The age of lovers~恋人時代~…<総優>・<あき桜> 3.
<此の二次小説『The age of lovers~恋人時代~…<総優>・<あき桜>』は、<総優>
として、『ごめんな…~The age of lovers~…<総優>』。
また、<あき桜>として、『ごめんなさい…~The age of lovers~…<あき桜>』のタ
イトル名を記載して、分かり易くCPを分けております。
唯、『spin off』という訳では在りませんが…。
<総優>・<あき桜>として展開する場合は、タイトル名を『The age of lovers~恋人
時代~…<総優>・<あき桜>』としております。
ですが、全て、一連の流れで展開しております。
了承願いました成らば、幸いです。
宜しくお願いします。>
総二郎&優紀・あきら&桜子にとって、また、亀裂が入る様な出来事が起こった。
総二郎は、今回の『party』に出席する際…。
パートナーが必要だった。
なので、総二郎は、優紀に謝る意味でも、総二郎の『party』のパートナーを引き受けてもらう為…。
優紀に連絡するも、梨の礫(なしのつぶて)だった。
日にちも日にちだった為…。
総二郎が、高校生の頃に…。
そう、まだ、総二郎が、優紀への想いに気付く前の頃…。
総二郎の『party』のパートナーを引き受けてくれて居たのが、桜子だった。
だから…。
“親が用意した訳の分からねぇ女(性)より、気心が知れている桜子の方が、まだ良いだろう‼”と、思い、総二郎は、桜子にお願いしていた。
「桜子…?
悪ぃ‼
俺の『party』のパートナーを引き受けてくれねぇか?」
桜子は、困惑をしながらも、総二郎に返答していた。
「其れは、構いません。
ですが…。
優紀さんが、変に誤解をされませんか?」
総二郎は、其れは、其れで、厄介な事、此の上無いのだが…。
日にちが迫っている上…。
連絡の付き様の無い優紀からの連絡を待つ事も、また、総二郎のプライドが許さなかったのだ。
だから、桜子に言って除けていた総二郎だった。
「優紀に、幾ら、連絡しても、連絡が着かねぇんじゃあ…。
仕方ねぇだろ?」
「まあ、そうでしょうけど…。
後で、揉めても、私は、知りませんよ⁉」
一応、桜子は、優紀の親友として、総二郎には、牽制球を投げて於いた。
取り敢えず、総二郎は、優紀との連絡が取れるまでのキープとして、桜子に頼んで於いた。
「取り敢えず、優紀には、連絡を取り続けるから…。
桜子からも、優紀に、言って於いてくれ‼
で、もし、ダメだったら…。
桜子、頼むわ‼
あきらには、伝えて於くし…よ。」
「了解しました。
でも、あきらさんには、お伝えしなくても、構いません。
あれからも、連絡を取り合ってませんから…。」
「はぁ~??
お前等も…かよ?」
「………(苦笑)」
桜子は、何も、言わず、苦笑いを浮かべるだけだった。
で、総二郎は、一応、あきらが誤解をしない様に、連絡を入れて於いた。
「あきら…?
悪ぃんだけど…よ。
俺の『party』のパートナーに、桜子が引き受けてくれる事に成ったんだよ。
優紀と連絡が着かなくて…よ。
もし、優紀と連絡が着いて、『party』に出席してくれそうだったら…。
勿論、俺は、優紀と行くから…よ。
宜しく頼むわ‼」
“………”
あきらは、答え様が無かった。
そんなあきらは…?
“桜子は、俺の時は、一人で行かせて…。
総二郎の時は、パートナーを引き受けるって…か?”
と、あきらは、心の中で、桜子に悪態を突いて居た。
なので、総二郎の話しに、答え様が無かったのだった。
だが、何も、返答の無いあきらに、総二郎は、“あきらを怒らせてしまったのか?”と、不安に成っていた。
そして、其れから、数日後…。
総二郎の出席する予定の『party』の日が、2~3日後に迫っている頃…。
総二郎は、見たく無かった場面に遭遇してしまった。
あきらと優紀が、カフェでお茶して居たのだった。
久し振り見る事の出来た優紀に嬉しさが込み上げて来ると共に…。
優紀に、“逢ってる相手が違ぇだろ?”と、叫びたく成っていた総二郎だった。
何故、あきらと優紀が、一緒に居るのかを訊きたい総二郎は、あきらと優紀が、座る席の近くに近付いた。
其の事に、気付いたのが…。
あきらだった。
で、苦笑いのあきらだった事は言うまでも無かった。
そうなのだ。
偶然、あきらは、リムジンから、優紀を見掛けていた。
だから、総二郎の気持ちを伝える為…。
あきらは、優紀をカフェに誘って居た。
だから、あきらには、疚しい事は、何一つ無かった。
あきらは、総二郎が、桜子を『party』のパートナーにする事を、事前に、あきらに正直に話ししてくれたので…。
あきらは、総二郎との事を、優紀に諭そうと思って居たのだった。
だから、あきらは、総二郎を交えて、優紀と3人で、席に就こうと思って居た。
「まあ、取り敢えず、総二郎も座れよ‼
話ししようぜ‼」
「「………」」
総二郎もそうだが…。
優紀も、何も言えずに居た。
其れに、優紀は、俯いたままだった。
総二郎は、態と、優紀の隣の席に就いて居た。
だが、其の時の総二郎…は?
“優紀は、俺の連絡には、無視をするくせに…。
あきらとのお茶には、ホイホイと就いて行くのかよ?”
と、総二郎は、心の中で、優紀に悪態を突いて居た。
だが、あきらに訊いて於かないと、総二郎自身が優紀を責めそうだったので…。
総二郎は、此の状況をあきらに問うて居た。
「あきら…?
何故?
優紀と一緒に、お茶してんだ?」
あきらは、苦笑いだった。
「さっきな…。
其処で、優紀ちゃんを見掛けてな。
総二郎の想いを優紀ちゃんに伝えて遣ろうと思って…な。
誘ったんだよ‼」
「そうだったんか?」
「で、話そうとしてたら、其処に、総二郎が居たんだよ‼
だから、まだ、言えてねぇ~‼
総二郎…?
総二郎から、優紀ちゃんに伝えろよ⁉
総二郎も、そろそろ、限界だろ?
『優紀ちゃん欠乏症』に、成り掛けてんじゃねぇのか?」
「うっせぇ~よ‼
あきら…?」
「………」
優紀には、言葉も無く、俯いたままだった。
だが、あきらは、笑って居た。
「わはははははははは‼
じゃあ、俺は、帰るわ‼
好き者同士の男女の中に、男一人は、辛ぇから…よ。」
そう言って、あきらは、この場を後にした。
<喧嘩ネタの二次小説を、以前、掲載されております二次小説作家が、お出でですが…。
此の二次小説『ごめん…<総優>・<あき桜>』【カテゴリー】は、amiの夢の中のシ
ーンを再現して居ますので、其処は、了承願います。
悪しからず…。>