ごめんなさい~The age of lovers~…<あき桜> 2.
<此の二次小説のカテゴリー『ごめん…<総優>・<あき桜>』は…。
【~The age of lovers~(恋人時代)】の二次小説の中で、<総優>として、『ごめん
な…~The age of lovers~…<総優>』。
また、<あき桜>として、『ごめんなさい…~The age of lovers~…<あき桜>』のタ
イトル名を記載して、分かり易くCPを分けております。
ですが、全て、一連の流れで展開しております。
了承願いました成らば、幸いです。
宜しくお願いします。>
総二郎&優紀と時を同じくして、あきら&桜子も、また、喧嘩をして居た。
あきら&桜子の場合は、桜子が遣ってしまった。
実は、桜子は、滋から…相談されていた。
「如何しても、人が足りないから、一緒に、合コンに行ってくれない?」
桜子は、滋に答えていた。
「行っても良いですけど…。
合コンに行った事があきらさんにバレれば、大変な事に成るから…。
内緒にしてて下さいね‼」
そう言って、桜子は、滋に約束させていた。
実は、桜子は、ここ最近、あきらと上手く行って居なかった。
些細な事から、喧嘩に成っていた。
だから、嫌味のつもりだった。
其れが、あきらが、桜子に就けていたSPに寄って、桜子が、合コンに参加していた事がバレてしまったのだ。
其の日の桜子は…。
「滋さんと出掛けて来ます。」
と、桜子から、聞いて居たあきらだった。
其れが…だ。
あきらが桜子に、理由を訊いた時の桜子の言い訳に、苛立ちを覚えたあきらだった。
「恋人が居るのに、合コンに行く必要が、何処、有んだ?」
「恋人が居ても、行っちゃいけないって事は無いですよね?」
「桜子…?
俺の何が不満、何だ?」
「不満は在りません。
唯、私も、少しだけ、自由が、欲しいだけです。」
「はぁ~??
大概、お前は、自由にしてるよな?」
「そう言う自由じゃ無くて…。」
あきらは、桜子の言葉を最後まで言わさずに、呆れる様に、桜子を諭し出した。
「取り敢えず、悪ぃ事をしたら、“ごめんなさい。”と、謝れば良いんだよ‼
桜子…?
今回は、桜子が、悪ぃだろ?」
「………」
其れからの桜子は、一切、あきらからの連絡を絶ったのだった。
そして、あれから、半年…。
そんな桜子は…。
TELの着信拒否は、勿論の事…。
LINEだけじゃ無く、メールも、拒否していた。
この半年の間、桜子は、あきらの声を聴く事も、姿を見る事も無く成っていた。
其れでも、全く、あきらに会おうとしなく成って居た桜子だった。
あきらは、“俺が悪ぃのか?”と、改めて、悩む位…。
桜子の行動には、動揺していた。
あきらは、桜子が、何故、自分自身を拒否するのか?
半年経っても、悩んでいた。
普段、余り、あきらは、他人前で、自分自身のプライドを曝け出す事は無い。
だが、何故か?
今回の件に関しては、あきら自身のプライドを隠す事無く、曝け出して居た。
だから、あきらが、初めて他人前で魅せたあきらのプライドのせいで、あきらの方から、桜子を迎えに行く事もしなかった。
今回のあきらは、桜子の方から、謝って来る事を待って居た。
否、望んでいたあきらだった。
何故なら、いつも、桜子の我儘も、笑って許して遣って居たあきらだったからだ。
だから、普段、どんなに桜子自身、あきらに我儘を言っても、桜子の方から、謝る事はしなかった。
あきらが、許してくれる様に…。
桜子は、あきらに上手く話しを促して居た。
だから、桜子も、もし、あきらにバレたとしても、“また、笑って許してくれる‼”と…。何処か?
自惚れて居た桜子だったのだ。
だから、あきらに謝るタイミングを逃してしまった桜子だった。
また、あきらも、桜子を迎えに行くタイミングを逃していた。
其れからのあきらと桜子は、意地と意地のぶつかり合いの様な様相を呈していた。
司と類も、こんなあきらを見る事は初めてだった。
あきらなら、“穏やかに、コトを終わらせる筈だ‼”と、思って居た司と類だった。
其れが、“こんなに長引くとは…。”と、思って居た司と類だった。
また、滋も、“今回の件は、自分に責任が有る‼”と、言って、あきらと桜子に仲直りをさせ様として居た。
だが、あきらと桜子の何方も折れない事に、驚愕するしかなかった滋だった。
今までと全く違うあきらの対応に、当の本人で在る 桜子は勿論だが…。
滋までもが、困惑するしかなかった。
あきらの普段は、穏やかな男だが…。
一旦、怒り出したら、一番、手が付けられないのが…。
“F4の中では、ダントツで、あきらだ‼”と、F3が口をそろえて言う位だから、相当なのだろう。
だが、桜子はまだ、あきらが、本当の意味での『マジ怒り』をした所を知らなかった。
“この状態は、まだ、序の口だ‼”と、思って居たF3だった。
本気で、怒ったあきらを見た桜子なら、震え上がって…。
“此れからは、我儘を言わなく成るんじゃねぇ(無い)か?”と、F3は、思って居た。
或る意味…。
司と類は、今回のあきらの本気度を見た様な気がして居た。