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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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女は武器(?)…<ALL CP>  【総優 編】




総二郎は、中学の頃から、『ちゃらんぽらん男』を演じていた。


だが、他人(ひと)の気持ちに敏感で、周りを良く見て居る。


所謂、周りの空気を察知する事には、長けている『男』と言えた。



そして、そんな総二郎は、あきらと共に、F4の『お祭り男』でも在る。



総二郎が、そんな男(『ちゃらんぽらん男』)に成ったのには、少なからずも、西門家の家庭事情に寄るモノが大きいと言えた。


総二郎が中学生の頃に、総二郎の兄で在る 長男の祥一朗が、突然、(西門)家を出て行ってしまった。
“ドクターに成りたい‼”と、言って…。


突然、西門家に残された次男の総二郎の身に、突然、降って湧いたかの様に、総二郎自身でも思っても視なかった事が起こったのだった。


次男で在る 総二郎が、『西門流 次期家元』を襲名する事に成ったのだ。


『西門流 次期家元』は、元々、総二郎の兄で在る 祥一朗が、襲名して居た。


祥一朗は、“自分自身(祥一朗)より、茶に長けて居るのは、総二郎だろう。”と、認識して居た。


だから、祥一朗は、茶の世界から、退いたのだ。



だが、其の事で、西門流に対する総二郎の重圧は、日に日に、増して行った。


其の重圧から逃れたいという思いが、女性へと走らせた総二郎だった。


其れこそが、『女たらし』と、言われる所以だった。


其処は、総二郎の父親で在る 西門流 家元にも言えた事だった。


ところが、読書好きの祥一朗の場合は、本を読む事で、癒されて居たのだった。


だが、祥一朗にも、限界が来たのだろう。
期待される重圧に…。
総二郎の方が、茶に長けて居るという嫉妬心に…。


西門家の長男として生まれた男としての性だったのだろう?
だから、祥一朗は、総二郎に、西門流を託したのだろう。



そんな総二郎にも、幼少期の頃に一人の少女に、恋心を抱いていた。
幼少期の頃の総二郎は、初恋だった『更』に寄って、総二郎の幼少期は、癒されていた。


其の後、総二郎の前に現れたのが…。
司の恋人で在る つくしの中学生の頃からの幼馴染で親友の優紀だった。



或る日…。
優紀が、其の当時(高校生の頃)の彼氏の浮気現場を見てしまった。
其の場面を見てしまった優紀は、意気消沈した状況と成り、交差点の信号の前で、蹲って泣いて居る優紀が居た。


そんな優紀を総二郎が放って置けなくて…。
優紀を助けた事から、総二郎の事を好きに成ってしまった優紀…だった。


総二郎が、優紀を西門邸に招き入れて、お茶を点ててくれる姿に…。
また、総二郎が、優紀に諭す為に話ししてくれた言葉に…。
優紀は、一瞬で、総二郎に恋心を抱いて居た。


そう、総二郎が、あの日、優紀に諭した言葉とは…?
優紀が言った、「私…なんか。」と言う言葉に対して、総二郎は…?
「此れからは、“私…なんか。”と、言う言葉は、禁句な‼」だった。


だからだろうか?
其の場で、優紀の恋心は、総二郎に向かってしまったのだ。



其の後の優紀は、茶道に興味を抱く程に、総二郎に惹かれて居たのだ。


だから、優紀が通って居た高校の茶道部に入部した優紀だった。


そして、偶然にも、総二郎の幼馴染で在る 更の高校の茶道部の後輩が、優紀でも在ったのだ。


偶然とは、こういう事を言うのだろう。
運命とは、こういうもので在る。



また、優紀は、つくしと違って、芯がしっかりした女性だった。


優紀という女性に対して、つくしは、尊敬の念を抱いていた程だった。


つくしと優紀が、まだ、中学生だった頃…。
クラスメイトの間で、或る事件が起きた。


其の時の女子生徒の一人が、男子生徒に虐められた事に寄り、不登校に成り掛けた。


大人に成ったつくしもそうなのだが…。
つくしは、現在と全く変わらず、其の当時から、正義感溢れる少女だった。
だから、其の当時のつくしは、虐めに遭った女子生徒の一人を虐めた男子生徒を罵った。


だが、優紀は、不登校に成り掛けた女子生徒が、また、学校に登校出来る様に、遠回りしてまで、毎日、其の不登校に成り掛けた女子生徒の家まで迎えに行った。


そして、優紀の励ましのお陰で、其の不登校に成り掛けた女子生徒は、不登校から、脱却出来たのだった。
優紀は、そういう少女だったのだ。


大人に成って行くに連れ、優紀は、優紀の内面性が顕著に現れ始めた。
優紀は、『人の心に寄り添う事が出来る優しい女性』なのだ。
其れが、優紀という女性なのだ。


そう言う処で言うと…。
優紀もまた、つくし同様、『女を武器』にしない女性だった。



だが、最初は、そんな優紀の良い所を、一切、見ようとしない総二郎だった。


其れ処か?
総二郎は、優紀を、総二郎の傍に近付け様としなかったのだ。


という寄りも、総二郎は、優紀を傷付け始めて居た。


何故なら、優紀は、総二郎のポーカーフェイスを崩し掛けた張本人だったのだから…。
しかも、総二郎の幼馴染の更を利用してまでも、優紀は、総二郎に近付き始めたと…。
勝手に、優紀の事を誤解し始めた総二郎だったのだ。


其れでも、優紀は、総二郎と更の為にと…。
更が、総二郎に来る様に伝えて居たというビルを探す為…。
優紀は、毎朝5:00に、東京タワーの見えるビルに登り、更が言って居たビルを探し当てた。


そして、総二郎と更は、一緒に、其のビルを登った事で、幼馴染で在った『更』の事は、何時しか、総二郎にとって、『妹』の様な存在に変貌していた事に気付けたのだ。



其処で、やっと、総二郎は、気が付き始めて居た。
優紀が、総二郎にとっての『ファンタジスタ』で在ったという事を…。


そして、優紀は、兼ねてから、思って居た。
“私の初めては、心の底から好きに成った人と…。”と…。
だから、総二郎は、優紀の其の想いに応える形で、優紀の願い通りに、一つに成った総二郎と優紀…だった。


だが、総二郎は、優紀を傷付けたく無い為に…。
総二郎は、優紀に、『仲間』で居る事を強要したのだ。


総二郎は、西門家の柵から、現実逃避して居たのだ。


もしかすると、此の時の総二郎の優紀への想いは、心の奥底で、既に、燻り始めていたのかも知れない。
寧ろ、総二郎は、優紀への想いに気が付いて居たにも関わらず、現実逃避して居たのかも知れなかった。
“其れが、優紀ちゃんの為…。”と…。


だから、そんな総二郎の想いに気が付いて居ない優紀は、『仲間』として、総二郎に接するのだった。


そして、優紀は、つくしに、前向きな言葉を伝えていた。


「恋をしようと思う‼
  今度は、幸せな恋を…。」と…。


此処でも、優紀は、決して、『女は武器(?)』にはして居なかった。



もし、優紀が、『女を武器』にする様な『女性』成らば…。
総二郎が、嘗て、『女遊び』をして居た頃の女性の様に…。
総二郎に、『女は武器(?)』との如く、擦り寄っている事だろう。


総二郎が、嘗て、『女遊び』をして居た頃に相手にして居た『女性』とは、『女は武器(?)』との如く、『女性』と言うモノを武器にする様な『女性』だったのだ。



優紀への想いに、総二郎は、やっと、気付けた。
否、既に、気付いて居た筈…だった。


だから、其の後の総二郎は、優紀を取り込む為に、必死に成ったのだろう。


総二郎は、“優紀という『女(性)』は、不思議な『女(性)』だ‼”と、思って居た。
実は、総二郎が思って居る事のツボを知っているかの様だった。


総二郎は、思って居た。
“優紀は、やっぱり、俺の『ファンタジスタ』だ‼”と…。



此処で、伝えて於こう‼


“『女は武器(?)』の如く、気が無い男性に縋り付く様に、纏わり付いても…。
 結局は、一夜の遊びの相手にしか成らない‼”と、いう事を…。



fin




<此の二次小説『女は武器(?)…<ALL CP>  【総優 編】』は、一部の文面
 に、神尾葉子先生の『花より男子』の花男メンバーのセリフが含まれております。
 関係者各位 様、勝手致しまして、拝借させて頂いて折ります事をお詫び申し上げま
 す。>


<また、此の二次小説『女は武器(?)…<ALL CP>  【総優 編】』に出て来る
 『女性』とは、総二郎に纏わり付く『女性』の事を指して居ますので、ご了承願いま
 す。>


<また、此の二次小説『女は武器(?)…<ALL CP>  【総優 編】』は、一部の
 言葉に、不快に成るやも知れない言葉が入って居ます。
 お詫びします。>



<また、此の二次小説『女は武器(?)…<ALL CP>  【総優 編】』は、長めと
 成っております。
 長々と成っております事をお詫び申し上げます。>

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