tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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司とつくしは兄妹?…<つかつく>  10.




其の後の司とつくしは、急接近し始めた様に、周りには、観えて居た。


だが、其処は、やはりのつくし…。
司の強引さに、負けてしまって居ただけだったのだ。


そんなつくしの態度には、司は、気が付いて居たのだった。


また、類も、つくしの気持ちに、気が付いて居たのだった。


だから、類は、つくしに確信を突くのだった。


「つくし…。
 ちょっと、訊いて良い?」


つくしは、きょとんとし乍らも、類に、返事するのだった。


「えっ??
 何か、有った?」


つくしは、不思議そうに、類の顔を、じーっと、観乍ら、訊いて居たのだった。


なので、類は、クスクス笑い乍ら、つくしに、訊き出すのだった。


「何か、有った訳じゃ無いけど…さ(笑)。
 つくしは、“司の事を、如何想ってるのかな?”と、思ってさ。」
「………」


つくしは、類からの言葉に、驚愕しか無かったのだった。
何故なら、『兄』から訊かれるとは思っても居ないつくしだったのだから…。


なので、驚愕で、言葉も出せないつくしだったのだ。



なので、類は、つくしの驚愕振りに、クスクス笑うしか無かったのだった。


だから、類は、つくしに言えた言葉だったのだろう。


「何…?
 つくし…。
 そんなに、驚愕する事なの?」
「………」


だが、其れでも、つくしは、何も言えずに居たのだった。


類は、そんな『妹』のつくしに対して、飄々と、言って除けるのだった。


所謂、類は、つくしの気持ちを訊き出し、つくしの気持ちを引き出そうとして居たのだった。


其れは、司の為だけでは無く、つくしが、既に、司への気持ちに傾き始めて居る事に、類は、気が付き始めて居たのだ。


だから、類は、つくしの気持ちが、司に向いて居る事を、気が付かせたいだけだったのだ。


其れが、つくしの『兄』としての最初の大仕事の様に、類には、感じて居たのだった。


「ねぇ、つくし…?
 つくしは、司が嫌い?」
「………」


つくしは、言葉無く、首を、左右に、振るだけだったのだ。


だから、類は、更に、つくしに訊き出すのだった。


「じゃあ、つくしは、司が好き…何だ?」
「………」


だが、つくしは、そんな類の言葉に、驚愕顔を顔に張り付かせただけで、何も、言えずに居たのだった。


だから、類は、つくしに、更に、言って除けるのだった。


「じゃあ~さ。
 司が、つくしの傍に居て、嫌だった?」
「えっ??」


つくしは、類の言葉から、類は、何時の事を言って居るのか?
分からずに居たのだった。


だから、何の事を言って居るのか?
今一、見当が付かない様子のつくしに、類は、言って除けるのだった。


「此の間の『TOJ』の時…。
 つくしは、司に連れ出されたでしょ‼
 あの後…。
 二人で、何処に居たの?」


なので、つくしは、類に、正直に、報告するのだった。
何れ、バレる事だろうと、認識したつくしだったのだ。


「メープルの司さんのキープして居る部屋に…。」


類は、つくしが喋っているにも関わらず、言葉を重ねる様に、つくしに訊き出していた。


「ふ~ん。
 で、司に何かされたの?」
「えっ??」


類にとっては、妹で在る つくしの分かり易過ぎる顔の表情に、もう、笑い転げるしか無かったのだった。


だが、類は、笑い乍らも、訊いて居たのだった。


「ねぇ、つくし…(笑)?
 あの野獣 司だよ‼
 其れに、つくしの事が、好きで好きで堪らない司だよ‼
 そんな司が、自身のテリトリーの中に、つくしを入れ込んで、つくしに、何か仕掛けな
 い訳無いでしょ?
 つくしは、司に、何をされたの?」


つくしは、此処迄、兄で在る 類から訊かれて、黙ったままで居る事が出来なかったのだ。


だからだったのだろう。
つくしは、類に白状するのだった。


「司さんに、“好きだ‼”と、言われたの。」


だが、類は、悟って居たのだった。


だから、つくしに、更に、訊き出して居たのだった。


「ねぇ、つくし…?
 其の時って、司からの告白だけ…。
 司から、kissでもされたんじゃ無いの?」
「………」


つくしは、言葉無く、頷くだけだったのだ。



だから、類はというと…。
つくしからの言葉に、ニヤッとして居たのだった。


だが、其の事に気が付いて居ないつくしだった事は言うまでも無かったのだ。



類は、元々、『策士』なのだ。


つくしが、類に白状した事で、此の後に訪れるで在ろう事には、気が付かないつくしだったのだ。



そして、類は、あきらに、LINEを入れるのだった。


『あきら…。
 F2に招集掛けてくれる?』


あきらと云えば…。
類からのLINEを、じーっと、観乍ら、不思議そうにしているのだった。


だから、あきらは、類に確認して居たのだった。


『何か、有ったのか?』


だが、類は、飄々と、LINEを入れるのだった。


『良いから…。
 取り敢えず、頼んだよ‼
 あきら…。』


あきらは、自身の立ち位置を、恨むしか無かったのだ。


だからだったのだろう。
溜息しか出ないあきらだったのだ。


「はぁ~。」


で、あきらは、類に、LINEを入れるのだった。


『ああ。
 了解‼』と…。


だが、此の後の類からは『既読』が付くだけで、あきらへの返答のLINEは無かったのだった。

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