tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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T4の企み【懊悩(おうのう)≒ OH NO‼】…<F4&T4>  2.




桜子の考えに、同調したT3は、『コト』の決行に向けて、慎重に行動していた。


一番、桜子にとって、“ヤバいかも知れない。”と、思って居るのは、やはりのつくしの事だった。


つくしの事に関しては、一番、敏感で、直ぐ察知する司の事…。
司は、つくしの事に成ると、異常を察知する能力に長けて居たのだった。



だから、桜子は、悟って居た。


“道明寺さんには、バレるかも知れない。”と…。



だが、『コト』を決行すると決めたT4…。
何故なら、今までに、T4だけで、何処かに旅行すると言う事は、稀な事だったのだ。


出来れば…。
“T4だけで、旅行したい‼”と、言う事が、T4 それぞれの願いだったのだ。


其れが、『T4の企み』だった事は言うまでも無い。



そして、いよいよ、明日に作戦決行するという日に成って、桜子は、滋にLINEを送って居た。


桜子は、不安で仕方なかったのだ。


『滋さん…。
 先輩…大丈夫でしょうか?
 道明寺さんにバレて、明日、“来れなく成った。”って、言って来ないですよね?』


滋も、其処が心配だった。
何故なら、つくしのお相手は、あの司なのだから…。


『大丈夫か如何か?
 明日に成って視ないと、何とも言えないと思うんだけど…。
 でも、今此処で、桜子と何を言ってても、仕方ないでしょ。
 だから、つくしの健闘を祈ろうよ‼』


桜子は、不安しか残って居ないのだが…。
滋に同調の返答を返して居たのだった。


『そうですね。
 では、明日…。』


で、滋と桜子は、取り敢えず、明日と言い聞かせて、眠りの途に就いて居たのだった。



そして、出発の朝が、遣って来たのだった。


此の日は、土曜日だった。


実の処、T4は、土日を利用して、一泊旅行の計画を立てたのだった。


何故なら、土曜日のF4は、それぞれの家業の仕事に向かうからだった。


本来なら、大学生と成って居た滋にしても、つくしにしても…。
家業を手伝う身なので…。
仕事の筈だった。


だが、滋の父親で在る 大河原グループ 大河原社長が、つくしの父親で在る 牧野コーポレーション 社長の晴夫に、直談判して居たのだった。


其れは、滋の意向だったのだ。


だから、つくしは、つくしの父親で在る 晴夫から、許されて居たのだった。


勿論、「此の件は、内密に願いたい。」と、大河原社長から、牧野コーポレーション 社長の晴夫に、伝えられて居たのだった。


滋の父親で在る 大河原グループ 大河原社長は、娘の滋に、泣き就かれると、途端に、優しく成るらしいのだ。


此れで、T4にとって、『コト』の決行に向けて、準備は整って居たのだった。



で、大河原家のリムジンで、滋は、T3を迎えに行く事に成って居た。


そして、無事、T4は、近々、大河原グループが開業する予定のホテルに、到着したという訳だったのだ。



だが、リムジンに乗車して直ぐの桜子は、つくしに、訊き出す事は忘れて居なかった。


「先輩…。
 道明寺さんには、バレてないでしょうね?」


つくしは、桜子からの信用性の無い自分自身が可愛そうに思えていた。


だから、桜子には、悪態を突いて居たつくしだった。


「ちょっと、其れって、如何いう意味よ?」


桜子は、またしても、呆れて居たのだった。


「先輩…。
 自身の事ですよね。
 先輩は、嘘が付けない性格でしょ⁉
 だから、道明寺さんにも、バレ易いって、意味ですよ‼」


つくしは、思いっ切り、不貞腐れて居た。


だが、滋と優紀は、同じ事を思って居た。


“つくしと桜子(さん)…。
 どっちが、年上、何だか…?”と…。



でも、そう言い乍らも、幼少期の頃より、幼馴染で親友の4人…。
リムジンの中は、それぞれのお相手のF4から、解放された解放感に、燥いでいた。


リムジンの中は、すっかり、寛ぎムードに成って居たのだった。


だから、此れから起きるで在ろう状況を、想像して居ないT4だという訳だった。


其れは、T4の中で、一番しっかりして居る桜子さえも、同じだったのだ。



そして、一方のF4は、ここ最近のそれぞれのパートナーの様子に、疑問を持って居たのだった。


だから、様子を視ようとしていたF4だったのだ。



そして、或る時…。
T4の計画を知ったF4だったのだ。


何故、バレたかというと…。
其れは、『火の無い所に煙は立たぬ』と言う事だった。


所謂、一早く、司が気付いたのだった。


やはりの携帯からだった。


桜子が、懸念して居た通りだった。


桜子にとって、“此の作戦なら、大丈夫‼”と、いう認識が在っての事だった。
否、筈だった。


だが、其処は、つくしだった。


桜子の様には、上手く立ち回れないと言う事なのだろう。



なので、T4が、F4の気配を感じる事は、ホテルに到着した其の後の、もう暫くしてからの事だったのだ。



なので、F4は、大河原グループが、近々、開業予定のホテルに遣って来るまでの其れまでの太陽が上がっている間の一時(ひととき)だけが、唯一のT4のリラックスタイムに成った事は言うまでも無いのだった。



そして、F4は、仕事を、至急、遣り上げて、道明寺家で落ち合って、道明寺家のリムジンを走らせて、大河原グループが、近々、開業予定のホテルに向かって居たのだった。


なので、其の道明寺家のリムジンの中では、大河原グループのホテルに着いた後…。
如何するかの作戦会議の場と成って居たのだった。


F4という寄り、司と類は、完全に、不貞腐れて居たのだった。


何故なら、司と類は、それぞれのパートナーに、放って行かれたという認識だったのだ。


司と類が、同じ理由で、怒って居る事は、あきらには、分かって居た。


だから、あきらは、苦笑いだった。


総二郎は、優紀が言い始めた事では無いという認識だったので、“T3に、連れて行かれただけだろう。”と、理解していた。


だが、優紀なら、“俺(総二郎)に話ししてから、行く筈だろう。”と、思って居た。


なのに…。
総二郎には、何も言わずに行ってしまった優紀に対して…。


“優紀には、俺は、信用性がねぇのか?”と、総二郎は、優紀に言いたかったのだ。


だから、総二郎が、拗ねていたと言う事は、総二郎からすれば、当然の事だったのだ。



其処は、あきらには、総二郎の気持ちは、理解出来て居たのだった。
何故なら、あきらも、総二郎と同じ意見だったのだから…。

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