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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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ごめんな~The age of lovers~…<総優>  1.




<此の二次小説『ごめんな~The age of lovers~…<総優>』(恋人時代)は、先に投稿
 して折ります『ごめんな~The age of engagement~…<総優>』(婚約時代)
 よりも、以前のお話しの<総優>の恋人時代(=The age of lovers)のお話しに
 成ります。
 所謂、『ごめんな~The age of engagement~…<総優>  5.』の二次小説の
 件(くだり)の中に在る…。
 『なのだが、それ程、大きなスキャンダルに遭わなかった事が不思議な位だった。
  否、一度だけ、遭ったか…。』の部分の事件を基に、綴って折ります。
 (恋人時代)と(婚約時代)の投稿の時系列が、前後して居ますが…。
 『previous story』(以前の話し)として、認識してもらえましたら、幸いです。
 ご了承願います。
 【カテゴリー;ごめん…<総優>・<あき桜>】(訂正記載日…9月8日 18:58)>



総二郎と優紀は、高校の頃から、紆余曲折…。
色々有ったが、周りのF3&T3のサポートのお陰で、優紀が大学生に成った事を機に、付き合い出した。


総二郎は、優紀と付き合うに辺り…。
約束というか?
宣言をして居た。


*『3回ルール』は、復活しない。


*今まで、遊んで来た女性の連絡先は、全て、破棄する。


*学生の間に公言していた『1000人斬り』は、もう、言わない。
 公言もしない。


等々…。


全て、総二郎から、宣言していた。


だから、優紀は、総二郎を信用していた。



実は、総二郎と優紀は、殆んど、喧嘩をしないのだ。


其れは、優紀が、直ぐ、謝るし…。
優紀は、総二郎には、反論をしないからで在った。


其れが、返って、総二郎が、優紀より優位に立つ要因だった。



総二郎と優紀は、付き合い出して、6年…。
そろそろ、婚約をして居ても、可笑しく無かった。



だが、重鎮の中には、中々、認めようとしない重鎮も居て…。
自分自身の娘や孫娘、将又、姪っ子を総二郎の嫁に推薦しようと考えて居る者も居た。


如何しても、重鎮の中には、西門流に物言える立場で居たい者が、多いという事の表れで在った。


その為、優紀が、いつも、辛い立場に追い遣られていた。


その事も分かって居る総二郎は、優紀に対する愛情表現だけは…。
惜しみなく、優紀に注いでいた総二郎だった。



そんな総二郎は、“魔が差した?”と、言われても仕方ない事を仕出かして居た。



総二郎は、重鎮の息子から誘われて、『BAR』に飲みに来ていた。


其の『BAR』は、其の重鎮の息子の行きつけの『BAR』らしく、上品な『BAR』だった。


だが、そんな総二郎の横に座った女が、総二郎に寄り添うとして来たり、総二郎から相手してもらおうとして来たり…。
総二郎にとって、鬱陶しい事、この上ない状況だった。


仕舞いには、総二郎の横に座った女が、総二郎に身体を寄せて来て、総二郎にべた付き始めて来た。


其の様子をカメラに収めて居た輩が居た事を総二郎は、気付いても居なかった。


そして、ゴシップ誌に掲載されてしまった。



例え、ゴシップ誌に掲載されて居ても、いつもの優紀なら、総二郎が説明すれば、分かってくれていた筈だった。


だが、今回に限っては、総二郎は、事前に、優紀に伝えて居た事が仇と成ってしまった。


総二郎が、優紀に伝えて居た言葉は…。


「重鎮の息子から誘われた。
 重鎮の息子の行きつけの『BAR』らしくて、飲みに行ってくる。」


と、言う言葉だった。


だから、優紀も、こんな事に成るとは、思わずに居た。


其のゴシップ誌に掲載されていた写真とは…。


女性の顔までは、識別出来ないが…。
男性の方は、しっかり総二郎だと、分かる写真だった。


そして、其の写真には、女性が、総二郎に凭れて、甘えて居る仕草をして居る様に見えた。


その仕草を総二郎は嫌がらず、受け入れて居る様にも、見えていた。


そんな写真を見れば、総二郎が、優紀に言って来る言葉も…。
優紀には、言い訳にしか聞こえなく成っていた。


優紀自身、今回ばかりは、いつもの優紀の様に、総二郎の言葉を素直に、受け入れられなかった。


その為、優紀は、総二郎を無視する態度をし始めた。


勿論、総二郎に身体を許す事も、優紀には、堪えられなかった。


初めて、優紀は、総二郎に意思表示をした。


優紀が総二郎を拒否した事が、許せない総二郎は…。
優紀に言ってしまった。


「だったら、此処(総二郎の所有のマンション)から、出て行けよ‼」


優紀は、其処は、素直に、荷物を纏めて出て行った。


優紀が、マンションから出て行った後…。
総二郎は、総二郎自身が言った言葉を後悔した。
勿論、総二郎は、優紀に言った言葉を反省もした。


総二郎は、迂闊だった。
まさか、優紀が、素直に出て行くとは思わずに居た。


優紀を引き留める事が出来なかった事も、総二郎のプライドが、そうさせてしまった。



其れから、半年…。


優紀は、総二郎からの連絡という連絡は、一切、絶って居た


TELの着信拒否、LINEだけじゃ無く、メールも拒否…。


優紀は、徹底していた。


勿論、F4&T4の集まりにも、行かなく成った優紀だった。


あれから、総二郎は、後悔していた。


迎えに行こうと思えば、迎えに行けた。


勿論、優紀が、何処に身を寄せているのかも知っていた。


なのに、総二郎自身、総二郎のプライドが邪魔をして、素直に成れないで居た。


まさか、総二郎とて、自分自身にこんな日が来るとは、思わずに居た。


一日でも早く、優紀を迎えに行きたい総二郎だった。

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