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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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エロ門、改め【エロ門、登場】…<総優>  続編⑥




<総二郎side>


牧野の誕生日…。
そう、12月28日の『Birthday party』も、無事に済み…。


今日(12月29日)…。
司と牧野の息子の翔も含めた俺等 F4&T4は、道明寺家のPJで、NYに飛んで居た。



実は、毎年恒例の道明寺家で行われる1月1日の『新春party』に出席する為だった。


今年は、牧野の体調を考えて、司自身も、今回のNYの渡米は、牧野に、“無理をさせたく無い。”と、考えて居たらしいが…。
牧野が、産婦人科の女医と相談し乍ら、NYへの渡米を決断したらしい。


だから、年末の牧野の外出を、司は、嫌がったんだな。


司から、話しを聞いて、俺としても、あの時の司の行動は、頷ける処だった。


“下手すれば、俺(司)だけが、NYに渡米しなければ成らない処だったんだ‼”と…よ。


まあ、今の俺なら、司の気持ちも分かるってもんだ‼



で、牧野は、産婦人科の女医から、言われたらしい。


「安静にする事が、第一条件…。
 無理は、禁物ですよ‼」と…。


だから、翔を抱いて移動する時は、率先して、司は、翔を抱いて居た。



そして、PJに乗り込んでからは、翔を(司の)膝の上に座らせて居る司は、翔の相手をして遣っていた。


司に相手されている翔も、満更でもねぇみてぇで、翔は、「キャーキャー。」と、翔の小せぇ手を叩き乍ら、喜んでいる。


道明寺家の普段の生活を垣間見たみてぇで、司のパパ振りに、俺は、驚愕していた。


其れは、俺だけではねぇみてぇで、類も、あきらも、目を見開いて驚愕していた。


けど…よ。
ほんと、司は、良いパパに成ったよな。


俺等が、高校のガキの頃には、到底、今の司は、考えられ無かったよな。


あの当時は、司の将来を、俺等 F3は、悲観して居た位ぇだったのだから…よ。


司は、牧野を好きに成った事で、牧野に寄って、人間性まで変えられたって、言う訳だろう…な。


司を見てると、“俺も、早く親父に成りてぇな‼”と、思うんだよな。


まあ、司が、羨ましいというべきだろうか?



で、俺は、優紀をチラッと、見て視た。


T3も、司のパパ振りに、驚愕していた。


牧野は、司と翔の様子を見て居て、にこやかに微笑んでいた。


だから、俺は、“此れが、今の道明寺家の日常、何だ‼”と、感じた。



牧野の『Birthday party』の時は、夜からだったから、或る程度の時間が来たら、翔も眠たく成ったのか?
其処まで、司のパパ振りを見て居なかった。


翔は、眠たく成ると、やはり、母親に縋り付くらしい。


で、其の時の翔は、牧野にあやされ乍ら、眠りに付いて居た。



だからこそ、俺等 F3&T3は、今の司のパパ振りに衝撃を受けたのだろうな‼


高校のガキだった頃の司からじゃあ、今の司を想像する事は、出来なかっただろうし…な。



そう思い乍ら、俺は、司と翔を見詰めていた。



で、そうこうしている間に、NYに到着していた。


そして、道明寺家専用の空港には、2台のリムジンが横付けされていた。


1台には、司と牧野と翔が、乗るらしい。


で、後の1台に、俺等 F3&T3が、乗るらしい。


まあ、良いんだけど…よ。


司らしくて、笑えた。



で、到着したのは、NYメープルだった。


既に、司が、予約を入れてくれて居たらしく…。


司と牧野と翔は、勿論の司のキープしている部屋…。


“後は、F3&T3で考えて部屋割りしろよ‼”と、言われて、あきらがルームキーを預かって居た。


で、司が用意してくれていた部屋は、4部屋…。
司も、分かって居たからの部屋数だったのだろう。


で、F3&T3での相談の結果。


俺と優紀…。


あきらと桜子…。


此処までは、順当…。
否、“当然だよな‼”と、俺は、心の中で、思って居た。


なので、必然的に、類と滋は、一人部屋と成った。


スィートの部屋だから、一人だと、広過ぎるだろうけど…な。


だからだろうか?
滋は、冗談を言ったのだろうけど…。


滋の言葉に、類は、怪訝さを滲ませていた。


「類君…。
 一人の部屋は、広過ぎるでしょ?
 如何せなら、一緒の部屋にする…?」
「………」


類は、滋を睨み付けて、無言だった。


其の滋を睨み付けて居た類の顔付きは、相当、冷たさを蓄えていた。


だから、滋も、類に言い返して居たんだろうな。


「類君の顔付き…。
 怖いよ‼
 冗談に決まってるじゃない‼
 もし、一緒の部屋でも、初めから、相部屋にするつもりは無いわよ‼
 部屋数は、1スィートに3部屋は在るでしょ‼
 だから、部屋は、別々のつもりだったわよ‼」


“もしかして、滋は、一緒の部屋にするつもりだったのか?”と、俺は、一瞬、疑ってしまった。


狙われた類は、堪ったもんじゃねぇだろ⁉


普通は…よ。
朝起きたての顔を見られる事は、CPでねぇと、許されねぇだろ?


其れは、あきらも思ったのか?
驚愕顔をして居た。


俺は、“俺には、優紀が居て、ほんと、良かったぜ‼”と、密かに、思って居た。



で、『新春party』までは、それぞれで、過ごす事に成って居た。


何故なら、司と牧野と翔は、NYの道明寺邸に行くらしい。


司の親父さんと母ちゃんに、翔を会わせる為らしい。


だから、自由行動と言う事に成ったらしい。


だから、俺と優紀は、部屋で、まったりする事にした。


優紀自身、本当は、NY観光したかったらしいが…。
俺にとっては、見飽きて居るので、却下して遣った。


“俺は、早く親父に成りてぇんだよ‼
 ちったぁ~、分かれよ‼
 優紀…?”と、俺は、心の中で、叫んでいた。


一応、優紀に分からねぇ様に、仕込むつもりだったから…よ。
心の中で、叫ぶだけに留めて於いた俺だった。




<此の二次小説『エロ門、改め【エロ門、登場】…<総優>  続編⑥』は、一部の言葉
 に、不快に成るやも知れない言葉が含まれています。
 お詫び申し上げます。>


<本年は、大変お世話に成りました。
 来年も、精進し乍ら、二次小説を綴っていきたいと思っております。
 今後共、宜しくお願い致します。
                              ami>

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