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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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まだ、知らない世界…<つかつく>  2.




【桜子の回想…。】


そして、先輩が、大学の4年間を全うして、卒業した。


其の大学生活の間にも、先輩は、秘書検定の資格を取得する等…。
先輩は、先輩にとって、必要と思われる資格を、手当たり次第、取得して居た様子だった。



そして、私は、英徳高校卒業後、英徳大学に進んだ。


そして、英徳大学に進んでいたF3にとって、其の当時の事は、不思議だった様だ。


何故なら、英徳高校を卒業した先輩が、其のまま、F3とは、音信不通と成り、英徳学園内では、姿が見えなく成ってしまったのだから、当然と言えば、当然だった。


だが、F3から呼び止められた私は、先輩の事を訪ねられても、先輩の行方は、“知らない…。”と、押し通していた。


F3も、無理には、先輩の行方を知ろうとはして居ない様子だった。


何故なら、一番、辛いのは、先輩だという事をF3は、知っているからだったなのだろう。



其れに、其の当時の私は、F3…処では無く成って居た。


何故なら、今まで、先輩と、一緒に住む様に成って、色々な事が起き過ぎて…。
一言では、言えない状況だったのだ。


“ほんと、先輩って、色々な事を運んでくる方ですよね?
 良い意味でも、悪い意味でも…。”と、私は、思って居た。



先ずは、私のお祖母様が、先輩と進君を気に入ったのだ。



道明寺さんのお母様…。
所謂、道明寺HD 社長が、先輩に仕打ちされて居た当時のお話しを…。


私が知り得る限りの道明寺さんのお母様が先輩にされた嫌がらせ(仕打ち)の過去の悪行全てを、私は、私のお祖母様に、事前に、お話しして於いた。


お祖母様は、驚愕為さって居た。


“高校生の少女にするべき行為ではない‼”と…。
“怒りを覚える…。”とまで、仰られていた。



実は、道明寺さんのお母様の郷と言うのが…。
三条家と同じ、『旧 華族』出身なのだ。


其れ故、お祖母様は、怒りを覚えられたのかも知れない。



其れからのお祖母様は、先輩と進君を、“孫だ。”と、仰る様に成った。


そして、お祖母様の知り合いで在る 企業の役員 や 其の奥様 や 其のご両親にも、お祖母様は、学生だった頃の先輩を紹介して居た。


そして、其の何方もが、先輩を気に入られた様子だったのだ。



其の事から…。


一人の企業経営者の方から、お祖母様を通じて、先輩に、“企業を起こすべきだ‼”と、お話しが有ったみたいだった。


其のお話しでは、“どの企業経営者も、先輩を手助けしない方は居ない‼”とのお話しだったそうだ。


お祖母様は、先輩には、“私(わたくし)が、後ろ盾に成るから、遣って視なさい‼”と、仰られて居た。


先輩に其のお話しが有った時は、先輩は、まだ、大学3年生だった。


だからって、訳では無いだろうけど…?
先輩は、相当、悩んでいた様子だった。


でも、決心が付いたらしく、お祖母様には、報告していた。


「遣って視たいと、思います。
 何処まで出来るか分かりませんが…?
 宜しくお願いします。」


先輩の其の姿に、お祖母様は、大層、喜ばれていた。


そして、先輩は、起業した。


先輩が、大学4年生の時の事だった。



唯、厄介な事も有った。


お祖母様が、ご紹介された企業経営者の役員 や 其の奥様 や 其のご両親から、息子や 孫息子を先輩に紹介したがる様に成って来て居た。


勿論、お見合いの話しも有ったりした様子だった。


でも、先輩は…。


「お一人の方とお見合いをすれば、全ての方のお見合いをお受けしなければ成らなく成り
 ます。
 また、結婚のお話しを承諾する気も無いのに…。
 無闇に、お見合いのお話しだけをお受けするのも申し訳無いと思います。
 ですので、全てのお見合いのお話しをお断り下さいましたら、有り難いです。」


と、先輩は、お祖母様に、お話しされていた。


お祖母様は、悲しそうだったが…?
思い直した様子だった。


「そう…ね。
 こういう事は、難しい問題だから…?
 初めから、お受けしない方が、いざこざが起きなくて宜しいかも…ね。」
「はい。」


先輩は、お祖母様が、了承してくれた事を、心底、ホッとしていた様子だった。



だが、私は、先輩のそんな様子を観て居て、推測していた。


“先輩は、まだ、道明寺さんの事を好きなのではないのか?”と…。



そして、先輩が、起業した会社に、私は、先輩の秘書の様な役割で、仕事を手伝う事に成った。


“しっかりして居て、私(先輩)にとって、良いも悪いも言えて、私(先輩)を引っ張って行ける桜子が、私(先輩)には、必要だ‼”と、先輩から、言ってくれたからだった。



そして、私は、優紀さんをも誘った。


何故なら、私一人で、先輩を支える事は難しいと判断したからだった。


やはり、『動(どう)の二人(先輩と私)』だけじゃなく、『静(せい)の優紀さん』も必要だと、私は、思ったからだった。



私は、優紀さんを誘って於いて、何だが…。


“3人(先輩と優紀さんと私)で、一緒に居る事は、大丈夫だろうか?”と、少し、不安に思って居た事も事実だった。


だが、其の後、時が過ぎて行けば…。
意外と、良いメンバーだと思った私だったのだ。


『三人寄れば文殊の知恵』とも、言うし…ね。




<此の二次小説『まだ、知らない世界…<つかつく>  2.』は、『まえがき』でも、
 お伝え致しておりました通り、昨年(2019年)1月27日 0:10に綴っておりました。
 其れ故、其の当時は、現在(2020年)よりも、短く綴って居た様で…。
 編集を掛けても、文字数を増やせない場合も在り、此の二次小説『まだ、知らない世
 界…<つかつく>  2.』も、短めに成っております。
 此の後以降の『まだ、知らない世界…<つかつく>』は、短めに綴って居る話番も在ろ
 うかと思いますが、了承下さいました成らば、幸いに存じ上げます。
 宜しくお願い致します。
 また、以前にも、或る二次小説作家様の二次小説ネタとして、【楓が『旧 華族』出
 身】や、【『動』とか、『静』とか】という二次小説ネタを記載されていた二次小説作
 家様がお出でだったかと思います(2019.10.10頃の事だったかと思います。)。
 此れは、決して、真似をした訳では無く、2019.1.27 0:10の時点で、妄想して居
 た二次小説ネタと成りますので、記載されておりました二次小説作家様に於かれまして
 は、了承願います。
                    お詫び掲載日…2020.2.16 21:00>

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