＜此の二次小説『T4の企み【懊悩（おうのう）≒　OH　NO‼】…＜F4＆T4＞』は、
　2020．8．11　16：10に投稿しておりました『懊悩（おうのう）≒　OH　NO‼…＜F4
　＆T4＞』の『spin off』という名の続編と成っております。
　合わせてご覧頂けました成らば、幸いです。
　宜しくお願い致します。＞

此の日は、月1回、必ず、集まって居るT4女子会の日だった。

なので、其の日は、滋ん家（ち）（大河原グループ）が、経営して居るカジュアルレストランに集まって居たT4だった。

実は、大河原グループは、石油等のエネルギー関連会社だった。

だが、石油等のエネルギー関連だけでは、今後、生き延びて行ける世界情勢では無い事を悟って居た滋の父親で在る　大河原グループ　大河原社長は、リゾートや、レストラン業界にも目を向けて居たのだった。

そして、滋が、類と付き合う様に成った事で、大河原グループは、花沢物産と提携を交わしていた。

其の事に寄り、大河原グループは、花沢物産の強みで在る　高級ワイン等が、安価な値段で手に入る様に成って居た。

其の事が寄り、大河原グループは、リゾートや、レストラン業界だけで無く、観光業界にも、目を向ける様に成って居た。

そして、郊外に、将来的には、リゾート施設を開業する為に、開発予定地として、買って於いた土地に、ホテルを建てる事にしたのだった。

実は、其の土地は、温泉地から外れた場所に在るのだが…。
大河原グループは、其の地に、温泉を掘り当てたのだった。

其の事に寄り、温泉の湧くホテルとして、開業し様として居た大河原グループだった事は言うまでも無かったのだ。

そして、其のホテルが建ったという事だった。

其の事に寄り、滋は、父親から、言われて居たのだった。

「滋の幼馴染の皆に、ホテルの居心地が如何とか…。
　その他、何か意見とか…。
　訊いて来て欲しいんだが…。
　開業前に、滋の幼馴染の皆と一緒に、一度、宿泊して来てくれないかい？」

此の話しに、何やら、滋は、考えたのだった。

そして、滋は、此の日に集まったT3に、滋の考えを伝えるのだった。

「実は…ね。
　うち（大河原グループの開業前のホテル）の噂が流れてた事、何だけど…。
　そろそろ、開業する事に成ってるんだよね。」

つくしは、司からも、話ししか聞いてなかったのだが…。
興味の在った話しだったので、滋に突っ込んで訊いて居たのだった。

「あの、『温泉を掘り当てたとかいうホテル』の事？」

滋は、意気揚々と、答えていた。

「そう、其のホテルの事。
　で…ね。
　パパから、言われてるのよね。
　　“開業前に、皆で、宿泊して、宿泊した感想を聞かせて欲しい。”と…。
　で、T4で、行って視ない？」

其処は、T3…。
F4で在る　それぞれの彼氏が、如何出て来るか？
不安だったのだ。

で、桜子が、其の事を滋に伝えていた。

「F4が如何出て来るか？
　でしょうね。
　特に、道明寺さんは、其の話しを知ったら、先輩を行かせないと思いますけど…。」
「………」

つくしは、桜子の意見に、納得して居るのか？
言葉が出て来なかった。

其処に、桜子は、更に、つくしに言って居た。
此の桜子の言葉には、つくしは、絶句していたのだが…。

「もし、黙って行ったとしても、道明寺さんなら、先輩の携帯に、GPSを搭載してそう
　ですけど…。」

つくしは、驚愕し乍ら、桜子に返答していた。

「えっ？？
　其れは、無理でしょ？
　だって、一緒に、買いには行ったけど…。
　私の携帯だよ⁉」

桜子は、つくしに呆れていた。

「先輩…。
　先輩がお付き合いされているのは、世界の道明寺HDの後継者ですよ。
　遣ろうと思えば、何だって出来るでしょ？
　先輩は、何も知らないんですね。
　今や、此の世の中は、『遠隔操作』というモノが、存在して居るんですよ。
　先輩の居場所位、道明寺さんは、何時も、ご存知でしょ。
　だから、道明寺さんが、ちょっと、操作するだけで、道明寺さんの携帯には、先輩の通
　ったルートや、住所位は表示されるんですよ。」
「………」

つくしは、絶句で、言葉にも成らなかった。

つくしは、桜子の言葉に、文明の発展を観た様な気さえしていた。

だが、つくしは、思って居た。

だから、桜子には、訊いて居たつくしだった。

「でも、其れって、『ストーカー法』とかに引っ掛かるんじゃないの？」

桜子は、つくしの言葉に、更に、呆気に取られていた。

「先輩…。
　其れは、赤の他人が、勝手に行えば…って事でしょ？
　道明寺さんは、先輩にとっては、恋人ですよね。
　だから、恋人や、家族、夫婦なら、咎められないって事ですよ。
　赤の他人なら、犯罪に成り得るでしょうけど…。
　其れに、今は、偽の『Wi-Fi』のアプリを利用したせいで、不正アクセスされて、位置
　情報を認識されるというトラブルも発生して居るらしいんです。
　此れは、下手をすれば、犯罪に巻き込まれる事も有るらしいんですけど…。」

つくしは、桜子の言葉に、“凄い‼”と、感心していた。

当の桜子は、つくしの口から出て居たいつもの独り言にも、心の中で、“世間の常識です‼”と、思って居たのだった。

で、T4は、悩んでいた。

何故なら、T4だけで、行くには、問題が在り過ぎるからだ。

F4という、檻の中に居るT4…。
其のF4の中でも、一番常識人で在ろう　あきらでさえも、桜子を行かせてくれるか如何かは、不透明なのだ。

多分、司は、つくしに怒鳴り付けて、行かせない様にするだろう。

類は、置いて行かれる事にイジケて、滋を行かせなくするだろう事は、分かり切って居る。

また、総二郎は、優紀をベッドに沈めそうだ。

だから、悩んだT4だったと言う訳だった。

だが、桜子が、悪い笑みを浮かべ始めていた。

そして、桜子は、T3に伝えていた。

「良い事、思い付きました。
　此の方法だと、何とか成るかも知れません。
　ですが…。
　一応、賭けには違い在りません。
　皆さん、それぞれ、慎重に、行動をお願いします。」

其処で、滋は、興味津々に、桜子に訊いて居た。

「其れって、如何いう方法なのよ？」

桜子は、ニヤッとして、T3に答えていた。

「だから…。
　【－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－】という遣り方をする
　んですよ。」
「「「了解‼」」と…。

T3も、桜子の意見に同意した。

此処に、『T4の企み』は、成立したのだった。

＜此の二次小説『T4の企み【懊悩（おうのう）≒　OH　NO‼】…＜F4＆T4＞』の桜子の
　言葉で、『遠隔操作』の下りが在ります。
　此れは、今や、通常、行われている操作らしいですが…。
　誤った使用方法だと、犯罪に成り得るらしいです。
　また、【偽の『Wi-Fi』のアプリ】の記載も二次小説ネタとして、記載させて頂いて
　おりますが…。
　此れは、TVの情報番組で、注意喚起の放送をされておりました。
　何方の二次小説ネタも、掲載して於いて、こう言う事を言う事は如何かと思います
　が…。
　真似は、為さらない様に、お願い致します。
　また、此の様な事案を、二次小説ネタとして、使用させて頂いております事をお詫び申
　し上げます。
　関係者各位　様、勝手致しております事をお詫び申し上げます。
　但し、桜子の言葉として、『T4の企み』を記載せずに於いております。
　此方は、ご想像にお任せします。
　掲載不可の情報ですので、ご了承願います。＞