tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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あの笑顔を見せて…<つかつく>  続編②




先ず、司が、日本に帰国して帰って来た時…。
司は、驚愕していた。


司が、日本に帰国して帰って来た時の司の年齢は、22歳に成って居た。
勿論、年を明ければ23歳に成って居る事は言うまでも無いのだが…。


そして、司が、日本に帰国した頃の進は、19歳の大学2年生だった。
なので、年を明けて直ぐの4月からの進は、勿論、大学3年に進級する事に成る。


司にして視れば…。
“そろそろ、進に、企業人としての勉強をさせるべきでは無いか?”と、考え始めていた。


其れは、何故かと言えば…。
進は、大学生に成って居るにも関わらず、将来の企業人としての勉強は、何一つ、して居なかったのだ。



だが、つくしの考えは、そうでは無かった。


何故なら…。
つくしには、“進を、こちら側に引き込んでしまった。”と、いう自責の念が付き纏って居たからだった。


だが、其のつくしの後悔の気持ちを司に言った処で、司に理解してもらえるとは、つくしには、到底、思えなかったのだ。


だから、つくしは、敢えて、つくし自身の気持ちは、司には、伝えて居なかったのだ。


だが、タマに寄って、つくしの進に対する気持ちは、司に知られる処と成ったのだった。


だからこそ、司は、進が、こちら側の人間に成ったの成らば…。
“早くから、進に自覚させる事も必要だ‼”と、考えての事だった。


そんな司は、更に、思って居た。


“進は、昔から、優し過ぎて、精神的に脆い所が在る。”と…。


だから、進の将来の事を心配したのだった。



で、F3に相談した司は、類の意見に従い、司の母親で在る 楓に相談する事にしたのだった。


司から相談を受けた楓も、実は、今後の進の事を考えて居た。


荒波に呑まれ兼ねない此の世界に入って来るには、“進さんは優し過ぎる。”と…。


だから、楓は、司に言えた事かも知れなかった。


「先ずは、進さんに、世界を魅せる事も必要かも知れないわね。
 進さんをグローバルの世界に対応出来る人材に育て上げる事も、私(わたくし)と貴方
 に課せられた宿命かも知れないわ。
 其れが、つくしさんと進さんを、こちら側に引き込んだ私(わたくし)と貴方の責任
 よ。」


楓の言葉を聞いた司は、楓に確信を付いて居た。


「だったら、如何すりゃあ、良いんだよ。」


楓は、飄々と、司に答えていた。


「先ずは、進さんの大学が長期休暇に入る度に…。
 NYに来させるわ。
 そして、私(わたくし)に就かせて、世界を魅せるわ。
 其処で、怖気付く様なら…。
 進さんは、使い物に成らないわね。
 でも、進さんの目の色が変わる様なら…。
 将来は、見込めるわね。
 其処を見届ける事も、私(わたくし)の仕事に成るわね。」


だが、司は、楓に伝えていた。


「進は、つくしの弟、何だ。
 否、もう、俺の弟、何だ‼
 下手に、進を潰すなよ‼
 進が、つくしの弟で在る以上…。
 進は、つくし同様、遣り熟せる筈だ‼」


楓も、司に言って除けていた。


「ええ。
 私(わたくし)も、其処の処は、十分、理解してよ。
 其れに、私(わたくし)を誰だとお思いかしら?
 進さんが、貴方の弟なら…。
 進さんは、私(わたくし)の息子に成るのよ‼
 そんな私(わたくし)が、息子で在る 進さんを潰すとお思いかしら?
 だから、私(わたくし)に任せて於いて頂戴‼」


司は、些か、不安では有ったが…。
楓に、進を任せる事にした。


だから、司は、言えた言葉だったのだろう。


「ああ。
 進を宜しく頼む。」


そして、此の件は、楓の秘書を通して、進に伝えられた。


進にとって、チャンス到来だった。


何故なら、英徳大学に通う様に成って、グローバルな世界に興味を抱き始めて居たからだった。
進にとっては、まだ、姉で在る つくしにも、伝えて居ない話しだったのだが…。


なので、嬉しくて堪らない進だった事は言うまでも無かったのだ。


そうとは知らないつくしは、そんな進が心配だった事も言うまでも無かったのだ。



そして、年が明け、其の年の春季休暇が近付いて来ていた。


進は、道明寺家のPJで、NYに渡米する事が決まって居た。


進にとっては、初めてのPJ…と、成る。


興奮状態の進だった事は言うまでも無い。



で、進は、渡米後…。
NYでは、英才教育のレッスンを受け乍らも、楓の仕事に就き、企業人としての第一歩を踏んでいた。


其の進の優秀振りには、楓は、或る意味…。
杞憂に終わって居た。


“流石…。
 つくしさんの弟さん…ね。”と、思わずには居られない状況だったのだ。


其れ程までに、楓は、進の優秀振りを侮って居たという事は、否めなかった。



進の優秀振りに関しては、楓の秘書を通して、西田に報告されていた。


そして、司も、楓の秘書からの報告を、西田から聞いて居た。


そして、司は、西田に確認して居た。


「と言う事は…。
 進は、優秀だと言う事だよな。」


西田も、司に同調する様に、話しし始めていた。


「左様に御座います。」


で、司は、思って居た。


“進は、ひょっとしたら、ひょっとするかも…。”と…。


所謂、司は、更に、思って居た。


“進の優秀振りは、本物かも…な。”と…。



と言う事で、つくしだけじゃ無く、司にしても、楓にしても…。
全ての道明寺家の面々にとって、進の件に関しては、杞憂に終わった事は言うまでも無かったのだった。

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