合う前までの総二郎は、愛想だけは良い総二郎を演じて居たので、愛想笑いは、『天下一品』だった。


だが、あきらが言う本来の総二郎は、殻の中に閉じ籠った状態の総二郎だったのだ。


其れが、今や、優紀と付き合う様に成ってからの総二郎は、殻の中に閉じ籠った状態の総二郎では無かった。


だから、優紀と付き合う様に成ってからの総二郎は…。
心の底から笑う総二郎だったのだ。


西門家のSPでさえも、総二郎と優紀が付き合う様に成ってから、そんな総二郎を初めて観た様に感じて居たのだった。


否、総二郎の幼少期を知って居るSPなら、更と一緒に居た時の総二郎を思い出すかも知れなかった。


其れ程までに、今の西門家にとって、優紀の存在は、大きいと言えたのだった。


だが、其の事には気が付いて居ない優紀だった。


だから、優紀は、総二郎に待ったを掛けたのだった。


優紀は、エレベーターの中で、総二郎に抱き上げられた状態のまま、総二郎に声を掛けていた。


「総二郎さん…?
 私、怒っているんですけど…?」


総二郎は、優紀のそんな言葉に、呆れて、言って除けていた。


「まだ、怒ってんのか?」


優紀は、其れこそ、驚愕だった。


だから、そんな優紀の顔付きで、優紀の気持ちを察した総二郎は、続けて、優紀に声を掛けていた。


「もう、良いだろ?
 俺は、“迂闊だった‼”って、反省しているし…よ。
 それに、俺には、優紀しか居ねぇんだよ‼
 もう、ねぇからよ‼
 許せよ、優紀…?」


そう言いながら、優紀の唇に、軽いタッチのkissを施す総二郎だった。


で、総二郎は、“優紀に謝るのは、此れが最後だ‼”と、言わんばかりに、優紀に謝って居た。


「優紀…?
 ごめんな
 優紀が許してくれねぇと、俺…。
 生きた心地がしねぇから…よ。
 許してくれるよな、優紀?」


そう言いながら、総二郎は、優紀を抱え上げたまま、優紀の顔を、じーっと、見ていた。


総二郎の其の辛そうな顔付きに、優紀は、折れてしまった。


だから、優紀は、総二郎に確認していた。


「本当に、もう、無いんですよね?
 だったら、許します。」


総二郎は、優紀を抱え上げたまま、満面の笑みに成り、優紀にkissをした。
軽いタッチのkissを…。


だが、総二郎は、優紀を翻弄するつもりで居たので、しっかり、優紀を脅す(?)事は、忘れて居なかった。


「今日は、半年分を、しっかり、優紀に償ってヤるからな‼」


優紀は、総二郎の其の言葉に、ギョッとして居た事は、言うまでも無かった。


そして、総二郎と優紀の夜は、更けて行くのだった。



fin

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