priority…<つかつく> 13.
<一部の言葉に、不快に成るで在ろう言葉が入って居ます。
お詫びします。>
<司side>
で、『party』会場で、つくしが、T3と話しして居る間に、俺は、F3に声を掛けられて居た。
俺は、F3に、『party』の後の事を誘われて居た。
「此の(『party』)後、久し振りに、F4&T4で、集まろうぜ‼」
「積もる話しも有るし…ね。」
「そうだよな‼」
だが、俺は、F3に断った。
つくしは、F4&T4の集まりなら、行きたそうにするだろうが…な。
だってよ、日本に帰国したらよ…。
俺とつくしは、つくしの両親に逢いに行くんだぜ‼
例え、『party』終了後に、F4&T4の集まりに行ったとして…。
俺とつくしが、もし、飲み過ぎて酔っ払ったまま寝て、朝起きた時に、二日酔いに成ってしまって居る姿を、つくしの両親に魅せたくねぇだろ‼
其れに、俺は、多分だが…。
つくしの両親からは、良い印象はねぇと思うから…。
だから、俺は、『party』後のF4&T4の集まりの件を、F3&T3に断りを入れる様に、言って除けていた。
「明日、日本に帰国後に、つくしの両親に逢いに行くんだ‼
つくしの両親から、俺は、良い印象はねぇと思うから…よ。
つくしの両親にリベンジして、ちゃんと、俺という人間を認めてもらいてぇんだよ‼
だから、今日の俺とつくしは、(道明寺)邸に帰るわ‼」
こう言われちゃあ、F3&T3も、俺とつくしを開放しねぇ訳に行かず、納得してくれたみてぇだった。
先ずは、あきら…から。
了承してくれた様子だった。
あきらが、了承の言葉を言ってくれたと言う事は、後のF2&T3も、了承せずにはいられねぇ事は、俺には、十分過ぎる位ぇ、分かって居た。
「じゃあ、仕方ねぇな‼」
で、滋が、言って来た。
「じゃあさあ~、日本で、集まろうよ‼」
で、総二郎も、了承の言葉を言ってくれていた。
「だな、そうしようぜ‼」
だが、三条だけは了承し乍らも、長らく、疎遠状態に在った つくしに、悪態を突く事は忘れて居ねぇみてぇだった。
「仕方ないですわね。
でも、先輩…。
日本では、しっかり、話しを訊かせてもらいますからね?」
で、つくしの幼馴染で親友で在る 総二郎の嫁は、つくしに、優しい言葉を言って居た。
「つくし…。
日本で逢える事も、楽しみにしてるね。」
で、類から…は⁉
「実は、此の後の今日の司も、牧野を離したく無いんじゃないの?」
で、F3&T3のトリの様に、最後に言って除けて来た類の言葉に、俺は、取り敢えず、怒って(いかって)於いた。
「うるせぇー‼」
実は、此の様子も、出席者は、しっかり、観て居る様子だった。
先ず、間違いねぇが…。
俺は、つくしの存在と言うモノを、出席者が、認識したんじゃねぇかと思う。
其れは、経済界から…。
花沢物産の後継者で在る 類…。
美作商事の後継者で在る あきら…。
大河原財閥の流れを汲む 大河原グループの令嬢で、後継者で在る 滋…。
全て、大企業と言われている企業の後継者ばかり…。
其れに、文化枠からは…。
西門流 次期家元で在る 総二郎…。
と、総二郎の嫁で在り 次期家元夫人でも在る 西門優紀…。
旧姓 松岡優紀…。
旧華族出身のお嬢様 旧姓 三条桜子…。
現在は、あきらの嫁で在る 美作桜子…。
全て、有名処の出身者ばかり…。
誰もが、お近付きに成りてぇと思う連中と、知り合いのつくし…。
誰もが、手出し出来ねぇと思っても仕方なかった。
其れでも、“危機管理能力に疎いつくしを守る事は、出来ねぇ‼”と、俺は、思って居る。
だから、此の事も踏まえて、日本に帰国の際は、F3には、伝えて於こうと思って居る。
だから、“日本に帰国してから、あいつ等 F3&T3に逢う事も、悪くねぇ‼”と、思う俺だった。
で、其の日の夜は、滋じゃねぇが…な。
俺は、つくしを、しっかり、『fold』して遣った。
そしたら、つくしは、俺に言って来た。
「今日は、寝なきゃでしょ?
明日の朝、起きれないでしょ‼」
警戒心バリバリのつくしに、俺は、面白く無く…。
拗ねて遣った。
態とだけど…な。
だが、鈍感なこいつは、俺を怒らしたとでも思ってるのか?
必死で、フォローして来る。
其れが、可愛くて仕方ねぇから、俺にとって、つくしは、始末に負えねぇんだよ‼
“まあ、仕方ねぇか?”って、振りをして於き乍ら…。
俺は、つくしに凭れ掛かる振りをして、素早く、つくしに跨って遣った。
つくしの真上に在る 俺の顔に、つくしは、吃驚したのか?
絶句したまま、言葉に成らず…。
唯、つくしは、俺を凝視して居るだけだった。
其の姿が、余りにも、可愛過ぎて、揶揄る事に夢中に成る俺だった。
「其の顔…。
つくし、可愛過ぎんだろ‼
どれどれ…。
もう少し、近付いて、良~く観て遣ろうかな?」
俺の言葉に、つくしの動きは、一気に、止まった。
揶揄し過ぎたと思えど…。
止まらねぇ俺が居んだから…。
如何しようもねぇだろ?
だから、先ずは、軽くkissだけして遣った。
其処で、つくしは、意識が戻って来たのか?
困った表情をするつくしが出来上がって居た。
だが、俺は、深く成るkissを施し…。
そして、止まらなく成り、加速して、其の先まで、進んでしまった。
つくしは、不貞腐れて居たが…。
此れでも、俺は、我慢した方だと思うのだが…。
そう思い乍ら、俺は、つくしを抱き締めたまま、眠った。
そして、朝を迎えた。