tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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鬼退治【泣かずに居られるのなら】…<つかつく>  番外編④




<此の二次小説『鬼退治【泣かずに居られるのなら】…<つかつく>  番外編④』は、
 『鬼退治【泣かずに居られるのなら】…<つかつく>  番外編③』と、重複して掲載
 して居る箇所が有ります事をお詫び申し上げます。
 また、了承願います。>



そんな日から、数日後…。


道明寺邸で、T4女子会が、開催されていた。


何故なら、幾ら安定期と言っても、身重のつくしに、外で、T4女子会をさせる程…。
司は、T3には、優しく無かった。


否、司の中の優紀は、度外視だった事は言うまでも無い。


何故なら、司には、優紀自身が、つくしへの害は、一切、優紀に感じて居なかったと言う事が理由の一つだった。


だから、T2とつくしの外での遊びを、許して居なかった司だった。


其れは、優紀と一緒だと分かって居たとしても、司にとっては、同じ事だった。


所謂、優紀が、T2と一緒に居たとしても、司の考えが変わる事は無かったのだった。


なので、道明寺邸にて、T4女子会を開催していたという訳だったのだ。



其処で、今回の『節分』の『鬼退治』の件を、T3に話しして聞かせていたつくしだった。


今回の『節分』の『鬼退治』の件をつくしから聞いたT3の中で…先ずは、滋から、口火を切っていた。


「でも、司…。
 ちゃんと、航君の父親…遣ってるじゃん‼」
「ほんとですね。
 昔の道明寺さんじゃあ、考えられないですけど…。」
「でも、良かったね、つくし‼」


T3は、三者三葉の言葉をつくしに伝えていた。


司の父親振りの件に関しては、T3にとって、“つくし(先輩)の教育の賜物だよ(です)ね。”と、思う事は忘れて居なかった。



だが、今回は、F3も、道明寺邸のT4とは別の部屋に集まっていた。


で、F3は、航の様子を観て居て、思っていた。


だから、司に声を掛けていたF3だった。


「航の見た目…。
 何か、変わったか?」
「だよな?
 俺も、そう思ってたんだよな‼」
「何か、しっかりして来た様な…。
 もしかして、お兄ちゃんに成るっていう自覚が出て来たとか…?」


だから、司は、ニヤニヤしていた。


そんな司の姿に、F3は、気持ち悪く成って居た。


で、司は、意気揚々と、F3に言って除けていた。


「まあ、そう言うのも有るんだけど…な。
 ちょっと、航にな、荒治療をしたんだよ‼」
「「「はぁ~??」」」


F3は、全員、驚愕して居た。


で、あきらが、司に訊いて居た。


「航が、何、遣ったんだよ⁉
 お前の幼少期なら兎も角…。
 航に、荒治療を施されねぇと成らねぇ様な事って、航に有んのか?」
チェッ‼」


司は、あきらの言葉に、不貞腐れていた。


だから、小声では在ったのだが…。
悪態を突く様に、舌打ちしていた司だった。


だが、司は、F3に、数日前の2月3日の節分での出来事を話しして聞かせていた。


そして、司は、付け加える様に、話ししていた。


「航は、争い事が嫌ぇだろ?
 『平和主義』って言うのか?
 其処は、『つくし似』、何だよな‼
 つくしなら、俺が、守って遣れるが…な。
 将来の航には、そうはいかねぇだろ?
 此のままだと、将来の航は、其処(航の『平和主義』な所)を、世間から突っ込まるだ
 ろうし…よ。
 だから、俺は、航の父親として、精神的に強ぇ航で、居て欲しかったんだよ‼」


F3は、納得するかの様に、司に、頷いて魅せて居た。


だが、類は、違う方向から、司に訊いて居た。


「其の時の牧野は…?
 司と牧野との間で、喧嘩に成ったんじゃないの?」


司は、類に、ニヤッとし乍ら、言って除けていた。


「其処は、つくしに納得させた。」


類は、吃驚していた。


「そう何だ⁉」


けれど、司は、付け加える様に、類だけじゃ無く、F2にも伝えていた。


「航の鳴き声に、其の時のつくしは、耳を塞ぎ乍ら、泣いてたけど…な。」


司の其の言葉に、F3は、納得した様に、同じ言葉を言っていた。


「「「だろうな(ね)‼」」」と…。



そして、其れからの航は、『直ぐに、泣く』とか…。
『泣き言を言う』とか…そういう状況にも成らなく成って居たのだった。



だが、其の代わりに、航の口癖は…。


「ぼく、強く成るんだもん‼」と、言う様に成って居た。



だから、司は、航の父親として、そんな航を、何時までも、見守り続けるのだった。



fin




<此の二次小説『鬼退治【泣かずに居られるのなら】…<つかつく>  番外編④』は、
 『鬼退治【泣かずに居られるのなら】…<つかつく>  番外編③』を、『鬼退治【泣
 かずに居られるのなら】…<つかつく>  番外編④』と、一話分として、一纏めに掲
 載してしまうと、かなり、長めに成る為…。
 二話に分けて、掲載させて頂いております。
 其の為…。
 『鬼退治【泣かずに居られるのなら】…<つかつく>  番外編④』だけが、かなり、
 短めに成ってしまって居る事をお詫び申し上げます。
 また、了承願います。>

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