priority…<つかつく> 16.
<一部の言葉に、不快に成るやも知れない言葉が入って居ます。
お詫びします。>
<司side>
俺の自室に入る成り、俺は、つくしから、悪態を突かれていた。
「タマさんに失礼でしょ‼
如何して、あんな風に、タマさんと私を引き離すのよ‼
司は、何、ヤキモチを焼いてるのよ‼
相手は、タマさんでしょ⁉」
だから、俺は、つくしに言って遣った。
「俺は…な。
早く、お前と、二人っきりに成りたかったんだ‼」
俺は、色っぽく、艶っぽく言って遣った。
だからだろうか?
つくしは、驚愕で、『空いた口も塞がらねぇ(ない)』状態に成って居た。
だから、つくしが驚愕で動けなく成って居る間に、俺は、つくしを引き寄せて、抱き締めて、kissして遣った。
其処で、驚愕して居たつくしが、今度は、額から(否、頭の天辺から…か?)、デコルテまで…。
真っ赤にし始めていた。
で、つくしは、俺を上目遣いで見詰めて来て、頭から湯気が出始めているかの様に、更に、顔が、真っ赤に成り始めて居た。
俺は、そんなつくしを観て居て、もう既に、理性が吹っ飛んでいた。
俺は、そんなつくしに普通で居られる筈等無かった。
そんなつくしが、俺にとっては、俺のツボ、何だよ‼
“如何してくれ様か?”と、俺は、心の中で、考えて居た。
で、俺は、つくしを引き摺る様に…。
バスルームに、つくしを連れ込んだ‼
そんなつくしは…。
「話しが違う‼」とか…。
「ちょ、ちょっと、待って…‼」とか…。
「そんなつもりは無い‼」とか…。
煩くて仕方ねぇ‼
けど、俺は、つくしには、お構い無しに向かって居た。
何故なら、俺とつくしは、イギリスに戻る為…。
1月4日(日本時間)には、イギリスに渡英する予定だ。
だから、俺とつくしとは、一緒にイギリスに戻るとしても…。
現在、俺とつくしと一緒に進めているプロジェクトが、或る程度、進行すれば…。
暫くの間、俺も、つくしも、それぞれ、別々の仕事中心の生活に成る。
俺とつくしが、一緒に過ごせる時間には、限りが有る。
という事は…。
俺とつくしは、同じ、イギリスに居たとしても、一緒に過ごせねぇ日も在るって事だよな‼
だから、俺には、つくしの充電が必要、何だよ‼
或る意味…。
リア充だろ⁉
其れなのに…よ。
お前は、何だよ⁉
怒ってばかりで…よ。
少しは、大人しく、俺の言う事も聞けよ‼
ほんと、つくしはよ、高校の頃と、全く、変わってねぇな。
或る意味…。
尊敬するわ‼
こんな風に、つくしに、悪態を突いてる俺だけど…。
結局は、つくしの言い成りに成るんだよな…。
けど…。
急に、つくしの動きが止まった。
さっきまで、煩く、吠えてたつくしなのに…よ。
で、俺は、つくしに確認していた。
「如何した、つくし…?」
つくしは、急に、寂しそうな顔付きに成って、俺を、じーっと、見詰めたまま、言って来た。
「そう言えば…。
司と私が、イギリスに戻るまで、時間が少ないよね⁉
もっと、司を感じて於かなきゃだった。
例え、司と一緒に、イギリスに戻っても、プロジェクトが本格的に始動したら、私は、
別のプロジェクトに就く予定だ…し。
と言う事は…。
司と私が、一緒に過ごせる時間が少なく成るよね?」
つくしの其の言葉に、俺は、つくしを抱き締めてしまった。
“俺を、もっと、感じろ‼”って、心の中で、叫びながら…。
俺が、そう思って居たら…。
更に、つくしは、俺に言って来た。
「司…。
此れからの私の『priority【プライオリティ】(=優先順位)』は、も
う既に、一生、『司』だから…。
心配しないでね‼」
俺は、呆れて、つくしに、言って除けて遣った。
「お前さぁ~。
俺からお前を引き離したく無いと思って、俺が、我慢してる時に限って…。
そう言う事、言うよな‼
だったら…。
俺の言う事を、素直に聞けよ‼
お前は、俺の傍に居るんだから、此れからは、俺から、離れ様とするなよ‼
もっと、素直に成れよ‼」
「………」
つくしは、俺の言った言葉に吃驚してるみてぇで、言葉も出て来ない様子だったが…。
其の後のつくしは、素直に、俺に従い出した。
だから、言う訳じゃねぇけど…よ。
“いつも、其れ位ぇ、素直なつくしに成れよ‼”と、俺は、叫びたかった。
<つくしside>
私は、急に、我に返った。
そして、此の後に在る現実の事を…。
考え始めていた。
司と、再び、ずーっと、一緒に過ごせる様に成るまでの、ほんの少しの間、司の傍には、一緒に居られないかもという現実の事を…。
だったら、“素直に成らなきゃ後悔する‼”と、思えていた私だった。
高校生や大学生の頃の私だったら、多分、気付けなかったかも知れない。
其の頃の私だったら、離れ離れに成って居た頃のコトを思い出して、初めて、目の前の現実に気付き、後で、後悔するんだと思う。
でも、私は、既に、一端の大人の女性…。
だから、後悔すると分かってるんだ…し。
素直に成る方を選ぶ方が、賢明だと悟った。
だから、“素直に成ろう‼”と、思ったのに…。
如何やら、私は、我慢していたで在ろう司を、『ライオン(司)』に変えてしまったみたいだった。
本来なら、『オオカミ』と、言いたい所だけど…。
獣の中でも、最強の肉食獣…。
『ライオン』の方が、今の『司』には、合っていると思えた私だった。
そして、私は、司に翻弄される羽目に成ってしまった。
私の睡眠よ…。
『Come back』‼
<此の二次小説『priority…<つかつく> 16.』は、文面の中に、『比喩』として
『動物ネタ』を使用させて頂いております。
以前、『動物ネタ』の花男二次小説を掲載されておりました二次小説作家様がお出でで
いらっしゃいます。
本来なら、失礼に当たる為…。
避けるべき事案かと思います。
ですが…。
『下書き保存』して居た時期が、下記の画像通り、【2019.9.11 23:42】だった
為、『動物ネタ』を避けると成ると、文面がややこしく成るので、其のまま、掲載させ
て頂きました。
『動物ネタ』を掲載されておりました二次小説作家様には、お詫び申し上げます。
お詫び掲載日…2020.1.6 0:23>
<此の二次小説『priority…<つかつく> 16.』は、非常に、長めに成っております
事をお詫び申し上げます。>