Love is the mystery~私を呼ぶの~…<つかつく> 1.
【分岐点…。】
司とつくしが、制服デートをして、球場から出て、ホットドッグを食べて、帰り道…。
司とつくしは、一日、二人だけの時間を楽しんだ。
楓に、バレて居るとも知らずに…。
そして、道明寺家のSPの中でも、寄り武道に長けている。
所謂、特殊訓練を受けた特別なSPに、司とつくしが、球場から付けられている事は、司自身、知っていた。
楓の命令で、其の特別なSPに寄って、司はNYに連れ去られて居た。
【プロローグ】
<つくしside>
私は、あの日…浮かれてた。
道明寺が、私の前から居なく成る何て…思わなかった。
“また、ひょっこり、帰って来るんでしょ⁉”と、言いたく成る位だった。
でも、今度は、マジみたいだった。
道明寺は、あの日…。
そう、私と別れた後…。
道明寺は、道明寺のお母さんに寄って、NYに連れて行かれちゃった。
私が、浮かれてたせいよ…ね。
道明寺は、確かに、私に言ってくれた。
「明日な‼
早く、部屋に入れ‼」
そう言って、私が、部屋の中に入るまで、見届けてくれていた。
そして、私は、次の日…。
私の分と一緒に、道明寺の分も作ったお弁当を持って、屋上に向かった。
そして、私は、お昼休みギリギリまで、道明寺が来る事を待った。
でも、道明寺は、来なかった。
そして、私は、F3に寄って聞かされて知る事と成ったのだ。
日本だけじゃ無く、NYでも、あの球場で行われた野球のTV放映が流されて居た事を…。
そして、其の後、桜子に寄って、道明寺から、退学届が出されて居る事を知った。
「今日付で、学園長に出されたそうです。」
私の心の中の私の足元の薄氷が割れてしまった。
“来るべき時が来てしまった…。”と…。
そんな私は、後悔した。
あいつ(道明寺)との最初で最後の制服デート…。
彼氏と制服を着たまま、デートをする事が夢だった私…。
其れを叶えてくれた道明寺…。
最後に、拒まずに、kissして上げれば…良かった。
私は、如何しても、世間体を気にしてしまう。
あいつ(道明寺)は、私の願いを聞いてくれたのに…。
私は、あいつ(道明寺)の願いを拒んでしまった。
此れを、『後悔』と言わずして、何という…。
と、言う事で、私は、道明寺と私の分のお弁当を食べて、腹ごしらえをした後…。
F3&桜子に告げた。
「じゃあ、私…。
行って来るから…。
私、道明寺と約束したの。
“また、平日に出掛けよう‼”とか…。
“今度、うち(牧野家)で、お鍋しよう‼”とか…。
それに、昨日の別れ際に、“また、明日…ね‼”って、私は、道明寺に言ったの。
だから、絶対、約束は守らせる‼」
そして、F3の応援を受けて、私は、NYに渡米する事にした。
「有難う‼
行って来る‼」
私は、今夜の最終便に乗って、NYに渡米する。
私は、道明寺の下へ、今夜、一人旅立つ…。
(眼下の)都会(街)の灯りが、小さく成る。
空の上で、見下ろす。
そして、日付が塗り変わって行く。
私は、“とうとう、NYに近付いて居るんだ‼”と、実感していた。
『いつも、道明寺が、私を迎えに来てくれた。
いつも、其れを待って居るだけの私だった。
唯、漫然と動かずに…。
だから、今度は、私の番…。』
だから、私の全財産を持って…。
あんたを迎えに行きます‼
<此の二次小説『Love is the mystery~私を呼ぶの~…<つかつく> 1.』は、一部
の言葉に、神尾葉子先生の『花より男子』の花男メンバーのセリフを、勝手に引用させ
て頂いて折ります。
勝手致しております事をお詫び申し上げます。
関係者各位 様、勝手致しております事を、お詫び申し上げます。>
<また、此の二次小説『Love is the mystery~私を呼ぶの~…<つかつく> 1.』は、
中森明菜さんの ♪北ウイング♪ の歌詞の一部を文章化して、引用させて頂いて折りま
す。
勝手致しております事をお詫び申し上げます。
関係者各位 様、勝手致しております事を、重ねて、お詫び申し上げます。>
<また、此の二次小説『Love is the mystery~私を呼ぶの~…<つかつく> 1.』は、
【プロローグ】的なイメージに成って居ます。
少し、短めで、申し訳御座いません。>