tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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T4の企み【懊悩(おうのう)≒ OH NO‼】…<F4&T4>  3.




近々、開業予定の大河原グループのホテルに到着したT4は、取り敢えず、部屋に案内された。


それぞれ、一人部屋を用意されていた。


で、4人で喋る時は、誰かの部屋に集まって、喋る事にして居た。


そして、着いて早々では在るのだが…。
早速、大河原グループご自慢の温泉が湧く露天風呂に入る事にしたのだった。


T4は、「きゃーきゃー」と、燥ぎ乍らの露天風呂…。


特に、滋と桜子は、露天風呂に浸かり乍ら、つくしと優紀を襲うかの如く、つくしと優紀の身体を擽って居た。


そうとはさせぬと、つくしと優紀も、滋と桜子を擽り始めていた。


そして、露天風呂を堪能したT4は、滋の部屋で、寛いで居た。



そして、夕方頃と成り、そろそろ、ディナーの時間と成った。


「ディナーは…ね。
 バイキングに成ってんだよね。
 皆で、楽しもうよ。」


つくしと滋にとっては、大好きなバイキング形式でのディナーだと言う事を、滋から聞いたつくしは、此の日一番の燥ぎ様だった。


此れには、優紀と桜子は、呆れていた。


実の処を言うと…。
滋も、ディナーを堪能する気満々だったのだ。



そして、此の日から、配属と成ったスタッフが、T4を呼びに来たので、T4で、連れ立って、バイキングが用意されているホテルのダイニングに向かって居た。


暫くの間…。
T4だけで、バイキングを堪能して居る所に、何やら、ロビーが騒がしく成って居た。


桜子は、寒気を感じていた。


“まさか…(=OH NO‼)だよね?”と、思わずには居られない桜子だったのだ。


だが、其の “まさか…?(=OH NO‼)”と、言う事態に、此の後のT4は、陥ってしまうのだった。



F4は、ロビーに到着する成り、司が叫び始めていた。


「つくし、出て来い‼
 此処に居る事位ぇ~。
 分~ってるんだぞ‼」


桜子は、はっきり、司の言葉を聞き取って居た。


だが、司のパートナーで在る つくしは、目の前の料理に舌鼓を打って居る最中で、ロビーで起こって居る事等、気にも留めて居なかったのだ。


桜子と言えば…。
更に、背中に『虫唾が走る』様なモノを感じていた。


で、桜子は、心の中で、つくしに叫んでいた。


“やっぱり、先輩…。
 道明寺さんに、バレてるじゃないですか?”と…。



で、ロビーでは、大河原グループの当ホテルの支配人に成る予定の男性が、F4に対応していた。


開業前に、不祥事が有れば…。
自分自身の身が危ぶまれると危惧しての事だった。


「如何為されましたでしょうか?」


で、“此のままでは、F4自体が悪く思われるのじゃねぇか?”と、考えたあきらが、此の男性に対応して居た。


「今日、此処に、女性の4人組が来ませんでしたか?」


支配人は、無闇に、会わせる事も躊躇われる為…。
あきらに、訊き出し始めていた。


「其の方々とは…。
 どの様なご関係でしょうか?」


なので、あきらは、紳士的に、対応していた。


だが、あきらは、“大河原グループのスタッフの割には、俺等 F4の事を知らねぇのか?”と、思った事は言うまでも無い。


司と総二郎とあきらなら、まだしも…。
滋の彼氏で在る 類の顔も知らない此の支配人に呆れるあきらだった。


「ああ、此れは、失礼しました。
 此処にいるのは、其の4人の女性の彼氏ですよ。
 所謂、婚約者と言っても、過言じゃないですね。」


そして、あきらは、F4の一人ひとりを紹介し乍ら、T4との関係性を伝えていた。


「此方は、道明寺HDの後継者の道明寺司…。
 牧野コーポレーションの(ご)令嬢の牧野つくしの婚約者です。」


で、支配人は、司に、頭を下げていた。


「で、此方は、花沢物産の後継者の花沢類…。
 御社の大河原滋の婚約者ですよ。」


此のあきらの言葉には、驚愕顔に成って居た大河原グループの当ホテルの支配人に成る予定の男性だった事は言うまでも無い。


実は、此の事実を知らされて居ない大河原グループの当ホテルの支配人に成る予定の男性だったのだ。


だから、仕方が無いと言えば、仕方が無かったのだ。


だが、類に頭を下げる事を忘れては居なかった支配人だった。


「で、此方は、西門流 次期家元の西門総二郎…。
 華道 花咲流 次期家元の松岡優紀の婚約者です。」


支配人は、総二郎に頭を下げていた。


「で、私は、美作商事の後継者の美作あきら…。
 旧 華族 三条家のお嬢様の三条桜子の婚約者です。」


支配人は、あきらに、頭を下げていた。


だが、支配人は、F4の素性を聞き、名の知れた家柄の後継者ばかりなので、粗相の無い様に務める事を誓っていた。


また、此の事は、スタッフにも、申し伝えられていた。



で、あきらは、支配人に、確認していた。


「ところで、4人は来て居るんですか?」


支配人は、戸惑い乍らも、F4に返答していた。


何故なら、支配人は、考えて居た。


“もしかすると…。
 お嬢様方(T4)は、此の方々(F4)から、お忍びでお越しに成って居るのやも知れな
 い。
 だが、此の方々(F4)を怒らせる事の方がヤバいかも知れない。”と…。


だから、支配人は、F4に返答して居たのだった。


「はい、いらっしゃいます。
 お呼び致しました方が宜しかったでしょうか?」


此の支配人の言葉に、苛立ちを隠せないで居る司は、あきらを制止して、支配人に返答して居たのだった。


「否、構わねぇ‼
 こっちから出向く。
 居場所を教えてくれ‼」


支配人は、司の威圧感に負けて、返答してしまって居た。


「ダイニングルームに、いらっしゃいます。」


なので、司は、慌てて、ダイニングルームを目指していた。


司に続いたのは、他でも無い。
類と総二郎とあきらだった。



此れからのT4は、危うし…。
と言う事は否めないだろう。

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