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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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エロ門、改め【エロ門、登場】…<総優>  続編③




<総二郎side>


で、俺と優紀は、其の後も、まだ、デッキに居た。


だが、そろそろ、船内に戻らねぇと、身体が、冷えて来た。


幾ら、カシミヤのコートを着て居る俺と優紀でも、骨身に染みる海風が浮き出していた。


やっぱり、此の時期の海風は、かなり、身体に堪えて来た。



其処に、丁度、滋が、船内に戻る様に、声を掛けて来た。


「ニッシー、優紀…。
 そろそろ、島に着くから、船内に戻って…。」


で、優紀は、滋に答えていた。


「は~い‼」と…。


で、俺と優紀は、船内に戻った。



そして、そうこうして居る間に、島に到着して、宿泊予定のコテージに向かった。


今回の島は、俺等 F3&T2(司、つくし、総二郎、あきら、滋)が、高校の頃に行った島じゃ無かった。


“司と牧野にとっては、あの当時の頃の事は、苦い思い出だろうから、此の方が良かった
 かも…な。”と、俺は、思っていた。



で、滋から、ルームキーを預かり、部屋の場所が、それぞれ、説明された。


「司とつくしと翔君は、此処ね。
 で、ニッシーと優紀は、其処ね。
 で、後のメンバーは、何する?
 類君とあきら君が一緒で、私と桜子が一緒が良い?
 其れとも、あきら君と桜子が一緒で、類君と私は、それぞれ、一人部屋…?
 の、どっちが良い?」


類は、即座に、返答していた。


「俺は、一人部屋が良い。」


で、部屋割りが決まった。



で、俺と優紀は、部屋に入る成り、俺は、優紀を後ろから、抱き締めた。


優紀は、吃驚してた様だけど…。
俺は、優紀の肩に顔を埋めていた。


で、俺は、優紀から、声を掛けられていた。


「今日の総二郎さん…。
 如何かしたんですか?
 ほんと、何か?
 変です。」


だから、俺は、優紀に宣言していた。


「此れからの俺は、優紀の知ってる、『エロ門』じゃねぇから…。
 『エロ門、改め』…。
 此れからは、『優紀、一筋男』だから…よ。
 だから、優紀…。
 覚悟してくれよ‼
 もう、俺を拒むなよ‼
 で、俺からは、もう、離れるなよ‼
 否、俺を、もう、捨てるなよ‼
 良いな、優紀…?」


俺は、優紀の返事を聞くまで、不安しか無かった。


何が、『エロ門』だよな‼


優紀の前じゃあ、俺は、唯の男だよな‼


そんな時…。
さっきまで居たデッキの時とは違い。


優紀は、真剣な声で、俺に声を掛けてくれた。


「総二郎さん…。
 私は、総二郎さんと、結婚したんです。
 もう、私は、総二郎さんの奥さんです。
 だから、総二郎さんと私は、夫婦です。
 其れに、私は、総二郎さんと生きて行くと決心したんです。
 いいえ、覚悟が出来ました。
 だから、もう、不安がらないで下さい。
 私の軽率な行動が、総二郎さんを不安に陥れる形に成ったのなら、今、此処で、謝りま
 す。
 ごめんなさい。
 でも、私を信じて下さい。
 私も、総二郎さんを、一生、信じています。」


俺は、優紀の其の言葉に、何か?
勇気が漲ってくる事を感じていた。


何故、俺が、不安に成るのかも、優紀は、分かってくれていた。


だから、其の答えを俺にくれた。


其れが、何よりも、俺は、嬉しかった。


だから、俺も、優紀に答えていた。


「ああ。
 俺も、優紀を信じる。
 もう、不安に成る事はねぇから…。
 優紀、有難う‼
 俺に、欲しい言葉をくれて…。」


で、俺と優紀は、デッキの時よりも、濃厚なkissを交わしていた。


で、本当は、“今、此処で…。”と、思わなくも無かったが…。
あいつ等 F3&T3が、一緒だった為…。


俺は、優紀に、言葉を交わすだけに、留めた。


「此の続きは、今夜な‼」


優紀は、頭の先から、デコルテまで、真っ赤に染めて、頷いて居た。


ほんと、此の俺に、そんな真っ赤な顔を出来るのは、優紀だけ…だぜ。


まあ、高校の頃の牧野を良く弄って、顔を真っ赤にさせた事は有るけど…よ。


俺の女としての優紀を真っ赤な顔にさせる事は、俺にとっては、優越感しかねぇ。


俺が、優紀を支配してんだから…な。


其れに、優紀は、何時(いつ)に成ったら、俺のエロさに、慣れるのだろうか?


此れからの優紀を心配し始める俺だった。



で、そんな所に…内線が鳴った。


だから、俺が取った。


「はい。」
「ランチのご用意が整いました。
 ダイニングルームにお越し下さいませ。」
「分かりました。」


で、俺は、優紀に一言、伝えていた。


「ランチの用意が出来たらしい。
 ダイニングに行こうか?」
「はい。」


優紀は、素直に返事していた。


俺は、密かに、“今夜が楽しみだ‼”と、ほくそ笑んでいた。

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