もしも類とつくしが兄妹だったら…<つかつく>57.
【花沢つくし 編 57.】
やっと、滋にも春がやって来たようで、『清永』とドバイで知り合っていた。
そう、『清永』とは、椿と司の母方の従姉弟で有る。
清永は仕事の関係で2年間だけ、ドバイに転勤で来ていた。
のほほんとした清永の雰囲気が滋に有ったのか。
滋は、清永と居ると、心穏やかで居られる自分に気付き、清永との未来を想像出来るまでに気持ちは高ぶっていた。
まさか、椿と司の従姉弟だとは知らずに付き合っていた。
F4jr達が誕生した同じ年、清永と滋は、婚約発表を済ませ、東京で結婚式を執り行う事に成った。
結婚後は、清永と滋が、大河原グループを牽引していく事に成った。
(社長は清永で大丈夫か? by 司)
清永と滋から招待状が届けられ、驚愕したのは道明寺家だけではなく、事の経緯を見て来たF3もまた同じ…。
その昔、楓が刺客として高校生のつくしに送り込んだ
椿と司の従姉弟の『本物 清永』。
余りの偶然に、『悪い事は出来ない。』と、度肝を抜かれたのは、『楓』だった。
笑い転げたのは、『司&F3』だった。
苦笑いは、『椿&つくし&タマ』。
また、清永と滋の結婚2年後には、清永と滋の間に、長女 渚が、誕生した。
渚の見た目の容姿だけではなく、性格まで滋似。
お祭り少女振りは、しっかり、渚に受け継がれてしまった。
(「はぁ~⤵。」 by 桜子)
この時、F4・滋は30歳、つくし・優紀は29歳、桜子は28歳、椿は34歳、静・清永は33歳になっていた。
そんなこんなで、F4&T4&椿&静&清永は、結束を高め、日本だけで無く、世界経済をも担う大企業へと、それぞれが発展していった。
また、それぞれのjr達も、色々、運命を翻弄される出来事が起こるのか否かは定かではないが、運命を謳歌していたようだった。
今後、道明寺家・花沢家・西門家・美作家・大河原家のjr達、また、今後、それぞれ、増えて行くで有ろうjr達のお話しはまた別のお話し…って事で。
fin