tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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priority…<つかつく>  10.




<司side>


つくしから、言われた言葉で、俺は、如何しようか?
考えてしまった。


「結婚を考えるんだったら…。
 司のお母様に、了承を得てから、結婚を考えたい。」


という事は、取り敢えず、俺も、つくしの両親に、会ってもらって、“挨拶しなきゃだろ?”と、考えて居た。



俺も、つくしも、年末の12月28日~年明けの1月5日までは、休暇と成る。


俺は、日本支社 支社長で在るという事で…。
そういう意味で言えば、一応、日本支社勤務だから…という訳ではねぇのだが。


俺は、つくしを迎えに行くと決めた時から、年末の12月28日~年明けの1月5日までは、冬期休暇を取って居た。


つくしは、初めから(俺とこんな風に成る前から)、日本方式で、年末の12月28日~年明けの1月5日までは、冬期休暇を取る事に成って居たらしい。


元々、藤堂商事 日本本社では、年末の12月28日~年明けの1月5日まで、冬期休暇と成って居るらしい。


だからだろうか?
つくしは、年末の12月28日~年明けの1月5日まで、冬期休暇を取って、“久し振りに、正月は、実家に里帰りしよう‼”と、思って居たらしく、“冬期休暇を取って居た。”との事だった。


だから、大晦日から、日本に帰国する予定で、航空券を手配しようとして居たらしい。


だが、何故か?
年末の為、忙しくして居て、つくしは、航空券を手配出来る時間が無く、冬期休暇の初日で在る 12月28日に手配する気で居たらしい。



って事は、俺に『虫の知らせ』が、有ったって事だよな⁉


俺とつくしは、入れ違いに成って居た可能性も有ったって事だろう?



だから、つくしは…俺に言って来たのだろう。


「其の代わりに、此の機会を利用して、司のお母様に、ご挨拶したい‼」と…。



“お前…。
 忘れてねぇか?
 俺等が、高校のガキの頃に、ババアに、何、されたんか?
 そんなババアに、筋を通す必要が何処に在んだ?”


と、俺は、つくしに、言いたかった。



だから、俺は、ババアに会いに行く事は、如何でも良いと思って居た。


だから、そう思って居た俺は、言ってしまったのかも知れない。


「ババアに会わなくても…。
 俺とつくしの気持ちさえ、通じてたら、其れで、良いんだよ‼
 其の変わり…。
 俺は、お前の親に逢って、許してもらわねぇと…な。
 お前の親から、俺は、いい印象ねぇだろうし…よ。
 此の機会に、名誉挽回して於かねぇとな。」


そう言った俺に、つくしは、また、言って来た。
そう、つくしは、俺に力説して来た。


「何、言ってるのよ‼
 司のお母様にお逢いする事が、筋ってモノなの‼
 そんな事も分からなくて、あの大企業で在る 道明寺HD 日本支社 支社長を、良
 くもまあ、遣って行けてるわよね?」
「………」


俺は、つくしにとって、どんだけ、価値が低ぇだよ。


だが、俺は、そんなつくしには、何も、言い返せずに居た。


其処に、つくしは、更に、言って除けて来た。


「ちゃんと、司のお母様には、ご挨拶しなきゃでしょ?」
「………」


そう言われてしまえば、俺は、更に、何も言い返せずに居た。


だが、つくしから、言われていた。


「司…。
 お母様には、アポを取って於いてね?」


俺は、絶句しか無かった。



で、仕方なく、俺は、ババアにアポを取って居た。


「ババア…。
 俺は、あいつを此の手に入れた。
 あいつが、ババアに逢いたいらしい。」


ババアは、分かってるだろうに…。
惚けやがった。


“あいつとは、何方かしら…?”


だから、俺は、吠えて遣った。


「分~ってるよな⁉
 牧野だよ‼」


で、ババアは、飄々と、俺に言って来やがった。


“そう、やっと、牧野さんから、許してもらえた様ね。
 分かったわ。
 しかし、私(わたくし)は、年明けの1月1日しか、空いて居ないわ。
 其れでも、宜しいのかしら?”
「分かった。
 牧野と相談して、また、連絡する。」


俺は、そう言って、ババアとのTELを切った。


そして、其の事を、つくしに伝えると…。
つくしからは、飄々と、言われていた俺だった。


「丁度、良かったじゃない⁉
 NYに渡米しよう‼」
「………」


俺は、何が何でも、ババアに会おうとするつくしに、何も言い返せなかった。


で、俺は、折り返し、ババアに連絡して、俺とつくしは、年明けの1月1日にババアと逢う事に成った。



<つくしside>


私は、NYに渡米して、司のお母様にご挨拶したかった。


でも、司には、通じて居ない所が在って、“やっぱり、育った環境って大きいな。”と、思って居た。


でも、結果的に、司は、司のお母様にアポを取ってくれたらしい。


昔、そう遠~い昔…。
司と私が、まだ、高校生だった頃…。


“西門さんと美作さんに、良く言われてたよなぁ~。”と、思い出してしまった。


「牧野は、司の『猛獣使い』だ‼
 牧野以外、司を操縦出来る奴は、居ねぇだろうな‼」って…。


高校生の頃は、意味が分かって居なかったけど…。
今の私なら、其の意味も分かる様に成った。


まあ、一応、私も、大人に成ったって、事だろう。



で、司が、イギリスに渡英して来た際のPJが、NYに飛ばせる事が出来るという事で…。


航空券の手配をする事無く、司と私は、イギリス日付の12月30日…。
NYに渡米する事に成った。


そして、NYに到着した司と私は、NYの道明寺邸で、過ごす事に成った。


NYの道明寺邸に着いた当初…。
「司さんと私は、別々のお部屋で…。」と、NYの道明寺邸の執事さんには、私の方からお願いして居たのに…。


何故だか?
道明寺邸の司の自室に、私も一緒に、寝泊まりする事に成ってしまって居た。



“司のお母様のお住まいは、道明寺邸なのに…。”と、思い乍ら、司の行動には、狼狽えていた私だった事は言うまでも無い。


だから、私は、司に訴えて視た。


聞き入れてくれるか、如何かは分からなかったのだが…。
取り敢えず、確認するだけ、確認して視た私だった。


「司のお母様に、まだ、結婚を許して頂いた訳じゃないから…。
 其れは、筋が違うと思うんだけど…。」と…。


だが、聞き耳を持たない司が、其処に居た事は言うまでも無かった。




<本年も、大変お世話に成りました。
 来年も、精進し乍ら、二次小説を綴っていきたいと思っております。
 今後共、宜しくお願い致します。
                              ami>

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